すてきなニュースがあるとマチエールから
ホロキャスターにメールが入りました。
なんだろう?素敵なニュースって^^
ハンサムハウスに向かいます。
最終話 さらば ハンサム
ハンサムハウスに着きました。
こんにちは~^^
マチエール「もおー! おそいよー! ○○○!」
ごめーん、マチエール。
マチエール「さっき メールでも いったけど いい ニュースが あるんだよー!
あのね! あのね!
ハンサムおじさん たいいん して かえってくるんだってー!!」
ほ、ほんとに…^^;
(ハンサムさんマチエールになんて伝えたんだろう??)
マチエール「だからね みんなで おじさんを おむかえして
おかえりなさい って いって あげようよー!」
そ、そうだね^^;;
もこお「ふんにゃにゃ~」
もこおが帰ってきたようです。
マチエール「あ! もこお おかえりー!
もこおも いっしょに おじさんの おむかえ しようね!」
もこお「ふんにゃ! ふんにゃにゃっ!!」
マチエール「おれ…… なにかな…… もこおが なんか もってる……」
ホントだ。なんだろう?
もこおはマチエールに封筒を渡してきました。
もこお「ふんにゃっ!」
マチエール「これって…… おてがみ……?
ハンサムおじさん から みたい……」
ハンサムさん手紙なんていったいどうしたんだろう。
マチエール「○○○…… あたし よむね……」
うん、おねがい。
親愛なる 仲間たちへ
突然の 手紙で 失礼する わたしだ ハンサムだ
今日は 皆に 伝えなければ ならないことが あり 筆を 執った
どうか 心して 読んでほしい
……まず このハンサム 実は 国際警察なのだ!
驚いた だろうか? 驚いた だろうな!
そして 皆は 今 入院する わたしを 心配 していることだろう
……だが こつは 入院は ウソ
わたしは 健康 そのもの なのだ
入院を 装ったのは 皆に 危険が 及ばないための 作戦
とはいえ だましたことは 事実……
本当に 申し訳なかった
というところで 本題に 入ろう
とある ヤマが 解決したので
さみしいが 皆とも お別れだ
いままで ありがとう さらば
P.S.○○○クン
今までの お礼 として きみには わたしの いかした コードネーム
ハンサムの 名を 贈ろう
そして マチエールに もこお
きみたちに ハンサムハウスを 譲る
物件 まるごと 買い取ったので
家賃の 心配は 無用だ どうか 好きに 使ってくれ
マチエール「……ちっ ちょっと なんなの これ……」
ハンサムさん国際警察だったの!??
マチエール「こくさいけいさつ って なに……?」
えっと国際警察ってのは…かくかく云々であって…
そんなことよりカロスを旅立つっていきなりすぎるよ!
マチエール「いっちゃう って なんで……
なんで……? なんで だまって いっちゃうの……?」
マチエール「やだよ……
あたし ハンサムおじさん が いなくなっちゃうなんて やだ……」
うん。
なんかちょっと頼りなくて謎なおじさんだったけど
いなくなるなんて寂しすぎるよ!
どうする?探しに行く?
マチエール「……たぶん まだ そんなに とおくには いってないよね……
○○○! あたし さがしに いってくるっ!!」
もこお「ふんにゃにゃにゃー!!」
マチエールともこおはハンサムハウスを飛びだしていきました。
って、ちょっと!
ここ誰もいなくなっちゃうよカギはーっ;;;
わたしも探しに行きたいけど困ったな。。
その時!
マルモル「チース! ○○○さん! ヒマだから 遊びに きたぜ!!」
マルモルがやってきました。
ヒマってなによー。こんな時に。。。
いま、マチエールいないよ。
マルモル「あっ! そうそう!
マチエールと 会いましたけど スゲー あわててた みてえでしたよ?
あいつ なんか あったんすか?」
あ、会ったんだ。マチエールと。
じゃあ話は早い!
ちょっと留守番よろしく^^
マルモル「って ○○○さん まで どっか いっちゃうんすかー?
