第9142回「中咽頭癌 オキシコンチン増量の副作用はなし、ただし体重減少、寝起きは最悪」
第9142回は、「中咽頭癌 オキシコンチン増量の副作用はなし、ただし体重減少、寝起きは最悪」です。昨年(2014年)5月26日からブログテーマとして取り上げてきた「ガン日記」も50回となりました。「余命6カ月、長くて半年」と言われていましたので、正直、この時点まで生きているとは想像もしていませんでした・・・・。
ただ、今年に入ってからは自覚症状が顕著になっています。
① 寝起きの症状・・・・ 先月まではベッドから起き上がる際、意識することはありませんでしたが、この10日ほどはゆっくり起きるように心がけています。痰(たん)が喉にからみ息苦しく感じられるからです。気道も確実に狭まっていると思われます、
また、従前はマグカップ一杯のコーヒーが至福の時でした。飲み終わるころまでには、喉の痛みを感じなくなっていたからです。ですが、最近では長く痛みが感じられます。
② 息苦しさ・・・・ 窒息感とまではいきませんが、寝起きとか歩行中、特に激しい動きの直後には喉が鳴っているのが自覚されます。耳の痛みも、日によって波がありますが、顕著になっています。
③ 微熱の継続・・・・ 週末には37.5度の熱が出ていました。熱が出ていますと、鎮痛剤との相乗効果で、ただひたすら眠くなります。そして、パソコンに向かおうとか本を読もうとかいう気力は消え失せます。一方、37度前後でしたら、陽だまりのネコ状態です。実に気持ちがいいのです・・・・。
④ 体重の減少・・・・ 一時、48.5キロまで回復していた体重も45キロまで落ちました。発病後の最低が43キロですので、次第に余裕がなくなっています。
⑤ 食事の際、喉が閉塞・・・・ 今月になって何度か経験しているのが、わずかずつしか口に入れていない食べ物が、時に喉を通過しなくなったことです。その際、水も通しませんので、一度もどすことにしています。
そのため、レストランなどでは食事がとれなくなりました。行ったとしても、他人の死角になるテーブル席以外では遠慮しています。
ところで、先週から鎮痛剤オキシコンチンを20mgから30mg(1日、40mgから60mg)に増量しました。顕著な副作用はなく、それなりに効果はありますが、痛みがゼロではありません。それでも、生活の質をある程度確保できています。
(補足) 月末最後の通院日に、医療費を集計することにしています(70歳以上では、1/3)。ところで、国保負担額につきましては、私の保険料だけでは十分でなく、ほとんどは若年層が負担している計算になります。化学療法とかオペを希望していましたら、一桁上の数字になったはずです。ただ、鎮痛薬の費用が次第に高くなっているのも事実です。
2014年 5月 41000円(検査費用がほとんど)
6月 7000円(鎮痛剤費用がほとんど)
7月 10000円( 〃 )
8月 6000円( 〃 )
9月 12000円(検査費用、鎮痛剤費用)
10月 11000円( 〃 )
11月 8000円(鎮痛剤費用がほとんど)
12月 10000円(検査費用、鎮痛剤費用)
2015年 1月 8000円(鎮痛剤費用がほとんど)
2月 18000円(検査費用、鎮痛剤費用)
3月 21000円( 〃 )
4月 17000円(鎮痛剤費用がほとんど)
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計 169000円(国保負担額≒394000円)
(追記) 決して愉快な内容ではありませんが、ブログテーマ「ガン日記」に興味がありましたらアクセスしてください。