side H
誰だって叶わない恋をする
それがただ今のお前だっただけ・・・。
G『はぁ~』
「どうしたんだよ??」
G『今日、アイツ部活これないんだって・・・』
今にも泣きそうなキミとは裏腹に俺は胸から込み上げるものを抑えた
「へぇ~。そんなにKが気になるのかよ(ニヤ」
G『・・・』
ズキッ
ああ、ヤベェ。
墓穴掘ったみたいだ。こいつがKに惚れてることなんて知ってたのに
茶化して、笑って・・・俺は何がしたんだよ
ただこいつが好きなのに、思いを伝えることも許してくれない
そう・・・
竜也がっ!!!!
アイツのせいで何度言葉をよぎられたことか!
一度言おうと決心したとき・・・
「おい!G!!!」
G『ん?何?』
「その、俺・・・お前のことがす『何やってんの~!!!!』
G『えっ?「す」ってなに??』
「え?いや、その・・・」
竜也『クッフフ~☆(いったら殺す!!黒)』
「イエ、ナンデモアリマセン(泣」
俺の一生に一度だけだと思う告白はこうして終わった(切
それからも悪質な苛めは増えていって、Gにも近づけなくなった。
それにGもGだ!どうしてそんなに天然なんだよ!?
俺の気持ちにも気づけって!!!!
はぁはぁはぁ;;
もういやだ。今日は早く終わらせて帰ろう・・・。
~そのころの竜也~
『ぶえっくしょん!!!!な、なんだ!?殺気が!!』