せっかく 遊びに きたってのに みんな マジ 冷たいっすよ!」
冷たい~?
そうだ熱いお茶出してあげる^^
これ高いんだよ^^
※第三話参照
だから留守番してて!
ってあれ?
机の上にメモがある。
○○○クンへ
もこおに わたした 手紙は 読んで もらえた だろうか?
こちらには 改めて きみへの 感謝と 謝罪を 記す
バディである キミを だます 形に なったこと 本当に 申し訳ない
国際警察の ルールに より
わたしは どうしても 正体を 明かすわけには いかなかったのだ
わたしの バディに なってくれたこと 心から 感謝する
短い あいだ だったが きみと コンビを 組んだ思い出は
わたしの 一生の 宝だ
先の 手紙に 書いたとおり わたしの 任務は 終わった
ホシである クセロシキを 護送し この地を 去らねば ならない
マチエールは あわてるだろうが バディで ある きみ ならば
わかってくれること と 思う
いままで ありがとう
きみの バディ ハンサム
……ハンサムさん、ごめん。
頼りないとか謎とか言ってごめん。
ハンサムさんと会えなくなるなんて考えたくないよ。
行かなきゃ!ハンサムさんに会って止めなきゃ。
マルモル「さっきは さっきで ハンサムの おじきも
これから ミアレ美術館だ!って 構ってくれなかったし さびしいぜ!」
は!?
今何って言った??
ミアレ美術館にハンサムさん向かったの??
ありがと、有力情報ー!!
マルモルに留守番を任せ
ミアレ美術館に向かいます。
ミアレ美術館に着くと、
先ほどまで警察の方が見えていたと館長が教えてくれました。
また芸術家の少女によるとその人はさびしそうな顔をしていたと…。
しまった、入れ違いだ。
ハンサムさんもカロスを離れるのが寂しいんだ。
なのに何も言わずに行っちゃうなんて!!
どうしよう、どこにいるんだろうハンサムさん。
その時、ホロキャスターがメッセージを受信しました。
マチエールから連絡です。
それによるとクセロシキと共にハンサムはフラダリカフェにいるそうです。
マチエールももこおと共に急いでフラダリカフェに向かっているようです。
フラダリカフェに向かいましょう。
フラダリカフェに着きました。
マチエールともこおはまだ来てないようです。
入り口から中を覗くとクセロシキがハンサムと何やら話しています。
クセロシキの様子が少しおかしいようですが……。
クセロシキ「……だから 返した! もう 全て 返したゾ!」
ハンサム「……そうか エスプリが 盗んだ ボールは すべて 持ち主に かえったか……」
クセロシキ「その通り! その通り!
一緒に 出頭してやるから もう ちょっと ここで 待て!」
ハンサム「一体 なんだと いうんだ
電車の 時間も そろそろ だと いうのに……」
クセロシキ「来てる! 来てるゾ!」
こちらに気付いたクセロシキが声を上げました。
ハンサムさん!!
ハンサム「ぬおっ!! ○○○クン!! ど、どうして ここに……!?」
どうしてって、それはこっちのセリフです!
クセロシキ「わたしが マチエールに 連絡したからだゾ!
だから きっと すぐに マチエールも 来るゾ!」
ありがとうクセロシキさん。
マチエール「どこっ!? どこに いるのっ!?
ハンサムおじさーんっ!?」
マチエールの声です。
クセロシキ「よく 来た マチエール!」
マチエール「あ! クセロシキおじさん! れんらく ありがとね!」
マチエールは息を切らしハンサムに駆け寄りました。
マチエール「ちょっと ハンサムおじさん! すっごく さがしたんだから!!」
そうですよ、ハンサムさん。
マチエール「ねえ…… どうして……?
