第9341回「中咽頭癌、入院31~34日目、MSコンチンによる睡魔とステロイド効果」
第9341回は、「中咽頭癌、入院31~34日目、MSコンチンによる睡魔とステロイド効果」です。本日は。4日ぶりに雨の上がった日になりました。「雨中の散歩には、雨降りなりの風情があるさ」と思いつつ散歩していましても、長雨が続きますとさすがにうんざりします・・・・。
今回は、主に服用している鎮痛剤などの効果と副作用について、備忘的に書いておきたいと思います。
1. MSコンチン・・・・ 6月13日から、従来のオキシコンチンに代え、日量120mgを朝晩2回に分けて服用しています。確かに痛みは減じているのですが、副作用としては、断続的にかなりの眠気に引きずり込まれています。
2. デカドロン(ステロイド剤)・・・・ 6月8日から、日量2mgを朝昼2回に分けて服用しています。主目的は気道の確保です。効果としてはっきり自覚できるようになったのは6月13日頃からです、、痰がすっきり除去できるようになりましたし、一回当たりの呼吸量も格段に上がったと実感できます。副作用もなく、私にとっては魔法のような薬になっています。当面、期待できるのではないでしょうか。
3. オプソ・・・・ レスキュー(緊急、補助)用として、5mg内服液を2本ずつ飲むことにしています。しかし、効果が実感できません。ただ、ステロイド効果により、レスキューとしての意味合いが低下していることも事実です。週明けにも、主治医に相談したいと思っています。
メモ的な日記として、この間の病状などを簡単に記しておきます。
31日目、6月17日(水)・・・・ 少雨ながら、今日から雨中の散歩が続くことになりましたが、病状としては小康状態です。
ところで、某テレビ局のT支局が、「ホスピス病棟の看護師」をテーマにドキュメント番組を企画しているそうです。女性スタッフが、今夜の夜勤に常時張り付くという方式で、事前取材に来ていました(来週から正式に撮影)。
32日目、6月18日(木)・・・・ 小康状態が続いています。気温が上がらないため、厚手のジャケットで散歩しました。
33日目、6月19日(金)・・・・ 小康状態です。今夜、ある患者が亡くなりました。患者本人とは面識ありませんが、24時間にわたり看護されていた奥さんとは、早朝のラウンジで何度か顔を合しています。献身的な看護に頭が下がる思いがしました・・・・。翌朝、蔭ながら見送りさせていただきました。
私が偶然御遺体を拝見した機会は、ホスピス棟に入院して以来、5人ほどいます。何度お見送りしても、厳粛な気分にさせられる体験です。もちろん、その間に鬼籍に入られた方は、倍以上おられるはずですが・・・・。
34日目、6月20日(土)・・・・ 小康状態が続く中、姪と姪の孫ふたりと郊外のシネコンに行ってきました。映画につきましては、回をあらためてレビューを書きたいと思っています。
最近、浴場の鏡を見まして気になっているのが、下腹部のふくらみです。これまでにはない現象です。原因は、鎮痛剤服用による便秘であることは間違いないと思います。今さら体型を云々(うんぬん)しても、まったく無意味なのですが・・・・。
(追記) 決して愉快な内容ではありませんが、ブログテーマ「ガン日記」に興味がありましたらアクセスしてください。