2年近く前の事になりますが
手術の時の事を書きたいと思います。


2017年の10月に手術をしました。


手術をするまでは
スーテントで治療していて
腫瘍が全体で1割程小さくなっていましたが
スーテントの副作用で
白血球、血小板がかなり下がってしまい
続ける事が出来なくなり
手術しましょうかと、主治医からお話がありました。



私の病気の状態と、
手術するならばこんな感じになるでしょうと
主治医から言われた事を
メモしたものを、そのまま載せます。




9/4手術説明。

他臓器に転移はなし。

肝臓向かって右側に、主に6つの腫瘍。

左側に、26個の腫瘍。

右側は腫瘍のみ摘出。

左側半分の肝臓切除。

一度には不可能、肝不全で死に至る為、2期的手術。

一度目、膵臓の原発腫瘍切除、

肝臓左側のクリーンナップ手術、

右側肝臓静脈の門詰め手術。

左側肝臓が再生し、

40%を超えたら肝臓右半分切除手術。

肝臓再生しない場合、2回目手術不可能。

大変大きな手術になる。





こんな説明でした。




10月末に入院が決まり手術となりました。



ここからは入院中に書いていた日記を

見て思い出しながら書きます😂



スーテントでの副作用の影響で、

硬膜外麻酔は合併症のリスクがあると言われ出来ませんでした。



朝の8時に手術室に入り、

出てきたのが17時頃だったようです。



予定では2回に分けて手術をする予定でしたが、

思っていたより表面の方に腫瘍があったとかで、

1度の手術で済みました。



原発の膵臓はもちろん、

肝臓の目に見える腫瘍は全て取ったり焼いたり?

してくれたようです。


予想より腫瘍が多く、

大きいものから小さなものまで

全部合わせて40個近くあったと言われました。



手術後は2日間ICUに入っていました。

傷口の痛みが凄すぎて意識が朦朧としながらも

痛い痛いとずっと言ってた気がします。


起き上がってみようか、座ってみようか、

と言われ、チャレンジしてみるものの

体を起こすだけで目眩と吐き気で何も出来ませんでした。



3日目に観察室に移動出来て、

4日目にはわりと頭がスッキリして起き上がる事が出来、少しだけ歩いたのを覚えています。

この日に一般病棟に移れました!



手術後、2週間程37~38度の熱がずっとある状態で、

先生達も、何からくる熱なのか、、、と不思議がってました。



ドレーンも1本だけずっと抜けなくて、

脂質の漏れだったかな?

ちょっと忘れちゃいましたが、

白い濁った液体がずっと出続けて


脂質制限の食事になり、

その後絶食になり、、、

少し元気になってきてからの絶食は

本当にキツかったです。




主治医には人の3倍の手術だから

これくらいは想定内だから頑張れ〜としか

言われず。笑



結局、もう治療がないと言われ、

子供達の事もあるし帰れるならすぐにでも退院したかったので

ドレーンを付けたままの退院となりました。



自然と液も出てこなくなり、

ドレーンが外れたのは、1月初めでした。

それまで2週間に1回の通院でした。




手術の傷痕は、

臍の上をTを逆さまにしたような感じで

それぞれ15~20cmくらいかな?、、、です。




思い出しながら書きましたが、

私のメモや日記自体が、数字とか、

間違えてるところとかたぶんあると思います😂



何かしら、参考になればと思います✨