>>>少年サッカーで栄光を勝ち取り、親子で幸せを手に入れたいあなたへ
こんにちは
サッカーインストラクターのたかです。
今回は自分の力を試合で
最大限に発揮する方法について
お話させていただきます。
言い換えるならば
試合で絶好調を維持するための方法です。
絶好調で試合に臨み、
絶好調の状態でプレーし続けることは
普通の選手の99%は不可能です。
だから試合に出ている選手のほとんどが
100%の力を出し切れていません。
多くの選手は
70%くらいの力で戦っています。
だからこの秘技を知ることで
あなたの息子さんは、
1人だけ100%の力でプレーできるようになり
大きなアドバンテージを得ることができます。
絶好調の要因については
大きく分けて2つあります。
それは
フィジカル面とメンタル面です。
まずフィジカル面とは、
体の状態のことです。
つまり、
足の疲労の蓄積度や
お腹の状態、(空腹・満腹度や朝の大便の有無など)
さらには怪我の有無や状態などのことです。
これらの一つ一つの要素が
フィジカル面の状態の良し悪しを
決定づけています。
ただしこのフィジカル面については
少年サッカーにおいて
選手間の差はほぼないと言えます。
基本的に悪い状態の選手は少なく
良い状態を保てているのが
普通となっています。
そしてもう1つの大きな要因が
メンタル面です。
メンタルとは精神のことであり、
気持ちの部分のことです。
よくプロの選手がインタビューで
“気持ちで絶対負けないように頑張ります。”
“死ぬ気で勝ちに行きます。”
“落ち着いて試合に臨みたいです。”
などとコメントしているのを
聞いたことがあるかと思いますが、
まさにそのことです。
スポーツ界ではよく
“最後は気持ちが勝敗を分ける。”
という言葉を耳にします。
この言葉が有名な理由は、
まさにこれが絶対的真実であるからです。
実際、メンタルの状態が
プレーと密接に関わっているのです。
しかしまだまだ多くの人は
メンタルが重要だと理解していません。
ほとんどの人は、
“メンタルはプレーに影響しない。”
と思っています。
メンタルがプレーに影響を与えると
思っている人も中にはいますが、
その影響は小さいものだと
考えている人ばかりです。
まして、試合を大きく変えるものだと
思っている人など
ほとんどいないのです。
しかし実際は
メンタルの状態が
ゴール3点分を左右しているのです。
メンタルの状態が、
一つ一つのプレーの精度を
大きく変えているのです。
ここで注目してもらいたい
ポイントが一つあります。
メンタル面はフィジカル面と違って
ほとんどの選手が悪い状態である
ということです。
スポーツの世界ではミスがつきもので
試合においてもミスの連続なのです。
ほとんどがミスで成り立っています。
そして選手の頭にミスは鮮明に残ります。
成功したことに比べ、失敗したことは
より強く脳に残るので、
何もしなければ悪いイメージだけが
残り続けることになります。
“あそこでシュートを打っておけばなぁ…”
“あの場面でトラップをちゃんとできていたらなぁ…”
“味方を信じてゴール前に走っていたらなぁ…”
といった後悔の念が
試合中ずっと残るのです。
そうしてほとんどの選手は
否定的な後ろ向きの脳が形成され、
落ち込んだ精神状態となってしまうのです。
このように
ほとんどの選手が悪いメンタルで
試合に臨んでいることが最大のポイントです。
今回僕が伝えたい秘技は
このメンタル面に関することです。
メンタル面で最高の状態を
維持する方法を習得してもらいたいのです。
あなたの息子さんが一人だけ
メンタルを試合中ずっと
絶好調に保つことで
ライバルとの差は歴然です。
周りのライバルたちが知らないからこそ
秘技の価値が大いにあるのです。
逆にこの秘技を知らなかったら
試合中どんどん否定的なメンタルになり
失敗が増えることになります。
指導者の評価も一気に下げてしまい、
ベンチの生活からはぬけだせないままに
なることは間違いないです。
その秘技とは、
“プラス・セルフトークマジック”
です。
プラスの発言を繰り返して、
肯定的な脳をつくりだすことです。
脳を肯定的な前向きな状態にすることで
自然とメンタルも良い状態になります。
先ほど述べたように、
脳は試合中どんどん否定的な
マイナスなものになっていきます。
セルフトークだけで脳を
前向きに変えれるのか?
