「子供は野球が純粋に好きなだけ」

「友だちと大好きな野球をやりたい」

そんな気持ちを大切にしましょうと
今までもブログで綴ってきました。

でも、「子供のため」と称し、大人の
論理を一方的に振りかざす。

そして、結果的に子供の健やかな
成長を妨げている残念な輩がいる
のも事実です



それでは「そもそも」を考えてみましょう。

そもそもスポーツの存在理由とは・・・


欧米ではスポーツは「社交」の手段
として行われているということを聞い
たことはありませんか

肌の色、言語、習慣など多種多様な
人種が世界には存在します。

しかも先祖が互いに戦争を繰り広げ
てきたという悲しい歴史があります。

そういう過去を反省し、人種を超えて
共に平和で安全な社会を築いていく。

そういう課題を現代に生きる全世界
の人々が共有していると言えるので
はないでしょうか

そして「スポーツ」は、こういった人々
同志の交流を深め、コミニュケーション
を豊かにする重要な「手段」とされて
きました。

それが「社交」の手段と言われる
ゆえんなのです。



今年は震災がきっかけで、スポーツを
通して、至るところで支援や交流の輪が
広がりをみせていますね

うちのチームも先日被災地のチームを
招待して、交流試合を行いました。



そう「スポーツ」とは人と人とをつなぐ
重要な役割を担っているのです。

そこには、上手・下手、人種・身分、
老若男女などは一切関係ありません。

みな平等に楽しむ権利があるのです。

そして、心豊かな社会を形成していく
のが「スポーツ」の一つの目的です。

また、社会的役割だけでなく、強靭な
肉体と精神の形成にも役立つことは
言うまでもありません。



こういった素晴らしい「スポーツ」。

そのスポーツに子供たちが人生で
最初の入り口になるところ。

それが、リトルなども含めた少年団
です。



この子供たちにとって最初の入り口
であるスポーツ団体。

この役割は、子供たちが生涯に渡って
スポーツを楽しむことを教えることだと
思っています。

ここが、その子の人生の基礎
となるわけです。

ゆえに、指導者もいい加減な姿勢で
あってはなりません。

間違っても勝利至上主義を声高に、
生涯スポーツを、勝敗を争うだけの

「競技スポーツ」

にするようなマネだけは本当に止めて
欲しいと思います

子供たちの将来がかかっていますから

だからこそ、自己研鑽を怠っては
ならないのです



指導者の方たちには、陳腐な常識や
ちっぽけなプライドなど今すぐ捨てて
いただきたい。

そして、本質を追求する姿勢を示して
いただきたいと切に願う次第です。



【シュガーの今日のひと品】

ホームラン 2010年 04月号 [雑誌]/著者不明
¥900
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これ1年半前の雑誌なんですが、
当時特集の内容をみて思わず
購入しました。

考え方に共感している野村克也さん
の記事が冒頭から載っているのです
が、野球の本質に迫った内容です。



ところで、みなさんは人間ってなんの
ために生まれてきたか分かりますか

野村さんは、楽天の監督時代にマー
くんにこのような問いかけをしたそう
です。

さすがに答えは返ってこなかったよう
ですが。

みなさんなら何て答えます

野村さんの答えについては、また
いつかブログで紹介します




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