第9325回「中咽頭癌、入院26~30日目、鎮痛剤はMSコンチン120mg、オプソ10mg」 | 新稀少堂日記

第9325回「中咽頭癌、入院26~30日目、鎮痛剤はMSコンチン120mg、オプソ10mg」

 第9325回は、「中咽頭癌、入院26~30日目、鎮痛剤はMSコンチン120mg、オプソ10mg」です。この5日間の病状について、メモ代わりに簡単に記すことにします。


26日目、6月12日(金)・・・・ 5時に起きましたが、さほどの痛みはありませんでした。そのため、レスキュー(緊急用)としてのオプソ5mg内服液の服用は見合わせました。日中は小康状態を保っています。


27日目、6月13日(土)・・・・ わたしの入院している病院では、土曜日の御前中は平日勤務ですので、主治医と話し合い、オキシコンチン日量120mgからMSコンチン120mgに切り替えました。服用は本日の夜からです(午前午後の各8時に、60mgずつ服用)。


 『 MSコンチンは、モルヒネの徐放製剤の商品名である。主に疼痛を管理するために用いられる。モルヒネには薬剤以外にも、様々な形状のものがあり、日本では塩野義製薬がムンディファーマ社と提携して、製造、販売を請け負っている。


 水分を吸ったモルヒネが徐々に溶け出す、いわゆる徐放作用のある薬剤のため、効果が長く持続し、1日に薬を何度も服用する煩わしさから解放される。・・・・


 中枢神経系のオピオイド受容体に作用して痛みを抑える効果がある。特に、各種がんの激痛を抑えるのに用いられる。元々がんの痛みを抑えるには、モルヒネの粉薬や水薬があるが、これらは効き目は速いものの効果が持続せず、従って患者は1日に何度も薬を服用しなければならなかった。


 これが負担となる患者もいたため、平成元年(1989年)になって、モルヒネがゆっくりと溶け出す(徐放作用)MSコンチン錠が登場した。 』(ウィキペディア)


 また、試行的に、レスキューとして使っているオプソについては、就寝時に5mg服用し、覚醒時に同量飲むことにしました。


28日目、6月14日(日)・・・・ 5時に目が覚め、オプソ5mgを服用しましたが、効果がなかったと言うのが実情でした。本日の午前、事前に連絡があったとおりに、家族が見舞いに来ました。また、夕方には、友人家族の御招待で某ホテルのビアガーデンに出かけました。


 飲酒につきましては、一般病棟とは異なり、節度の範囲内であれば、黙認されています。ただ、飲もうと思いましても、鎮痛剤の影響もあり、すぐ眠くなりますし、炎症も起こりやすくなりますので、さほど飲んでいないと言うのが実情です。


 むしろ、このビアーガーデン会場での不愉快な出来事が、多少の議論を呼び起こすことになりました。その出来事とは、ホスピス病棟内では日常的に見られる光景ですので、回を改めて取り上げたいと思います。


29日目、6月15日(月)・・・・ MSコンチンの副作用として、微熱とは関係なく眠い状態が続いています。午後、自宅に戻るために、3時間ほど外出しました。外出時には、レスキューとしてオプソを持参しています。


30日目、6月16日(火)・・・ 早朝から小雨が降り続いています。起床時の6時にレスキューとして倍量(10mg)を飲みましたが、さほどの効果がなかったと言うのが実情です。いましばらく様子を見たうえで、主治医に相談したいと考えています。


(追記) 決して愉快な内容ではありませんが、ブログテーマ「ガン日記」に興味がありましたらアクセスしてください。

http://ameblo.jp/s-kishodo/theme-10081936925.html