石の洞窟で隕石の欠片を手に入れることができました。
先にダイゴが向かっているトクサネ宇宙センターへ向かいましょう。
宇宙センターに着くと……
受付嬢「ツワブキ ダイゴ様 より ご来訪 承っております
どうぞ こちらへ」
あ、はい^^
受付嬢さんに連れられ宇宙センターの2階へ。
ダイゴさん!持ってきましたよ~!
…ってそこにいるのはソライシ博士じゃないですか!
ソライシ「おお! ○○○ちゃん! よく来てくれました!
いんせきのかけらを 持ってきてくれたのだね ありがとう!」
はい!
これが隕石の欠片です。どうぞ。
ダイゴ「あらためて 今回の 計画について お聞かせ 願えますか?」
ソライシ「うむ では こちらへ 来てくれ」
ソライシ博士と共に巨大モニタの前へやってきました。
モニタには難しそうなデータが映し出されています。
ソライシ「ツワブキ社長から ある程度は 聞いてると 思うが
今回の 計画は ロケットの 中にある ポケモンの 生体エネルギーと
キーストーンに 秘められた 人間の 生体エネルギーを 掛けあわす――」
ソライシ「つまり メガシンカの時に 発生する 超大な エネルギーを
人工的に 作りだすことから 始まる」
メガシンカの時のエネルギーって人工的に作れるんですかっ!!
ソライシ「そうして 作り出した エネルギーを ロケットから 宇宙に向けて 撃ち出し……
そこに ワープホールを 作り出す……!」
ワープホール!?
ソライシ「ワープホールを 隕石の 軌道上に 作ることで
ここではない どこかに 隕石を ワープさせるのが 目的なのだよ」
すっごく大きいんでしょ?
隕石をワープなんてできるなんてすごすぎる!
ダイゴ「ちなみに ワープする 先は どこに……?」
たしかに気になります。
ソライシ「それなのだがね 定かでは ないのだ……」
そんなまさか!?
ソライシ「ワープホール同士を つなげる デバイス……
名付けて『通信ケーブル』次第 なんだよ」
えー!!
だ、大丈夫なんですかそんなんで…。
心配だなぁ。。
ソライシ「ただ 安心 してくれ
少なくとも われわれの 住む この星以外で あることは 理論上 保証されている」
そうなんですか!
なら安心です。
(理論がどんな理論かわかんないけど)
ソライシ「……しかしね」
他にも何か問題があるんですか?
ソライシ「予想以上に 通信ケーブルの 制御に エネルギーが 必要と わかってね」
へぇ~。
ソライシ「悪いが もうひとつ いんせきのかけらを――」
!?
複数の足音と共に誰かがやってきました。
その人は後を追ってきた受付嬢に近づき
軽い口調と静かに目で威嚇したのです。
急いでその人の元へ向かうと……」
ダイゴ「誰だ……?
……タダ者じゃ…ない……!」
ダイゴさんが怯んだ!?
やっぱりなにか感じるんだ。
あれ!?あなた…
ソライシ「なっ なんだ? 君はっ!?」
ヒガナ「あたし?あたしは ヒガナ 単なる 観光客だよ」
ヒガナ「宇宙に 思いをはせる……ね」
やっぱりヒガナさんだ…。
ヒガナ「なるほどねえ
ここが 人類の 科学と 希望と 血と 汗と 涙と――
……んまあ いいや たくさんの 結晶って ワケだ」
あの…ヒガナさん…、ここにはなにをしに?
ヒガナ「知ってるよ」
え…?
ヒガナ「この ロケットが 何を エネルギーにして 動かされようと しているのか……」
!?
博士、このこと公表してたんですか??
あ…ちがいますよね。
ヒガナ「人間が 考えだした 3000年前の 忌まわしき テクノロジー……」
ヒガナ「あなたたちは また 人類のために とか
世界のために とか 言って
昔々に 犯した 過ちを 繰り返す つもりなんだね」
昔々に犯した過ちを繰り返すって……
兵器を造ったことやそれを使ったということ?
ヒガナ「しかも 小耳にはさんだ 感じだと
今回は さらに トンデモナイこと 考えてる みたいじゃない」
ダイゴ「……じゃあ きみは 何もせずに
隕石が 衝突するのを 指を くわえて 待っていろと いうのかい?」
ヒガナ「キミは どう思う? なにか 他に 考えが あるかな?」
え!?わたし??
……うーーん…、いい考えが浮かばない…。。。
ヒガナ「ちょっと 期待しすぎたかな」
ヒガナは一呼吸置いてこちらを向きました。
ヒガナ「あなたたちの 考えを 否定する つもりはないんだ
……ただね きちんと 考えて ほしいの」
ヒガナ「必要な犠牲と 不要な犠牲の ふたつが あることを」
必要な犠牲と不要な犠牲!?
たしかに世の中に犠牲は存在する。
大小あれど、犠牲無しでは今の世の中は成り立たないだろう。
ヒガナの表情が変わった。
ヒガナ「……やるせないな
これだけの 知恵と 技術を持つ 人たちが 集まって いるのにさ」
ヒガナ「0から1を 生み出さず
考えなしに 過去の 過ちを 繰り返し
さらには 新たな 過ちさえも 犯そうとしている――」
ヒガナ「想像力が 足りないよ」
確かにヒガナさんの言ってることは一理ある。
人って過去の教訓とか過ちとか分っていながら繰り返してしまう。
そしてまた新たに過ちを犯してしまう。
それを想像できない…いや、
なんとかなるだろうって思ってしまうからじゃない?
ヒガナ「……あっ! 皆さんで お話の 途中だったね ごめんなさい
それじゃ わたしたちは このへんで ドロン しますよっと」
ヒガナとシガナ(ゴニョニョ)は宇宙センターを去っていきました。
…… ……ヒガナさん…。
ダイゴ「…… …… …… いったい 何者なんだ 彼女は……」
ダイゴ「あの口ぶり……
なにかを 確信して 遂行しようと してるのか……
しかし あの姿…… どこかで……」
ダイゴさんヒガナさんのこと知ってるんですか?
思い出せないですか。
ダイゴ「……そういえば 博士 さっき 彼女が 現れる前に
なにか ボクたちに 伝えようと なさって いませんでしたか?」
そうですよ、なんなんですか?
ソライシ「実はね……
ワープホールを つなげるために 純度の高い いんせきのかけらが
もう ひとつ 必要なんだ」
ソライシ「必要な いんせきのかけらは 流星の滝にしか 存在しないと されているんだ」
ダイゴ「流星の滝……!
……そうか もしかして なにか わかるかも しれないな……・」
流星の滝になにかヒントがあるんすか?
ダイゴ「いんせきのかけら 以上に なにか わかるかも しれない」
これは行くしかないですね!
ではソライシ博士、流星の滝に行ってきます!
流星の滝に向かいます。
ポケモンORAS
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
「想像力が 足りないよ」
来た来た、このセリフ。
聞けるの待ってたよ^^
それにしてもここも話が大きいから難しい。
ヒガナの言ってること今の日本にも言えることじゃないかな。
「これだけの 知恵と 技術を持つ 人たちが 集まって いるのにさ
0から1を 生み出さず
考えなしに 過去の 過ちを 繰り返し
さらには 新たな 過ちさえも 犯そうとしている――」
戦争とかさ、そうだよね。
他にもいろいろある。
過去にあったことを過去の物としてしまい
教訓を活かさず新たな過ちを犯そうとする。
そんな世の中でいいのだろうか。
良い訳ないよね。
そういう意見に反する意見があるから
物事は進まず保留。
難しいな。
(+~+)にょいにょい。