どうして うそ つくの……?」
マチエール「どうして あたしたちの こと おいて いっちゃうの……?」
ハンサム「す…… すまん……」
ハンサムの顔は申し訳なさでいっぱいなのか
少し歪んでいます。
ハンサム「だが 手紙にも 書いた 通り わたしは 国際警察 なんだ
事件が あれば 世界の どこでも 駆けつけるのが 仕事……
次の 任務が わたしを 待っているんだ……」
マチエール「じゃあ じゃあ! あたしと もこおも いく!
ハンサムおじさんと いっしょに けーさつ でも なんでも する!」
ハンサム「ありがとう…… マチエール」
ハンサム「だが おまえたちを 連れていくことは できない」
マチエール「なんで! なんで!!
あたし ハンサムさんの じょしゅ だよ!」
ハンサム「では マチエール……
今を もって おまえは わたしの 助手を 卒業だ……」
それは苦渋の決断。
でも、国際警察という危険な仕事につくハンサムには
マチエールを危険な目に合わせたくないという思いがあるのだ。
ハンサム「……そして」
ハンサム「ハンサムハウス 二代目 所長に 任命しようっ!!」
マチエール「えっ……」
なんとハンサムは
ハンサムハウス二代目所長にマチエールを任命したのです。
ハンサム「いいか マチエール……
おまえは この街に 生まれ 育ち 暮らしてきた……」

ハンサム「ずっと ミアレシティを みつめてきた おまえに だから こそ
街のために できることが ある!
だから どうか わたしに 代わって ミアレの 平和を 守ってくれ!」
マチエール「そんなの かって だよっ!!」
確かに生まれたときからミアレに住むマチエールだからこそ
分かる景色、人、空気がある。
裏も表も知っているマチエールだからこそできることがある。
でも勝手だというマチエールの言い分も分かる。
マチエール「ねえ ○○○!! ハンサム おじさんに なんか いってよ!!」
えっ、えっと…あの……
ここまで出ているのに思わず言葉に詰まった。
ハンサム「よすんだ マチエール……
○○○クンは もう すべて わかっている……
なんといっても ○○○クンは わたしの バディ……
二人の 心は いつでも 以心伝心 なんだ……」
((((マジか、マジなのか。。
わたしそんなにハンサムさんとシンクロしてたっけ??
とか思っちゃった自分残念すぎるーー))))))))))))
もこお「ふんにゃ……」
ハンサム「もこお よ……
おまえも そんなに 悲しそうな 顔を しないで くれ……」
大人を嫌っていたもこおが
はじめて懐いた大人、それがハンサムだったのだ。
ハンサム「たとえ 離れ離れに なっても わたしたちは つながっている……
ハンサムハウスで 暮らした 最高の 仲間としてな……」
わめくマチエールを慰めるかのように
ハンサムは優しい言葉をかけたのです。
クセロシキ「キズナ! キズナだな!」
話を聞いていたクセロシキが割り込んできました。
クセロシキ「みることも 存在することも できない ありえない 概念
だが わたしは キズナを 否定しないゾ!」
そう、キズナは目に見えない。
手に取ることも出来ない。
でもそんな不確かな”モノ”が
ハンサムとマチエールにはあるのは確かなのだ。
クセロシキ「国際警察と マチエールは キズナで リンク している!」
マチエール「……クセロシキおじさん」
クセロシキさん良いこと言うな~。
ちょっと感動しちゃった。
クセロシキ「マチエール! ワタシの イクスパンションスーツを やるゾ!
リモートコントロール機能は 外したから 問題 ないゾ!」
それをマチエールにあげてどうするんですかクセロシキさん?
クセロシキ「二代目 所長として エスプリに なり ミアレを 守るが いいのだ
そして わたしの ポケモンも みんな おまえに やるゾ!」
なるほど!
