文章全体から、“必死”に探すのがコツ
設問ではよく次のような問題がありますよね。
-----線「○○○○」とありますが、~~ですか。
例えば、こんな問題です。
例)-----線(4)「自然の中で育った花」とありますが、そうではない花というのはどういう花だと筆者は言っていますか。文中から3文字で探しなさい。
この問題で、多くの子はまず-----線(4)の辺りの文を読んで、3文字の言葉を探そうとします。しかし、それでは3文字の言葉はみつからないことが多いです。
実は、この問題には2段階のことを求めているのです。
第1段階:「自然の中で育った花」ではない花とはどういう花か。→「人の手によって育てられた花」
第2段階:「人の手によって育てられた花」を言い換えている3文字の言葉を探す。
多くの文章では、筆者は同じことを、何度も言い換えて、くりかえし述べることで、より強く伝えようとします。その言い換えの言葉を理解しているかという問題なんですね。
ですから、
「---線とありますが~」の---線の前後だけを探すのではダメなんです。
まずは、「自然の中で育った花ではない花」の意味をしっかりと捉え、その意味の3文字の言葉を文章全体から探すことが大切です。
テストでは、時間が限られています。焦るとこの「3文字の言葉」がなかなか見つからなかったりするのですが、私がよくアドバイスするのは、コレ↓↓
「文章全体から、“必死”に探すのがコツ!!」