ケアマネジャーの職能団体に加入していまして、出水支部の理事もさせていただいています。
その関係で、公式HPの“理事のつぶやき”というコーナーの順番が回ってきたので書いたものを転載します。
理事のつぶやき
もっとブログも更新しないとな~(汗)
12月16日に、とある会場で介護職の専門性というテーマで30分ほど話をしました。
これを聞いていたのは、医師、歯科医、薬剤師、PT、ケアマネジャー、介護福祉士、医学生、介護福祉コースの学生、大学教員、記者、経営コンサルタントと、主に医療・介護関係の多職種が約20名です。
これは、月イチで集まり色んなテーマで話し合う「鹿児島医療介護塾」というグループの活動なので、ほとんど顔見知りです。
内容は、特養入職~意識の変化~介護職の専門性って?~独立してやり遂げたいこと、というものです。
で、最後に「他職種が求める介護職の役割とは?」「こんな介護職とチームを組みたい」というテーマでディスカッションをしていただきました。
出た意見はというと、、、
・医療分野の専門家とコミュニケーションを図れるようになってほしい。
・家族や他の人には言えないことを引き出す能力を求める
・最低限の介護技術は必要
・人との関わりの専門家であること
・その人の生きがいややりがいを共に探し続けること
・できないことを支援するサポーター
・生きがいを取り戻すためのアイデアや実現計画を作れるプランナー
・本人のきづかないことを助言するアドバイザー
・その人の今を深く知る他者、声を拾う専門職であってほしい
・ADL介助の達人。身体介助のレパートリー・バリエーションを豊富に持っている。
・裏付け(理論)のある介護を求める
・他職種と繋がる共通言語
・観察力と洞察力、情報収集能力
・センサー、受容体であること
・細かな変化に気づける観察力
・他職種(医師、PT、看護師等)が知りたいと思うことを、介護を通じて情報収集してほしい。
・他職種のことを理解しようとしてくれること、意見をくれること
・患者は弱い立場、同じ目線で代弁できること
・コミュニケーション能力
・フラットなチームケア
・利用者さんに対する馴れ馴れしい発言は改めてほしい
・できなくなったことを代わりに行える存在。
・医療・看護・地域へ繋げるチカラ
と、このような感じでした。
これは介護職にとって貴重な意見ではないでしょうか?
とてもおもしろかったです(^^)
また、先に挙げたようなメンバーの中で(元)介護職が介護職の話をするというのはなかなかないシチュエーションなので、貴重な経験をさせていただきました。
さて、その会合では他職種向けに「介護職はこんなこと考えてるんだぜ」っていう話でしたが、今度は介護職向けに、介護職の重要な仕事として、同じ話をしようと思います。
つまり、社内研修です。
その中で、会合で得られた“他職種が求める介護職のシゴト”がいい刺激になるのではないかと思います。
介護職の承認欲求を満たし、自尊心アップに一役買うのではないか?です。
さらに、そこで自らの役割が明確になり求められていることが分かったところで、認知症ケアの勉強会(ひもときシートを学ぶと見せかけて日頃の仕事ぶりを見直す)にそのまま突入します。
自分の中では、いい流れで学びが得られるんじゃないか、なんて思っていますがどうでしょう。
社内研修は27日です。
報告は、最近過疎っている会社のFBページででもしようと思います。
楽しみ。
居宅ケアマネジャーや居宅サービス事業所のスタッフの皆さんは、自分の担当している利用者さんが、施設入所になったり事実上自宅に帰ってこれない社会的入院になったりした時、どんな気持ちですか?
経営者なので、収入減になるという面ももちろんあるんですが、それ以上に「あ~、もう家で暮らすことはないんだな。家に帰ってくることはないんだな。これ以上は何も力になれないんだな」という無力感が大きいです。
そしてそのことを、認知症のあるなしにかかわらず本人が分かっていないとなると、なんて理不尽なことだろうともどかしい気持ちでいっぱいになります。
この気持ちは、多くの介護福祉従事者が共通して持っているのではないかと思います。
介護保険のサービスは、居宅介護支援も居宅サービスも、“可能な限り自宅において生活できることを支援する”というのが共通する目的です。
特養だってそうです。
在宅復帰を諦めてはいけないということになってます。
しかし、“可能な限り”なので、自宅での生活が不可能になることもあるわけです。
自宅での生活を継続するための“在宅支援の限界点”
この限界点に達した時、居宅ケアマネや居宅サービス事業所は、少なくともその人に対してアイデンティティが崩壊し存在意義を失うのではないかと思います。
仕方のない事だと割りきって調整や引き継ぎはできますが、気持ちはそう簡単に割り切れないと思います。
この限界点は、その人の住んでいる地域、行政、家族、居宅ケアマネジャー、居宅サービス事業所、主治医、近隣の人々によって上がりも下がりもします。
はっきり言って、自分の住んでいる町は、この限界点が低い。(完全に主観ですが)
これは誰かが悪いというのではなく、理解も資源も全体的に全然足りていないということです。
施設ケアから在宅ケアの世界に飛び出し、デイサービスを立ちあげてみて、自主事業での泊りも受けてみて、これがこの町の現状かと、問題意識が日に日に高まってきます。
居宅サービスを経営する上で、経営面から居宅介護支援事業所を持つことは考えていましたが、今は経営面よりも、自ら居宅のケアマネジャーになって、デイの管理者よりも広い視点で在宅ケアを捉えたい、その上で必要なサービスを展開していきたいという思いがどんどん強くなってきています。
この在宅支援の限界点を上げていきたい。
じゃないと、この町で年老いていきたくないです。
不安です。
今、来年3月開設を見据えて、居宅介護支援事業所と訪問看護事業所の開設準備をしています。
フェイスブックに家屋の解体写真をアップしましたが、その場所に事務所が立ちます。
在宅での生活を支えていくのに、訪問看護師が大きな役割を担っていくと思います。
そのための、やる気も能力も申し分ない仲間が出来ました。
ただ問題も色々。
自分が居宅ケアマネをやるとすると、まだ開設から6ヶ月ちょっとのデイを管理運営してくれる人物を立てなければなりません。
もちろん、今いる社員の中から誰かという考えもあれば、同じ志を持った能力のある人物に来てもらうということも考えられます。
ただ、完全にデイを任せるというわけではなく、管理・監督はしていきます。
どっちにしろ、デイのスタッフを最低1人は雇わないといけなくなりました。
というわけでスタッフ募集します!!
やる気と、介護福祉士(or介護支援専門員or社会福祉士or社会福祉主事任用資格)を持つ人、連絡ください!
近日中に求人表を作成しますので、詳細はそれまでお待ちを。
待てない方は、メッセージかコメントください。