高知県安芸市出身のサッカー審判員の名木さんがワールドカップブラジル大会の審判に選ばれたニュースを観ました。。
凄い事ですよね。。
僕は世界基準スポーツのサッカーを元にスカッシュバレーを語る事が多いですが、審判についてもサッカーを手本にしたいと思ってます。。
ただ、サッカーは相手選手と触れるコンタクトプレーがある事と、制限時間内をプレーが流動していきます。。
スカッシュバレーと比べるのはかなり無理がありますが、学ぶ事は多いです。。
審判によってかなり試合自体が変わってきます。。
試合は選手だけが作るものではなくて、審判も一緒に作るという意識が大切です。。
ただスカッシュバレーにおいては現状、選手兼審判という形は崩す事はできず、選手意識と審判意識の差が大きすぎる方が多いですね。。
単純に普段の練習でボールは使っても笛やフラッグは使わないでしょう?
ましてや他のチームの試合の審判なんか興味ないという方もいるでしょう。。
審判する態度を見ればわかります。。
中には審判自体が苦手で、際どいジャッジになったら嫌だなぁ・・・なんて方もいるでしょう。。
こんな事がもう何年も続いてきたのがスカッシュバレーです。。

僕なりの改善策はかなり前からあるんですが非常に困難なものでして、連盟と別に審判協会のようなものを設立しないといけません。。
これはメジャースポーツでは当たり前の事なんですがね。。
スカッシュバレーにもプロでは無いにしろ、連盟等が認める審判員を作る事が必要ですね。。
誰もが文句言えないではなく、言いようの無い審判委員。。

僕は相手チームが断らなければ、全て主審をさせていただいてます。。
優秀な審判員を育成する講習会がスカッシュバレーには無いので、独学で審判技術を学ぶしかありません。。
だから出来る限り主審をして勉強しています。。
というのも、自分が20年近く大会に出場をしてきて、数えきれないミスジャッジを受けた事や、決勝等の大きな大会で審判を任されるようになった事等が要因で、スカッシュ界の審判制度を変える事は容易ではないけど、まず自分がトップレベルの審判員になる事は可能かなと思ったのです。。

まずは集中力を自分の試合以上に持つ事を心掛け、体をしっかり動かしてボールや選手の動きを見る事。。
高圧的でなく絶対的な判断を心掛ける事。。
連盟のルールブックに反したハンドシグナルであっても、選手にわかりやすいハンドシグナルに変えたり、笛のみで声は出してはいけないと教わったけど、選手の様子に応じて声で伝えるようにする事。。
一番難しく大切なのは試合のリズムを作る事。。
予選と上位戦では試合スピードが違います。。

笛の吹き方1つとってもどちらかのチームに優位にならないように、それでいて機械的にはならないように気をつけます。。
機械的であった方が昔は良かったと思っていたんですが、試合は生モノだから機械的では面白くない。。
審判が試合を盛り上げる事も出来るし、観てる人にも楽しんでもらえなくては一流ではない。。
かといって目立ち過ぎてはいけないし、結果を変えてしまってはいけない。。
このバランスのとり方が非常に難しく、そして面白いんです。。

予選なんかであれば僕の笛が遅い!と思う方も。。
しかし、サーブレシーブ側がちゃんと態勢が整わない状態では吹かないし、逆にサーブレシーブ側の遅延には早めに吹くし。。
でも上手い選手は必ず審判と目が合いますし、目を合さなくても審判を感じてサーブを打ってますね。。
試合をする選手側から見ても審判と上手に向き合う事、または「味方にする」ではなく「敵にしない」事は大切です。。

まぁこんなに語っておいてお前のジャッジは大した事ない!と思う方もいるでしょう。。
けど自分としてはゆうちゃんなら信頼できるわ!と思えるようになってもらえたら、ジャッジによるトラブルも近くにいれば対処できるんじゃないかなぁと。。
そしてそういう頼れる人が増えればもっと良い審判の未来に繋がるんじゃないかなぁって。。
それを公式にするならやはり連盟等が認める審判員を作る事。。
単純な講習会で資格を与えるんではなく、長期プランでスペシャリストを作る事が必要ではないでしょうか。。