牛田智大 ピアノ・リサイタル | ♡ ゜* メロンのおもいでのーと * ゜♡

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日々の出来事やお出かけの記録などを綴っています。
プライベートな内容が多いため、アメンバー記事にしています。



2017年5月27日(土) は、牛田智大 ピアノ・リサイタルに出かけました。13:30 開演、愛知県芸術劇場 コンサートホールです。



プログラム

リスト:愛の夢 第3番
ショパン:ノクターン ハ短調 op.48-1
ショパン:幻想即興曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ
シューマン/リスト:君に捧ぐ(献呈)
リスト:ラ・カンパネラ
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調



満席だったそうです。
まるちゃん情報より♪



牛田くん、以前にテレビでは見たことがあったけど生演奏を聴いたのは初めて。



当時は子供の演奏って感じだったけど…17歳とは思えない安定感と鳴りにびっくりビックリマーク



さすがモスクワ音楽院のジュニア・カレッジ在籍だわ。師事した先生でこんなにも変わるものなんですね。う〜ん、すごいわ(≧◡≦) 



ショパンはフランス人やポーランド人が弾くショパンではなく、ロシア人が弾くショパンって感じ。熱い情熱溢れるショパンで、歌い回しもロシアっぽい。



特に素晴らしかったのが、バッハ/ブゾーニのシャコンヌ。冒頭は凄みがあると言うかその厳格な響きに鳥肌が立ちました。また、スタインウェイのフルコンのボディが2倍も3倍も膨らんだような豊かな音で、特に低音の重厚な響きが心に残っています。圧巻の演奏でした+゜。*(*´∀`*)*。゜+    



リストのソナタの前には、曲についての解説もして下さいました。



ゲーテのファウストの登場人物4人のテーマを弾きながら解説。



ファウスト、メフィスト、神、女性(マルゲリータ)そして、その他に時折入るナレーションのようなテーマ。それぞれがどう変化していくかを楽しみながら聴いてみて下さいと。



ユーモアを交えたトークも良かったです♪



演奏時間30分強もの作品をまとめるには、構成感が必要だから、そのための分析も完璧なのですね。


アンコールの中ではラフマニノフが特に素晴らしかったです。



この曲は、ラフマニノフがアメリカに渡ってから作曲した最後の曲。
ラフマニノフのDes:は特別な調性で、祖国への想い、ロシアの温かさを象徴すると言われています。
愛する祖国を想い、帰りたくても帰れなかったラフマニノフの心情。きっと牛田くんは、その辺りも全て理解して演奏されてるのだと思いました。



いい演奏会でした(*´◡︎`​*)   



深々とお辞儀する姿が謙虚で、育ちの良さを感じさせるところも、応援したくなるポイント♡♡



牛田くんの今後の成長が楽しみですし、また聴きたいピアニストです♡◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