これはムサビや芸大というより
タマビのある種の特徴でもあるのだけど
仮にタマビの中で
3学科を併願したとしましょう
そこで、
デッサンとデザイン(色彩・平面・視覚表現)の
大体2種目があると思います
デザイン科なので
デザイン科が求める基礎的デッサン力と
カタチや色に対する感度をみるためです
入試の前まで、
予備校から言われたり、自分自身でも
例えば「わたしはデッサンが得意だ!」と思っていても
いざ、点数開示をみてみると
ある科ではデッサンの点数が極端に低かったり
すごく微妙な点数がついていたり
苦手なはずのデザインの方が点数が高いということがあります
そして勿論、得意なデッサンが満点が付いている科があったりもします
受験時代(といっていいのかな?)は
みなさんはタマビ・ムサビといった大学別にしか
意識をわけていないと思います
だけど、実際の入試の採点では意外と細かく
採点者側の求めるもの+好き嫌いは激しくあります
実力以上に過大評価されてラッキーで受かる人
基礎的造形力は十分にあっても、嫌われて点数がつかない人
そこが、デザインやデッサンという
偏差値のように一概に数値化できないものの面白さでもあるのですが
それはやはり採点者側である
教授のことや、その科がどういうものを求めているのか?
というデータなりなんなりを指導者側が持っていないとならないわけです
ムサビだからこういうのでいいんだよ
タマビだからこういうのが点数がつく
とか、そう簡単なものでもないわけです
在学生の90%以上多摩ムサに合格させ
それはそういった細かい差異に対しての
数値化出来るデータ+
教授も人間ですので、
その人達のその時の心情や機微を読む必要があり
それが大体出来るという自信があるから
「合格保証制度」なんてものを本院ではつけられるわけです
あの科では評価されたのに
この科ではまったく評価されなかった
多分、成績開示をみた皆さんには
いろんなモヤモヤがあると思います
もう1年、トライしたいという方は
入試の再現をしっかりとやって
見せに来て下さい
それはなぜそのような点数になったのか、
というのを論理的に説明して進ぜます
なんとなく「ダメだったね~、来年頑張ろう!」みたいなものはちょっと
あれだと思いますよ・・・・
多分、今年度も同じ結果
かもしれません
なんていう所感というかひとりごとです
合格がしたいのであれば、
そして合格の先の何か(自分が本当にやりたいこと)をつかみたいのであれば
まだ5月ですので間に合いますよ
先生が親切だから
慣れているから
友達もいるから
家から近いから
新しい環境が怖いから
実際受かった人もいるし
等、言い出す人は
まあ、その、あれです・・・
気になったら電話かメールフォームからご相談下さい
お気軽に