最近HDMIケーブルを

オーディオクエスト カーボンに加えて

FIBBR PURE3を追加購入しました。

 

スピーカー ワーフェデール ダイアモンド230のジャンパープレートを自作のジャンパーケーブルに替えました。

 

どちらも確かに音質、画質が上がっているのはわかります。

ですが、

以前ほどのはっきりとした変化は感じません。

 

質が上がっているのは頭ではわかるのですが、

音に関しては、

語弊があるかもしれないですが、

つまらないと感じてしまいます。

 

それはどういうことなのかと

自分なりに考えてみました。

 

オーディオを購入しはじめたときは、

当然質が悪いものからオーディオグレードに替えるので、

驚きも感じますし、

満足感も高いです。

 

それはスタート地点がマイナスだからです。

 

ここから色々なオーディオグレードの

ケーブルやプレーヤーなどを追加、交換していって質が高まっていきます。

 

仮にスタート地点をマイナス100だとすると、

マイナス80とか70だったり、

どんどん数値が上がっていきます。

 

ですが数値が上がっていくほどに、

だんだん数値が上がりにくくなることになります。

 

テストで20点から80点にあげるのはそんなに難しくありませんが、80点から90点以上に上げるのは大変なのと一緒です。

 

0地点はどういう位置づけなのか。

自分が思うのは、

人が実社会で見えている景色、聞こえている音そのもの。

リアルそのものの感覚を感じれる地点だと思っている。

 

プラスに振れるとは、

’現実離れした’いい音、いい画質ということ。

 

現実には程遠い汚い音、画質

     マイナス

      ↑

    リアルな音、画質

      0

      ↓

     プラス

現実離れしたいい音、画質

 

こんな感じでオーディオの今の立ち位置(グレード)が

評価できるんじゃないかと思っている。

 

その考え方で自分が今どの立ち位置にいるのかというと、

0地点くらいになっているんじゃないかと感じている。

 

汚い音からプラスの方に上がってきているときは、

音がキレイになることが実感できて満足感があるだろう。

しかし、

どんどん0地点に近づくにつれ、

現実と大差ない質が感じられるようになると、

現実とのギャップが限りなく少なくなって満足感をほとんど感じなくなる。

 

自分が今つまらないと感じているのは

こういうことなんじゃないかと思っている。

 

画質、音質とも自分が実社会で感じている感覚と

ほとんど変わらないので、

つまり自然すぎて感動や満足感を感じなくなっているんじゃないかと。

 

この感覚を感じるということは

おそらくミドルクラスの域には到達していて、

これから先の現実離れしたいい音、画質を求めるなら

ハイエンドクラスも考えなくてはいけないくらいのところまできているのではと考える。

 

ハイエンドにいけばおそらくプラスの領域までいけるのだろうが、自分は0地点で十分。

 

自分の立ち位置を説明する為に

こういう物差しを作ってみたけど、

オーディオには色々ないい音、楽しい音があるから。

別にリアルじゃなきゃダメとかそういうことはないから。

 

でも耳に不安のある自分には

いい方向に進化していると思っている。

リアルな音、画質は疲れづらいはずだから。

たくさん作品が楽しめるのが一番いい。