でしたが雨で中止

しかし、明日も試合はあるので、今日
の午後一に出発して、名取入りします。
岩手も朝から雪がチラつき、春はまだ
遠くに感じますね

もう、雪はいりません

欲しいのは、土の上での子どもたちの
笑顔


さて、今回も本を紹介します

こちら



- 高校野球弱者の戦法―強豪校に勝つために/田尻 賢誉
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ここには、それまで実績を上げる
ことができなかった学校が、どの
ようにして実績を上げていったか
が書かれています。
北海道勢夏2連覇を果たした駒大
苫小牧の香田監督。
公立校で私学の強豪を撃破し、
頂点に輝いた佐賀北の百崎監督。
そして、花東野球で甲子園に旋風
を巻き起こした佐々木監督。
などなど・・・。
結果を残してこられた指導者の
考え方や工夫などが盛り込ま
れた1冊になっています。
読んでみて思うのですが、やはり
のし上がってきたチームに共通
すること。
それは、
”こだわり力”
”徹底力”
のように感じます。
野球だけでなく、野球以外の取り組み
をとにかく徹底する。
”小事が大事を生む”
それを実績をもって示したのが、花東
であり、駒苫の野球でした。
それが実感できる本です。
そして、結果を残しているところは、
チーム共通の徹底事項がかならず
あることは言うまでもありません。
この本の中には、涼平クンがどのよう
にして、ファール打ちを身に付けてい
ったか。
その経緯から、一芸を獲得するまでの
取り組みを技術的視点も絡めて、その
秘密について紹介されています。
誰にもできないプロフェッショナルの技
を身に付けたことで自信をつけていった
ことが改めて分かります。
あきらめずに精進を積み重ねたことが、
”小さな巨人”を生んだ背景なのだと
いうことですね
この本のタイトル”弱者の戦法”。
私的には、語弊がありますね。
私的に、”弱者”の共通点って、
続けられない
あきらめてしまう
考えない(工夫がない)
こだわりがない
目標・夢がない
・・・・・
もう、否定的なフレーズばかりで嫌に
なりますが、こんなところではないで
しょうか
でも、この本に出てくる指導者、ある
いは選手は、いずれも無縁です。
これらの反対が”強者”と定義する
ならば、全員が間違いなく強者です。
つまり、
”強者だから勝つ”
のではなく、
”勝つ(結果を残す)から強者”
なのだと思います。
だから、結果に左右されたり、一喜一憂
するのではなく、目の前のことに一所懸
命になることが基本にあるのかなと。
そして、涼平クンの章の最後で、彼が
言った言葉
”楽しさがないと続かない”
やはり、打者としては打ちたくなること
だってある。
でも、そのチームの中での役割を理解し、
そこに活路を見出したからには、とにかく
楽しんでやること。
それが、さらに技に磨きをかけ、オンリー
ワンに成長する原動力になっていったん
だと思います。
子どもたちへの指導も同じだと考えます。
中には
”楽しめ”
っていって、楽しむことを子どもたちに
強要している指導者を見たことがあり
ます。
”楽しさ”とは決して強要するものでは
なく、心の中から湧き出す
”自然な感情”
でなくては、無理があります。
子どもたちがつまらないと思うのは
指導者の責任。
子どもたちは悪くはありません。
だから、特に少年野球の練習の場合
は、いかにマンネリをなくすか。
そして、待ち時間を少なくするか。
雰囲気作りなどにも気を配る必要が
あります。
あるいは、試合においては、練習以上
に子どもたちとコミュニケーションをとっ
て、とにかく気持ちよく試合に集中させる
ことでしょう。
子どもたちが理解できる言葉で話すこ
とは難しいです
自分もあとで後悔することしょっちゅう
です
でも、それができないと大人と子どもの
意志の疎通はできないと思います。
だから、子どもたち以上に指導者は
勉強、勉強
これは基本中の基本だと思います
話題がタイトルからズレてしまい
ましたね
要するに、今回の結論は
”弱者は夢・こだわり・工夫・徹底に
より強者になり得る”
っていうところだと思います。
(あまり、まとまってないかな・・・)
それでは、宮城へ行ってきまーす