イクスパンションスーツの身体機能はスゴイですから。
これだったらミアレを守れますね。
マチエール「クセロシキおじさん……
クセロシキおじさんは とっても わるいことを した ひと なんだよね」
そう、クセロシキはフレア団としてフラダリと共にテロを起こそうとした。
マチエールをイクスパンションスーツの被検体としミアレでポケモン強盗をおこした。
それは紛れもなく事実なのだ。
マチエール「でも あたしは おじさんの こと すきだよ……」
犯罪者だとしても
マチエールにとっては大切な人に変わりはないのだ。
マチエール「おじさんの ポケモンと スーツ……
ずっと ずっと たいせつに するね
クセロシキおじさんと あたしの だいじな キズナ だもん……」
うっ…。なんていい子なのマチエール。
涙で前が見えないっ。
そんな空気を絶つようにハンサムが言い放ちました。
ハンサム「みんな…… すまない…… そろそろ タイムオーバー
電車の 時間だ……」
もうそんな時間!?
マチエール大丈夫??
下を向いていたマチエールが顔を上げました。
その目には涙が溢れ、零れ落ちそうです。
しかし真っ直ぐとハンサムを向いていました。
マチエール「……ハンサムおじさん
あたし わかった…… あたし きめたよ……
ハンサムおじさんの ぶんまで がんばる!」
マチエールの心にもう迷いはありません。
マチエール「もこお も ○○○も いるし
それに クセロシキの おじさんが くれた ポケモンも スーツもあるもん……
あたし ハンサムハウスの にだいめ しょちょうに なるよ!」
ハンサム「頼んだぞ! マチエール!!
これで わたしも 安心して 旅立つことが できる!」
クセロシキ「マチエール! ヘマを やらかすんじゃ ないゾ!」
バラバラだった心が今、一つになった。
ハンサム「では 改めて……
○○○クン! マチエール! もこお!
ミアレの 平和は きみたちに 任せた!」
はい!
ハンサム「いままで ありがとう! いざ! さらば!」
惜しまず、振り返らず、
ハンサムはクセロシキとともにカロスを旅立ったのです。
ガランとしたフロア……
もうあの人の顔も声も遠くに去ってしまった。
寂しさが募る……
それでも
誓ったこの想い…
マチエール「ありがとう…… さよなら……」
次に涙を流すのはまたあなたに会える日だよ……
それまでがんばるから……。
----数日後。
マチエール「これで よしっと……」
もこお「ふんにゃ~」
写真立てにはあの日撮った
4人と1匹の笑顔の写真が飾られていた。
マチエール「ねえ…… もこお……」
静かな部屋に響くはずの少女の声は
空気が震えず少し低く聞えた…
しかし、その空気は直ぐに変わった。
マチエール「ちょっとの あいだで あたしたち
なかよしさんが いっぱい できたね……
○○○に ハンサムおじさん…… それに クセロシキおじさん……」
もこお「ふんにゃ! ふんにゃ!」
名も知らない人々を路地裏からたくさん見てきた彼女たちだが
本当に心を交わした人は数えるほどしかいないのだろう。
マチエール「もこお……
おとうさん って あの おじさんたち みたいな かんじの ひと なのかなあ……?」
もこお「ふんにゃ?」
マチエール「うふふ……
ごめん ごめん
そんなこと いわれても もこお だって わかんないよね」
マチエール「でも…… よかったな……
いい ひと たちに であえて……」
もこお「ふんにゃ~♪」
こも物語は これで おしまい
だが 彼女たちの 毎日は 続く
ポケモンXY
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
ハンサムイベント全六話すべて終了です。
長かったけど最後のマチエールの笑顔、良かったな^^
もう心から笑うことはないと思ってた。
でも…
初めて人の優しさぬくもりに触れた。
胸の中に眠ってた感情は
笑顔という形で今花咲いたんだ。
マチエールともこおには
笑っていてほしい、ずっとずっと。
ハンサムに貰った”モノ”の全てを
未だ優しさぬくもりに触れたことのない人へ繋いでいってほしい。
写真立てに飾られた写真の中には
笑顔のみんなが。
一緒にいた時間は掛け替えのない大切な物。
ハンサムさん物件まるごと買い取ったって…
蓄え、テンガン山の如く!!
ホントだったんですね!?
疑ってごめんなさい。
次回…もしかするとわたしも……?