本記事では、#StayAnicomプロジェクトの情報を随時お伝えしていきます。
https://mag.anicom-sompo.co.jp/12568
■#StayAnicomへの想い
アニコムでは、新型コロナウイルスに感染してしまったペットの飼い主さまとペットたちを救うために本プロジェクトを立ち上げました。 飼い主さまが隔離施設で生活をする間や入院の間、そのペットを無償でお預かりいたします。
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■お預かりする際の流れ
感染を拡大させないためにも、預け主はペットとの接触を最小限にするようお願いします。
準備するもの
ペットを移送する人が用意します。
ペットの情報
新型コロナウイルス感染症だけでなく、自然災害などで避難するようなケースに備え、ペットの情報を手帳などにまとめておきましょう。
・名前 ・生年月日 ・性別(避妊去勢しているか)
・トイレの好み(猫砂・屋内外) ・食事の内容(種類・量・回数)
・水飲み(器の素材、飲水器使用) 飲水量
・既往歴(いつ、どんな病気にかかったか。現在の投薬内容)
・最終予防接種日 ・性格(怖がり、男性苦手など)
移送者の準備
1.動きやすく、洗濯できる服の上に防護服(雨がっぱ、レインコートでも代用可)を着用します。
2.マスクを着用します。
3.メガネやゴーグルを着用し、くもらないことを確認します。
4.ゴム手袋を二枚重ねで着用します。以降、顔や皮膚の露出したところを触らないようにします。
預け主から移送者への受け渡し
1.移送者は、預け主の自宅に到着したら、空のケージをドアの外に置き、その場から5メートル程度離れ、預け主に到着の連絡をします。
2.預け主は、マスクとゴム手袋を着用した状態でドアの外に出て、ケージを取り、ドアの中へ戻ります。
3.預け主は、ペットをケージにいれ、しっかりと扉が閉まっていることを確認したうえで、ケージをドアの外に出し、移送者と反対の方向へ5メートル程度離れます。
4.移送者は、ケージを車へ運び、積む前にケージの外部を消毒シートで拭きます。(持ち手の部分を中心に1分以内を目安にします。)
5.ケージを触った手袋で触れた車の部分も消毒シートで拭き、ケージをラゲージスぺ―スに乗せ、消毒シートをゴミ箱に捨てます。
6.内側の手袋に触れないようにしながら、外側の手袋を外してゴミ箱に捨てます。ゴミ箱の内袋を縛って閉め、さらに外袋を縛って密閉します。
7.施設に向け出発します。
■猫ちゃんのお預かりの流れ
猫ちゃんは、ワンちゃんと比べるとおうちが大好きで、環境が変わることがストレスになってしまいます。猫ちゃんのストレスができるだけ少なくて済むように、以下の流れでお預かりするケージになじんでもらいます。
1.猫ちゃんが施設に到着次第、施設の担当者はクレートの持ち手など必要な箇所を、消毒液を浸した綿などで拭い消毒を行います。
2.クレートの取っ手にひもなどを取り付けます。
3.クレートの鍵を少しあけた状態で、クレートの扉が、預かり用ケージの扉以外の壁に向かうように置きます。
4.ケージの扉をしっかりと閉めます。
5.ケージの隙間からクレートの取っ手につけたひもを優しくひっぱり、クレートの扉と壁の間に空間を作ります。
6.クレートの扉が開き、猫が自由に出られることを確認します。
7.2階部分にごはんとお水を設置し、3階部分に柔らかいクッション・座布団等を設置します。
8.すべての扉が閉まっているか、空調等の温度設定、風が直接当たっていないか、直射日光が当たり急激に暑くなるような場所ではないかを最終確認します。
9.猫ちゃんの写真を撮影し、アニレセクラウドにアップロード。コメント欄にお預かり担当者、お預かり時間などを記入します。
10.猫ちゃんの様子に応じて、ケージに目隠しをかけ、ゆっくり過ごせるようにしてもらいお預かりの流れは完了です。
■お預かり中も、私たちはいつだって繋がっている!
お預かり中のペットの様子は、日本最大のカルテ管理システム「アニレセクラウド」で管理されます。闘病中の飼い主様は、「アニレセクラウド」を通じていつでもペットの様子を確認することができます。