ジャイアンツファンとしては、待ちに待った日がやってきました。
ジャアインツの左のエース、内海選手が一軍のマウンドに戻って来ました。
一昨年の序盤は中々勝てず(後半は持ち直した)、昨年はケガでわずか2試合の登板で、心許無いファンからは、給料泥僕だの引退せよなど、言われてましたが、若いローテーション投手陣を精神的に引っ張れる選手が、これからの戦いに必要になってくるはずです。
そのためにも、頼もしい左腕の復活が待ち望まれていました。
復帰登板が地方球場となった内海選手。
元々、地方球場には強かったので、復帰登板の場所としてはまずまずだったのでは?
でも、復帰登板は東京ドームで見たかったです。
それは次のお楽しみということで。
内海選手ですが、序盤こそ持ち味のランナーを出すけど、粘りのピッチングで点を与えませんでした。
その投球を後押しするようにで、村田選手のホームランで先制。
村田選手も、ぱっとするシーズンを遅れずに、内海選手同様、給料泥棒と揶揄されていた選手。
似たような境遇の選手の一発で援護してくれました。
この1点を守ろうと粘っていましたが、5回に同点に追いつかれました。
やはり三周り目を迎えると、抑えるのは難しくなるのかなぁ?
球数も100球近くになりますしね。
続く6回に逆転を許してしまい、もう1点追加された所で降板となりました。
6回途中でKOされたととるか、6回途中までゲームを作ったととるか、首脳陣にはどう映ったのでしょうか?
僕個人としては、後者の方だと思います。
とにかく打線の沈黙が問題。
抑えてるうちに点を取って上げなきゃいけない。
2,3点とって入れば、もう少し楽に投げられたのでは?と思います。
ベテランの復活登板を、打線が盛り上げないとなぁ。
逆に厳しい言い方をすれば、1点を守れるのがエースの証明という見方もできますが・・・
話は変わりますが・・・
今日の試合で、府に落ちない点が一つ。
6回表の1アウト2,3塁の場面。
1塁ゴロで3塁ランナーが本塁に突っ込み、一塁手が捕球後、本塁に投げました。
タイミング的にはアウトなので判断としては間違って無いのプレイです。
その時、キャッチャーの小林選手がタッチに行った際に、ランナーが大きく回りこんでタッチを避けました。
その後は小林選手がタッチする手を上手く避けてセーフになりました。
まぁ、小林選手のタッチの仕方は懲罰モノのタッチでしたね。
しかし、問題はランナーの回りこみ方。
小林選手はルール通りに本塁を空けて、タッチに行きました。
それを避けるためキャッチャーボックス付近まで、大きく膨らんでいました。
これはオーバーランになるんじゃないの?と見ていて思いました。
解説の水野さんも同じ事を言ってまいた。
まぁ、『解説者なんだから、それくらい勉強しとけよ!』とは思いましたが・・・
すかさず由伸監督が抗議に出て来ました。
審判団が集まりビデオ判定になりましたが、ところが審判が抗議の意味を理解していない。
由伸監督は、オーバーランじゃないのか?という抗議でしたが、審判団はタッチをしてるかどうかの判定を促したとして、セーフの判定を下しました。
もう一度、抗議に出ましたが、オーバーランではないという説明をしているようでした。
今年からコリジョンルールが適用となり、本塁上でのクロスプレイの醍醐味が減りました。
ランナー三塁の場面での、ゴロゴーが当たり前のようになっています。
今日のようなプレイが有りなら、キャッチャーがベースを空けているのにタッチを掻い潜るために、大きく膨らんでベースタッチをするのが有りとなると、ますます面白みがなくなります。
まぁ、タッチにいった小林選手のプレイが、お粗末だったのは否めませんが。
もうちっと何とかならないもんですかね。
それと、もう一つ・・・
今年のジャイアンツの投手で流れを止める選手がいない。
昨年であれば、宮國選手が相手の流れを止めるピッチングをしていましたが、今年の宮國選手は、こういう場面での失点が目立ちます。
リードされた場面を最小失点で食い止め、流れを変える選手が出てこなければ、ゲーム終盤の接戦に持ち込めません。
これまで、この役目を田原選手が担ってましたが、ここに来て登板過多が響いてか精彩を欠いてます。
首位にいるとはいえ、磐石ではないジャイアンツ。
テコ入れする部分はまだまだあると思います。
何はともあれ、内海選手が帰ってきた事は大きいと思います。
今日は勝てませんでしたが、次回登板では勝ちをもぎとってもらいたいです。
それから、打線の奮起にも期待します。
内海選手の復帰の喜びの余り、久々に絵文字無しの長文となりました。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
内海さ~ん、次勝ったらサインの解禁お願いします!(結局、これかい!)