ここのところ、花東の記事しか書いて
いないですね。

いよいよ今日開幕するセンバツの興奮
を吐き出しているが如く・・・って感
じです笑1

よって、興味がない方はスルーしてく
ださいねえへへ…

ということで、今回は花東の監督であ
る佐々木洋監督にフォーカスしていき
たいと思います。

まずは、こちらを




全国ではたくさん優れた監督さんが
いらっしゃいます。

そして、優れた指導をされています。

それでは、この花東の野球は他と特に
どこが違うのか・・・。

私の見解としては、並み外れた

”徹底力”

にあると思います。



動画で監督が話している”全力疾走”

そして、どんな状況でも”笑顔”。

即ち、気持ちを充実させること。

劣勢の時こそ、ベンチが笑顔と声
で盛り立てる・・・。

佐々木監督はさらりと言ってますが、
これを徹底するということは難しい
こと。

これは選手たちが、その意味をしっ
かり理解できているからこそのなせ
る技なのだと思います。



野球後進県の岩手から全国トップ
レベルにのし上がってきた秘密。

それは徹底した”精神野球”が
ベースになっていることは確かだ
と思います。



そして、佐々木監督が常に目標
として掲げる”日本一”。

これは、普段の取り組みや姿勢に
おいて日本一を目指した結果の産
物であること。

それを、よく理解されています。

動画でも日本一への手応えについて
語っていますが、今行なっているこ
とへの自信。

そして、それが確信へと変わってい
ることの表れなのでしょう。



佐々木監督は大学時代に指導者を
目指します。

しかも、”岩手から日本一”という
夢を掲げました。

それまでならば、

”そんなことできるわけがない”

岩手の野球関係者なら誰もがそう
思ったはず。

そして、現に当初は揶揄されたこと
もあったそうです。

でも、それは根拠のない

”あきらめ”

に過ぎなかったのです。

そのあきらめこそが、岩手がなか
なか勝てない大きな原因にあった
と思われます。



しかし、今では岩手も中央で野球を
学んだ若い指導者が地元に戻って、
野球を指導するようになっています。

また、花東の活躍で自分たちでも
やれるという思いが野球関係者に
も広まっていることと思います。

そういう意味では、佐々木監督の
功績は非常に大きいと思われます。



花東は県内でも屈指の強豪校。

県内を中心に優秀な選手が集まっ
ています。

もちろん甲子園を目指してっていう
夢を持って入ってくる選手が殆どで
しょう。

しかし、他人を蹴落としたり、それ
を望むような選手はいない。

私が一昨年、花東の練習にお邪魔
したとき、そう思いました。

とにかく、雰囲気がよかった。

試合と同じで、よく声が出ているし、
選手同士のコミュニケーションが
取れているような感じがしました。

そして、常に笑顔笑顔

本当に辛いトレーニングでも、笑顔
が絶えることはありませんでした。

思わず引き込まれましたうへ

そこにはやらされている野球は微塵
もありません。

”自分たちでデザインしてやる野球”

そんな感じがしました。



佐々木監督は指導者を志した20歳
の頃、自分の人生設計を手帳に書い
たそうです。

・28歳で甲子園に出場
・大会最年少監督として甲子園出場
・母校 黒沢尻北高校で講演する


そして、佐々木監督は見事にそれら
を実現します。

・05年 第87回選手権出場 
 当時29歳最年少
・09年 黒沢尻北高校で講演


まさに夢に描いたことが現実になった
わけです。

目標設定がいかに大切なことかが
これでわかります。



目標や夢があれば、ヤル気が出ます。

ヤル気が出れば行動が変わります。

”やらされる”から”自らやる”
変わります。

これを、”内発的動機づけ”という
そうです。



佐々木監督は、こういった自らの経験
をもとに、日本一というしっかりした
夢を掲げています。

また、選手たちにも目標を設定させて
います。

現に、室内練習場やトレーニング室の
壁や天井には、選手たちが自ら目標や
夢について書いた紙が貼ってあります。

それも1枚や2枚でなく、何枚も。

まさに、自然に選手たちが行動に移す
ような環境になっているのです。



”思えば叶う”

これに気づいた佐々木監督は、自らの
指導人生に生かしています。

そして選手たちのドリームサポーター
となり、しっかり選手たちを”叶育”
されている。

そんな佐々木監督の生き様や考え方に
共感させられます。

また、私の後輩ではありますが尊敬
の念でいっぱいです。



私も子どもたちにとって、そういう
指導者でありたいと思っています。

そして、私自身の夢の実現にも、参考
にしたいと思っています。



いよいよ今日開幕するセンバツ甲子園

各地区の代表32校の精鋭が甲子園
に集います。

いろいろな思いを背負って、選手たち
は戦います。



花東のことばかり書いてきましたが、
高校野球オタクとしては中立的な立
場で見ると、注目校は多数笑

部員19名で全国の舞台に挑む
女満別(北海道

昨夏あと一歩で果たせなかった全国
制覇を狙う光星学院(青森)

被災地の思いを背負って戦う
石巻工業(宮城)

昨夏ベスト4時の経験者が多く残る
作新学院(栃木)

中曽根・福田元首相を輩出した県内
屈指の進学校で、31年ぶりの初戦
突破を目指す高崎(群馬)

昨年の大逆転負けのリベンジに燃える
名門横浜(神奈川)

初の通信制高校での甲子園出場
地球環境(長野)

昨秋明治神宮優勝で、大会屈指の左腕
浜田を擁する愛工大名電(愛知)


”浪速のダル”こと、197cmの長身
藤浪を擁する大阪桐蔭(大阪)

昨夏ベスト8で、投打の軸青山を擁する
智弁学園(奈良)

仙台育英準V、元ダイエーホークス大越
監督率いる古豪早鞆(山口)

PL清原以来の1年生4番で甲子園本塁
打を放った萩原ら、甲子園経験者が多
く残る九州学院(熊本)

などなど多数あります。



84回目のセンバツも、きっといくつも
のドラマが生まれることでしょう笑

とりあえず、今日は仕事そっちのけで花東
VS大阪桐蔭戦を観戦します笑