みなさん、こんばんは笑1

早速ですが、今回はみなさんに紹介
したい本があります。

こちら

緑色のカエル 茶色のカエル/きしら まゆこ
¥1,050
Amazon.co.jp


「緑色のカエル 茶色のカエル」


字があまりない絵本です絵本


これは一見、幼児向けのような本
に見えますが、奥が深く、考えさせ
られる本です。




この本に登場する色が違う2匹の
カエルカエル


いずれもメガネ・方位磁石・水筒を
持っていますが、茶色のカエルは
いずれも壊れたり、くもっていたり
というような不具合品を持ってます。




この2匹のカエルは、同じ場所で
全く同じ景色に遭遇します。


そして、それぞれ感じます。




あるところに、池がありました。


それを見て


緑色のカエルは


「気持ちよさそうだ、入ってみよう」


と思います。




一方、茶色のカエルは


「こんな濁った池、絶対に入れない」


と思います。




または、森がありました。


緑色のカエルは


「楽しそうだ、進んで見みよう」


と思います。




一方、茶色のカエルは


「この先が見えない、絶対に進めない」


と思います。




あるいは、泉がありました。


水筒で水を汲んで飲みました。


緑色のカエルは


「あ~、満足した」


と思います。




一方、茶色のカエルは


「あ~、ものたりない・・・」


と思います。




この2匹は、その後のある日、出会
います。


そのとき初めて、茶色のカエルは、
自分が持っているものが、おかしい
ことに気づきます。


そして、直したあとに、もう一度同じ
景色を見ましたが、そこには素晴ら
しい景色が広がっていました。




最後に、2匹のカエルは宝の地図を
拾います。


緑のカエルは、その地図をもとに宝
を探し出し、手に入れました。


一方、茶色のカエルは、宝を探しに、
今、森を進んでいる最中でした・・・




ここで、この本の話は終わりになります。




そして、この本の最後に、著者のきしら
まゆこさんのこんなコメントがあります。




茶色のカエルも宝を手に入れることは
できたのでしょうか?


それは、私にもわかりません。


でも、まちがいなく茶色のカエルは大切
なものを手に入れました。


それは・・・


「こうだと思い込んでいることが違って
いることもある」


ということを知ったこと。




「それは、自分次第で変えられる」


ということも。



そうして、広がった世界は、あまりに
も楽しくて、茶色のカエルは、今わく
わくしています。




いかがでしょうか笑1


物事って見方によって、どうとでも
なるということですね。


また、それは自分の心一つで・・・。




つまり、自分が変われば、周囲が
変わるということ。


厳密には、変わって見えるという
ことだと思います。




以前もブログで書きましたが、人や
自分以外の対象物を変えようと
思っても無理なことだと思います。


でも、自分は変えられるということ
なんですよねキラーン


そして、自分が変わることによって、
見る世界が変わり、行動も変わる。


そうすれば、周囲の人の自分を
見る目も変わり、そこに何らかの
良好な関係が生まれ、事態が良
い方向にも向かっていく・・・。


ということだと思うのです。




これを少年野球の、自分を分かっ
ていない指導者に当てはめてみる
とどうでしょうか




往々にして、子どもたちに怒鳴る人
や苦しいことを課す人は、自分の考
えこそ正しいと信じて疑わない傾向
にあります。


いわゆる「自己中指導者」です^-^;


自分の価値観こそ全てだと思って
いる人・・・。


そして、子どもたちのプレーに精彩が
なかったり、結果が出なかったたりす
ると、その責任全てを子どもたちに
めます。


なかなか、自分自身の中に原因が
あることに気づいていなかったり、
あるいはそこを見ようとしない・・・。


だから、いつまで経っても同じことの
繰り返しになるだけなのです。




仮にどんなに的を得た指導をしていた
としても、子どもたちはそんなに、いき
なりは伸びたりなどしません。


その成長はゆるやかなはずです。


しかし、焦る指導者はイライラのし通しカリカリ



子どもたちを、すぐに変えよう(成長
させよう)と躍起です汗



でも、子どもたちをそんなにいきなり
変えようとするのではなく、まずは
静に自己を反省し、自身を修正して
いくことが先決だと思います。

つまり、自分を変えていくことで、結果
的によい方向に向かう場合があると
いうことです。




自己中指導者は、この


「見方を変える」


「自分を変える」


ということがなかなかできない、過去に
固執した考えの人たちだと思います。




「自分の中の常識や思い込み」


これを常に疑ってかかるべきだと思って
います。


ましてや昔の指導が今も通用するはず
がありません。


子どもたちを服従させ、軍隊まがいの
厳しいことを課すのは時代錯誤も甚だ
しいと感じています。




この本では、最後に茶色のカエルが
自分のメガネがくもっていることに気
づきました。


そして、レンズを磨いてきれいにした
ことで、今までに経験したことのない、
素晴らしい世界を目の当たりにした
のです。




これを読んで、自分自身に心当たり
あるそこのあなたへビシ!


自分のレンズがくもっていないか、今
一度チェックしてみてはどうでしょう


もし、くもっているようなら、今まで大切
なことを見逃してきているのではないで
しょうか




今からでも遅くはありません。


しっかり磨いてくださいねキラーン


素晴らしい世界が見えてくるかもしれ
ません笑1