柴犬に好発する遺伝子疾患
GM1ガングリオシドーシス
GM1ガングリオシドーシスとは
脳や神経の機能に異常がみられる病気です。
バランス感覚がなくなり、脚を引きずって歩くようになります。
また、運動時に震えがみられます。症状が進行すると、
様々な刺激に敏感となり痙攣を起こしたり、逆に無反応となったりします。
5~6ヶ月齢までに発症し、通常13〜15ヶ月齢までに死に至ります。
【遺伝性疾患とは】
遺伝性疾患とは、遺伝子に変異が起きて引き起こされる病気のことです。変異した遺伝子は、親から子へ引き継がれることによって病気も引き継がれていくのです。
純血種のどうぶつでは、限られた地域の中で、同じ品種のどうぶつの繁殖を繰り返すことにより近親交配が進み、変異した遺伝子が固定され、その犬種の発症しやすい遺伝性疾患となります。
遺伝性疾患には「単一遺伝性疾患」「多因子遺伝性疾患」などがありますが、基本的に遺伝子検査で変異の有無を判別し診断ができるのは「単一遺伝性疾患」です。
現在、様々な遺伝子検査が行われるようになり、動物病院ですでに発症している病気の確定診断に用いられています。また、子が遺伝性疾患を引き継ぐことを予防する目的で、繁殖に供するどうぶつの検査に用いることもあります。純血種のどうぶつでは、限られた地域の中で、同じ品種のどうぶつの繁殖を繰り返すことにより近親交配が進み、変異した遺伝子が固定され、その犬種の発症しやすい遺伝性疾患となります。
遺伝性疾患には「単一遺伝性疾患」「多因子遺伝性疾患」などがありますが、基本的に遺伝子検査で変異の有無を判別し診断ができるのは「単一遺伝性疾患」です。
繁殖時の注意事項
- 繁殖される場合はあらかじめ親犬のガングリオシドーシスの遺伝子検査をお勧めします。
劣性遺伝する病気で、アフェクテッドの場合のみ発病します。
父親・母親の遺伝子病検査を行い、 - 適切なブリーディングを行えば「GM1ガングリオシドーシス」を発症する仔犬は生まれません。
さくら、大福、もみじの3兄妹の
おとうさん犬、おかあさん犬は親戚関係でした。
再発行してもらった血統書で明らかになりました。
近親交配 です![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
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適切なブリーディングとは
近親交配にならないよう
血統管理された繁殖
という事ですよね?
繁殖前の遺伝子検査と、交配犬双方の血統を確認してください。純血種だけを見ないでください![えー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/011.png)
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柴犬の
GM1ガングリオシドーシスは
防げます‼️
![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
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柴犬のブリーダーさん。
交配を考えている柴犬オーナーさん。
そばにいる柴犬がどんな遺伝子を持っているか、ご存知ですか?
クリア? キャリア?
傷ついた遺伝子をもっている可能性がある柴犬は、交配には向きません。
どうか、私たち柴犬3兄妹のような
この子たちのような柴犬を二度と出さないでください。
こんな想いをする飼い主さんが、今後現れませんように![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)