と思った方もいるかも知れません。
しかしこれは事実で、
セルフトークによって
メンタルを操ることができるのです。
脳の仕組みは
① 脳への入力
② 扁桃核の判断
③ 脳の出力
で成り立っています。
試合の中でまず失敗のプレーをしたとします。
例えばゴール前でパスをもらって
シュートを打つためにトラップをしたのだが、
大きくなってしまって相手にカットされた
という場面を想定しましょう。
この失敗のプレーがそのまま脳に入力されます。
そして次に扁桃核と呼ばれる部分が
作動します。
この扁桃核というのは感情を左右します
脳に入力されたことに対して
“最高だ!”
“ここからが勝負だな!”
“ワクワクする!”
というように肯定的に
判断するのか、
あるいは
“やばい、どうしよう。”
“どうせ無理だ。”
“つらい、もうだめだ。”
というように否定的に
とらえるのかを
決定します。
今回の例の場面で言うならば、
普通の選手なら
“とんでもない失敗をしてしまった。”
“もう2度とチャンスは来ないかもしれない。”
“コーチや味方に怒られるのではないか。”
などといった判断を下し
マイナスの感情を生んでしまうでしょう。
これは脳に入力されたことに対して
過去の経験が大きく作用するからです。
正確には、入力されたことを
過去の経験に基づいて吟味し
その判断した結果を出力することになります。
過去の経験に基づく以上、
失敗のプレーをした時に
必ずマイナスの出力が出ます。
過去の練習で
失敗は大きく評価を下げるものだと理解していたり、
ゴールできるチャンスは少ないことを知っていたり、
失敗したときにコーチに怒られたり、
したことを実際の場面で脳は思い出し
そのマイナスの感情を出力ししまうのです。
ここでセルフトークを使って
扁桃核の判断をごまかすのです。
過去の経験を脳が判断材料にする前に
セルフトークを脳に言い聞かせ、
扁桃核がセルフトークの内容に基づいて
判断をするように促すのです。
プラスのセルフトークで
扁桃核が常に前向きな判断を下すように
仕向けるのです。
これがまさに
“プラス・セルフトークマジック”
です。
だからどんな時も前向きな
出力ができるようになる秘技、
“プラス・セルフトークマジック”を
身につけて欲しいのです。
ではどうやって身に付けるのかということですが、
プラスのセルフトークを
強力なものにすることが
まずは重要になってきます。
強力にするとは具体的にどういうことかというと、
例えば
“こういう窮地を待ってました!”
“さぁここからが勝負だ!”
“やってやろうじゃないか!”
などの自分のお気に入りの
プラスセルフトークを見つけます。
それを練習の場面で良いプレーをした時に
必ず発言するようにします。
それをすることで、そのセルフトークを試合中使った時に、
そのセルフトークの言葉の良い意味内容だけでなく、
過去の良かったプレーと結びついたものを
扁桃核の判断材料にさせることができるのです。
そのため扁桃核は
その強力なプラスイメージ材料から
どんな落ち込むようなマイナス入力があっても
必ずプラスに出力できるようになるのです。
では早速、
日常生活でも意識してください。
良かったことがあれば
その時に自分のお気に入りの
プラスセルフトークをしてください。
良いイメージと
お気に入りのプラスセルフトークを
とことん結び付けてください。
これがメンタルを絶好調に保つ
最大の秘訣となります。
それでは最後までお読みいただき
ありがとうございました。