「何やってんだ、下手くそ!」
少年野球の現場でよく聞きます。
「だから練習してるんだろうが」
って、私なんかツッコミたくなって
しまいますが
でも下手くそって、そんなにいけない
ことでしょうか
私はこれから伸びる可能性が無限に
ある、伸びしろがある子と捉えるよう
にしています。
ましてや未完成な小学生です。
プレイに完璧を求めること自体がナン
センスではないでしょうか
小学生時代の技術とは、遊びなど
無理のない日常生活で自然に身に
付いていくもの。
しかもスピードは緩やかです。
でもそれを理解していない指導者は
勝ちたいがために、子供たちに無理
なことを要求します。
勝つことこそ子供たちが成長する材料
であるという迷信を信じて。
勝つことや上手になることは、野球を
やっていく中での一つの産物に過ぎ
ません。
大切なことはその産物を得る前提と
なる、心構えであり価値観です。
これを「マインドセット」というそうです。
ちなみにマインドセットをウェブ辞書で
検索してみると以下のように出てき
ました。
経験、教育、先入観などから形成される
思考様式、心理状態。
暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、
価値観、信念などがこれに含まれる。
マインドセットという言い方は、人の意識や
心理状態は一面的なとらえ方はできず、
多面的に見てセットしたものがマインドの
全体像を表しているということから来ている。
※kotobankより引用
指導者が何よりも優先すべきことは野球を
通してのマインドセットであると私は思って
います。
そして大切なマインドセットの一つとして
私が言いたいこと。
それは
「下手な子を大切にする」
という環境作りです。
野球チームには
「野球が大好き」
「友だちと野球がやりたい」
という子が入ってきます。
その思いは純粋そのもです。
技術の優劣など一切関係ありません。
ましてや、チームの名誉・栄光やいくつの
大会で優勝するかとか、そんな打算など
あるはずがありません。
そんなことは自己満足のために子供を
利用する大人が考えること。
下手くそだけど、あまり上手ではないけど
野球がやりたい・・・。
そういう子供の心を大切にすることこそ、
「少年野球の心」
ではないでしょうか
失敗を繰り返しながらも下手くそな子が
頑張ている姿。
その姿を認め、評価する環境こそ、血が
通った集団を作ることができる条件では
ないかと私は思うのです。
大人の言動は子供に感染します。
野次を飛ばしていると、子供も仲間に
対して野次を飛ばすようになります。
「ちゃんと投げろ
」
「ボール球振るな
」
「三振すんな
」
「何やってんだ、ちゃんと捕れ
」
・・・。
チームメイトにもそういう声をかける
ようになります。
私はそういう子には容赦せず厳しく
言います
よい仲間を作ること。
そして助け合い、協力すること。
指導者はこれを教えずして、何を
教えるというのでしょうか
少年野球に大人の論理をはさむの
だけはやめていただきたいものです。
【シュガーの今日のひと品】
の一つです。
どなたか、読まれた方で感想などコメント
いただければ嬉しいです



少年野球の現場でよく聞きます。
「だから練習してるんだろうが」
って、私なんかツッコミたくなって
しまいますが

でも下手くそって、そんなにいけない
ことでしょうか

私はこれから伸びる可能性が無限に
ある、伸びしろがある子と捉えるよう
にしています。
ましてや未完成な小学生です。
プレイに完璧を求めること自体がナン
センスではないでしょうか

小学生時代の技術とは、遊びなど
無理のない日常生活で自然に身に
付いていくもの。
しかもスピードは緩やかです。
でもそれを理解していない指導者は
勝ちたいがために、子供たちに無理
なことを要求します。
勝つことこそ子供たちが成長する材料
であるという迷信を信じて。
勝つことや上手になることは、野球を
やっていく中での一つの産物に過ぎ
ません。
大切なことはその産物を得る前提と
なる、心構えであり価値観です。
これを「マインドセット」というそうです。
ちなみにマインドセットをウェブ辞書で
検索してみると以下のように出てき
ました。
経験、教育、先入観などから形成される
思考様式、心理状態。
暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、
価値観、信念などがこれに含まれる。
マインドセットという言い方は、人の意識や
心理状態は一面的なとらえ方はできず、
多面的に見てセットしたものがマインドの
全体像を表しているということから来ている。
※kotobankより引用
指導者が何よりも優先すべきことは野球を
通してのマインドセットであると私は思って
います。
そして大切なマインドセットの一つとして
私が言いたいこと。
それは
「下手な子を大切にする」
という環境作りです。
野球チームには
「野球が大好き」
「友だちと野球がやりたい」
という子が入ってきます。
その思いは純粋そのもです。
技術の優劣など一切関係ありません。
ましてや、チームの名誉・栄光やいくつの
大会で優勝するかとか、そんな打算など
あるはずがありません。
そんなことは自己満足のために子供を
利用する大人が考えること。
下手くそだけど、あまり上手ではないけど
野球がやりたい・・・。
そういう子供の心を大切にすることこそ、
「少年野球の心」
ではないでしょうか

失敗を繰り返しながらも下手くそな子が
頑張ている姿。
その姿を認め、評価する環境こそ、血が
通った集団を作ることができる条件では
ないかと私は思うのです。
大人の言動は子供に感染します。
野次を飛ばしていると、子供も仲間に
対して野次を飛ばすようになります。
「ちゃんと投げろ

「ボール球振るな

「三振すんな

「何やってんだ、ちゃんと捕れ

・・・。
チームメイトにもそういう声をかける
ようになります。
私はそういう子には容赦せず厳しく
言います

よい仲間を作ること。
そして助け合い、協力すること。
指導者はこれを教えずして、何を
教えるというのでしょうか

少年野球に大人の論理をはさむの
だけはやめていただきたいものです。
【シュガーの今日のひと品】
- 少年スポーツ ダメな指導者 バカな親/永井 洋一
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の一つです。
どなたか、読まれた方で感想などコメント
いただければ嬉しいです



