今日は中3の娘が、東京への2泊3日
の修学旅行に出発しました笑1

いつもは部活のこともあったりして、
自分がまだ寝ている間に朝早く家を
出ていきます。

だから、いつも”行ってらっしゃい”と
声をかけてあげられないことの方が
多いです。

でも、今日は朝6:15の出発時には
玄関まで見送りました笑1

実はつい最近、こんな本を読んだん
です本

最後だとわかっていたなら/ノーマ コーネット マレック
¥1,050
Amazon.co.jp


この本は11年前の2001.9.11に
アメリカで起こった同時多発テロの
後、世界中に配信された詩です。


作者はアメリカ人女性の方ですが、
この方は自分の子どもを不慮の
事故により失っています


この方も既に亡くなられていますが、
残した詩は全世界の反響を呼びました。


この本の一節をシェアしたいと思います。




あなたが喜びに満ちた声をあげるのを
聞くのが最後だとわかっていたら
わたしは、その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう




あなたは言わなくても
わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・
「あなたを愛している」と
わたしは伝えただろう




たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい




そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人も 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後かもしれないことを



~中略~



だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつまでも
いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう




「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないでね」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから




この詩は、同時多発テロが起きる10年
以上も前に発表されています。


この作者は、自分の子どもに伝えたい
けどれども、伝えきれなかった思いを詩
にしました


そして、その詩を偶然目にした誰かが、
同時多発テロで亡くなった方々を偲ん
で配信し、それが広まったとされています。




この本の紹介についても、これらの内容
についても、一見野球とは結びつかない
と思う人もいるかも知れませんね。


でも、自分は関係あると思うんですよ。


それは、


人を敬う精神


人を愛する精神


です。




往々にしてダメ指導者は、子どもたちを一人
の人間として扱っていない・・・。



思うようにいかないと怒鳴る、叩く


”バカ野郎”など、人格を否定することを
平気で言う


偉そうな上から目線での言動


負けた腹いせに罰を与える


などなど・・・・・・



他チームの指導者には腰低いくせに、
自チームの子どもたちには挨拶すら
しないなんていう指導者もいますしね顔


子どもたちへの愛情や敬意のかけらも
感じない・・・汗1


ホント呆れて言葉も出てきません心配




そもそも挨拶や声をかけるという行為
はどんな意図があるのでしょうか


この間も練習途中で、手伝いにきてくれ
たお父さんがグラウンドに入ってきたの
ですが、にもかかわらず子どもた
一人
として挨拶をしなかったことがありま
した。


練習中でしたが止めて、子どもたちを
集めて、その件について話をしました。


でも、やはり挨拶はなぜしなければと
いうことが子どもたちは答えられない
んですね・・・・。


今まで、その精神については話してき
たつもりでしたが、自分がやはり伝えき
れていなかった・・・・って痛感しました【o´m`o】




よく学校での”挨拶運動”云々なるもの
もそうですが、やはり全てやらされてい
もののような気がします。


それは、子どもたちの責任ではなく、
大人がきちんと理解させていないから。


あるいは、絆・感謝の心と同じで、大人
身が理解していないこともあるのかな
と感じています。




”今日も1日宜しくお願いします”
という相手を敬う心


”今日も1日ありがとうございました”
という相手への感謝の心


が挨拶には詰まってると思います。


そして、

”あなたの存在を認めています”


という心の表れ。


あるいは親しい同志ならば


”あなたに好意を持っています”


という愛情が隠されているように
も感じます。




先述の件で、子どもたちには、


”社会ではそんな人は通用しない”こと


”周囲の人たちに信頼されない”こと


だから、そんな人間はどんな社会でも
生きてはいけないということを言って聞
かせました。




人間社会というのは人と人とのつながり
で成り立っている社会です。


そこには、相手を敬い、思いやり、あるい
愛する心が絶対必要。


そして、それを伝え合うことで人間
関係が成り立ちます。


だから、指導者も子どもたちを敬い、
愛情を示すことで、子どもたちとの
信頼関係を築くことができます。




この本のタイトル


”最後だとわかっていたら”


もし、子どもたちとはこれが最後だと
したならば、


子どもたちを怒鳴ったりするでしょうか


平気で理不尽な仕打ちをするでしょうか


面白くないからといって、罰を与えたり
するでしょうか


そしてこれらが、真に愛情を注いでいる
と言える行為でしょうか




指導者こそ、心の余裕と大人としての
穏や
かさ(冷静さ)がほしいところ


そうなれば、子どもたちの目線まで降り
ことができると思います。


そして、子どもたちの潜在能力を存分に
引き出せる指導ができることでしょう。




”最後だとわかっていたなら”の精神


もし明日が来ないとしても、今日を後悔
しない・・・


そんなを一瞬一瞬大切にする指導が
できたら最高ではありませんかきゃぁ~




特に子どもたちにイライラしてしょう
がないそこのあなた・・・コレ


そんな方々にはオススメの本です笑1


是非是非ご一読をシャキーン