日曜日に百里基地に行ってきました。

ここは、首都防空の要の基地で、茨城空港に隣接しています。

迫力もあり、自衛官の方もとても親切で、感激しました。

ブルーインパルスです。編隊飛行は素晴らしいです。

並外れた才能と努力を感じました。

曽野綾子さんの『人間にとって成熟とは何か』を読んでみました。

その中で、「権利を使うのは当然」とは考えないという章を読んで、考えさせられました。

野田聖子さんのお子様についての事です。

障害を持って生まれた子で、何回も手術を受けているそうです。

 

もちろん、軽々に言えることではないが、曽野氏は、自分の息子が、高額医療を、国民の負担おいて受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、感謝が全くない点を違和感を持っていると。

 

私も、医療業界に身を置いてきました。同じ感想を抱いた一人です。

 

以前は、老人医療は窓口負担がない時代がありました。今は、所得や生年月日あるいは、割合は異なりますが、負担があります。

湿布薬の70枚制限もできました。

高い保険料を払っているのだからとか、「もらわなきゃ損よ」的な発想が、巨額の医療費に繋がる部分もあるのではないか。

 

不運や病気は当人の責任ではない場合も多い、があえて言うなら、税金や保険料を原資する以上、社会の仕組みが、多くの人の存在のおかげで動いてることは、片隅に入れておかないといけないのでは。

11月11日に社労士試験の合格発表がありました。

4.4%ですか、昨年よりはアップしましたが、難関でしたね。

私としては、もう少しシビアにしても良いのでは…

救済が多すぎますね。

 

金曜日に商工会議所主催のセミナーに出席しました。

『多様な働き方に対応した賃金・報酬制度づくり』というテーマでした。

 

結論からいうと、時間外労働に対し、手当を多く払いすぎている企業が多い。

女性管理職といっても肩書きに過ぎない例が多い。

高齢者活用といっても、本人も能力を活かせていない、若手からも「何もしていない」ように見える。など

 

一例では建設会社で現場で女性を活用すると、男性が働きやすくなったと。

何故かというと、現場がとてもきれいになり、仕事がしやすくなるそうです。

 

一億総活躍社会といっても、法整備はまだまだです。

あと、電通問題など、規模を問わず、労基署は怖いそうです。