ジャイアンツの8番の系譜は、高田繁氏から始まったと言っても過言では無いと思います。
高田氏(1968年)を始め、原辰徳氏(1981年)、仁志敏久氏(1996年)と3代続けて新人王を獲得しました。
特に、ON引退後の4番を長らく務めた功績に対し、原氏の現役引退時には背番号8を永久欠番にというファンの声が多くありました。
原氏の功績を称え、球団は準永久欠番とすることにしました。
・・・が、その年のオフにドラフト2位で入団した仁志敏久氏に、背番号8を与えました。
準永久欠番の話はどうなったんだ?(今でも疑問。無かったことになったの?)
仁志氏の引退後は、谷佳知氏、片岡治大選手と、他球団からFA移籍した選手が背負うようになりました。
この辺りは、原氏が監督をしていたという事情もあったと思います。
原氏が監督をしていない現在、片岡選手以降は、どのように扱われるのかに興味があります。
世代もあるでしょうが、ジャイアンツの8番といえば、高田氏以降を思い浮かべる方が多数を占めるのでは無いかと思います。
その8番の系譜をバットで見て行きましょう。
左から、高田氏、原氏、仁志氏、谷氏、片岡選手です。
偶然なのでしょうが、なぜか、皆さん、ミズノのバットです。
(片岡選手は試合では、アディダスのバットを使ってたと思います。)
グリップエンド。
G8の刻印が入っています。(見えませんが・・・)
上から、片岡選手、谷氏、仁志氏、原氏、高田氏。
高田氏はグリップエンドに、マジックで8と書いてあります。
個別に見ていくと・・・
まずは、高田氏のバット。ミズノのロゴがローマ字です。
原氏のバット。
ネームが入っている事から、現役終盤の頃だと思います。
コミッショナーマークが刻印されてますね。
裏側には・・・
サイン入りです
原氏は、バットを握った時に見えるように、グリップエンドを下にサインを書きます。
仁志氏のバットです。
NPBマークなので、現役中盤以降ですね。
こちらも裏側には・・・
こちらもサイン入りです。
ん~~~??? 仁志氏のサインはわかんない
谷氏のバットです。
ミズノのロゴが、ランバードのロゴに変わっています。
こうやって見ていくと、バットの変遷がわかりますね。
裏側には・・・
サインがありますが、谷氏はトップを下に書いてます。
銀ペンのサインは取り扱いに注意しないと、サインが擦れてしまいます。
片岡選手のバットです。
こちらは練習用というか、お試し用のバットだと思います。
ネームが入ってないんですよね。
裏側です・・・
見難いと思いますが、バット先端に横向きにサインが入ってます。
こちらは、以前のエントリーで書いた時にいただいたサインです。
さて、バットで背番号8の系譜を見て行きました。
高田氏以降を、背番号8の系譜として書きましたが、それ以前にも名選手を輩出しています。
初代の水原茂氏、白石敏男氏、平井三郎氏等。
他にもいらっしゃいますが、白石氏の7年が最長で、いずれの選手も短期間しか8番を着用していないんですよね。
なので、初めて10年以上着用した高田氏を始めとして扱いました。
原選手の影響が多分にありますが、僕は8番って好きです
それぞれに受け継がれグラウンドを躍動する背番号8。
(現在の8番が躍動しているか、ちょっと疑問がありますが・・・)
次はどんな8番が出てくるか、そしてどんな活躍をするか楽しみです。
個人的には、原氏の永久欠番にして欲しかったのですが・・・