第9294回「中咽頭癌、入院18~22日目、オキシコンチン増量、ステロイド剤の服用」 | 新稀少堂日記

第9294回「中咽頭癌、入院18~22日目、オキシコンチン増量、ステロイド剤の服用」

 第9294回は、「中咽頭癌、入院18~22日目、オキシコンチン増量、ステロイド剤の服用」です。入院から3週間が経過しました。入院生活も定着してきました。起きている間は、普段着にジャケットを羽織り、ベッドに入る時だけパジャマに着替えています。


 この5日間の病状について簡単に記すことにします。

18日目、6月4日(木)・・・・ 切迫した「息ができない」などの症状は出ず、平穏な1日でした。ですが、オキシコンチンの増量効果は消えてつつあります。服用の2時間前と効果の出る1時間後までは痛みがピークに達します。特に、寝起きは最悪です。


19日目、6月5日(金)・・・・ 自宅マンションに用事がありましたので、他の用件とあわせ3時間ほど午後の時間帯に外出しました。病状はほぼ前日と同じです。


20日目、6月6日(土)・・・・ 寝起きの症状を緩和するために、オキノームを6時20分と7時40分に服用しました。思ったほどの効果がなかったと言うのが実感です。週明けに、苦痛緩和につきましては、主治医と相談することにしました。午後、外出許可を取って、姪に連れられ映画「予告犯」を観てきました。


21日目、6月7日(日)・・・・ 寝起きに一時、「息が止まる」前兆を感じましたが、すぐに収まりましたので、オキノームの服用は見合わせます。以降、痛みを感じる時間が増えているものの小康状態です。


22日目、6月8日(月)・・・・ 午前3時55分頃、目が覚め、息の止まる症状の兆候がありました。オキノームの服用とかナース・コールも考えましたが、わずか数分で収まります。


 偶然、定時巡回中の看護師が来ましたので、面倒をかける結果になりました。15分後と6時45分に再度チェックのために部屋に来てくれました・・・・。


 「息の止まる」時の症状は、睡眠時無呼吸症候群をイメージすると分かりやすいと思います。違いは無呼吸症候群が睡眠時に起きるのに際し、私の場合は、覚醒状態で無呼吸の症状になることとです。結構ホラーです・・・・。


 断続的にそのような症状が起きていることから、オキシコンチンの増量(日量80mgから100mg)と併せ、ステロイド剤「デカドロン」(日量2mg)を朝昼2回に分けて服用することになりました。かつて風邪薬成分としてステロイド剤を飲んだことがあったかもしれませんが、本格的な服用は今回が初めてです。


 期待効果としては、気道の確保と消炎効果です。しばらく観察が必要かと思います。一方、副作用につきましては未知数です。


 ところで、私が入院している病院のホスピス病棟の特徴を記しておくことにします。

1. 全室個室です。

2. プライバシー保護の観点から、室名表示欄に、入院患者の氏名は記されていません。

3. 女性患者の衰弱を考慮し、病室内に鏡は置かれていません(そのため手鏡を借りています)。


 ところで、10月16日のブログにこう書いています。『 (主治医から)「前にも言いましたように、入院から1か月以内でほとんどの人が亡くなっています」とのことでした。 』と書いていますが、入院時期が早まっていますので、亡くなりますのはもう少し先のことかと思います。


(追記) 決して愉快な内容ではありませんが、ブログテーマ「ガン日記」に興味がありましたらアクセスしてください。

http://ameblo.jp/s-kishodo/theme-10081936925.html