と昔宇多田ヒカルが歌っていた。
人は大抵病んでいる時、占いに頼りたくなる。
私も離婚云々のときに占いによくお世話になった。
その時お世話になった占い師さんが2人いるのだけど、今考えてもこの2人の占いはすごかった。
一応タロットを引いたり、手相をみたりしてくれるのだけど、それ以外の自己啓発的内容も話してくれたし、だからといって壺とかを売りつけるわけではないし
あと普通に法律的な助言もしてくれた。
正直お値段以上だったと私は感じていて、とても感謝している。
最初、再構築を願っていたので、そのためにこうしたらいいとかああしたらいいとか助言してくれた方の助言は今思い出しても間違えてはいないし、その人は占いというより人間として私を助けようとしてくれていた。
ただ、私が鬱状態で言われたように上手く立ち回れなかったし、元夫も今思えば正気ではなく、次々とありえないことをしてきた。
行政の人に経過を話したときに、ものすごくびっくりされ、ポツリと「酷すぎますね」と呟かれたときにハッとして、初めて、やっぱり元夫のしていること、ひどいんだ。と気付いたくらい私も判断力が落ちていた。
なのでその占い師さんも、最初は再構築について助言してくれていたけれど、途中からは、それは酷すぎる、もういいんじゃない?みたいな流れになったような気がする。そして鬱状態から抜け出す方法や、足元を固めていく方向の助言に変わって行ったし、それはすごく役に立った。
もう1人の占い師さんは、最初から、別れた方がいいことたくさんあるよ!大事にしてくれる人にも出会えるし、子供も幸せになるよ!とゴリ押しだった。
それはそれで、あんなに自信があるのすごいな。と今でも思う。
でも多分、今のところ当たっているかも。
去年、程度は低いかもしれないけど、ちょっとした論文もどきをまとめて学会に参加させてもらった。
その会場で出版社のかたと名刺交換をし、寄稿依頼を受け、マイナーな雑誌に記事を掲載してもらった。その成果を少し前に表彰してもらった。
大した学歴があるわけでもない、普通の主婦だ。
あのまま離婚してなければ、パート主婦のまま、全力で働くこともなかった。
学会なんて一生出ることもなかったし、原稿料をもらう経験もなかった。
娘がどうなるかはまだわからないけれど、離婚しなかったら得なかったことがたくさんある。
だからあの、2人の占い師さんのことをよく思いだす。
あれは占いなのか?とも思うけれど、2人の言っていたことは今のところ当たっているし、やっぱり世の中にはシャーマンみたいな人いるんだなぁ。ということと
それを引き当てた私、強運だな!
ということ。
2人ともに言われたのが、目上の人に良くしてもらう。だったのだけど、本当その通りだし、あのときはそんな運いらねぇ!と思っていたけど
めちゃくちゃ大事な運でした
感謝しかないです。