元プラズマ団の屋敷にヒュウがいるということを聞いたので
行ってみることにしましょう。
場所はホドモエシティの高台。
久々に来たな~ここ。
屋敷に入ってみると…
ゾロアーク「くあぁあぁん!!」
!?
ゾロアーク!?
と、その時!
空間が歪み始めました。
次の瞬間視界に映ったのは……。
元プラズマ団員2人が何やら話しています。
その会話はプラズマ団が解散してからの出来事のようです。
その1「オレたちが やすべきことは ポケモンの ために! だろ」
その2「しかし ポケモンも 大変だよね
ボールに はいったら それっきり……
そうなるかも しれないのに 本当に トレーナーのこと 好きなのかなあ」
たしかに…。
ポケモンは1度モンスターボールに入ると
トレーナーが逃さない限り、他のトレーナーが親になる事はできません。
トレーナーと性格が合わなくても逃げることができないのです。
モンスターボールに入るということは
ポケモンにとってもすごく覚悟がいるのです。
その2「Nさまは ポケモンたちの
そんな 想いを 言葉を きいていたんだよね……」
その1「……想像すると 心 壊れそうだね」
Nはポケモンの言葉が分かります。
野生にいるポケモン、トレーナーといるポケモン
全てのポケモンの声を1人で聞き、時に心を痛めていたに違いない。
その2「Nさまは どこに いるんだろうね……」
元プラズマ団でさえ、伝説のポケモンと共に飛び去った
Nの行方は分からないままなのです。
その2「さてと Nの城に いた ポケモンを 探しに いきますか
保護してやらんとね」
プラズマ団が人々から奪ったポケモン。
親の元に戻れずにいるポケモンたちがまだたくさんいるのです。
そのポケモンたちを保護する。
それがプラズマ団を抜けた者が今やれること。
屋敷の奥で物影がしました。
N「……ここに いるけどね」
屋敷の奥から姿を現したのはNでした。
N「ボクを 信じてくれた ミンナが どうしているか 案じていたが……
カレラは カレラで ポケモンのために やれることを わかっているんだね」
プラズマ団が解散して路頭に迷った団員もいるだろう。
しかし、彼らは彼らなりに今ポケモンにできることそれをわかっていた。
そして行動に移している。
N「本当に すべきだったのは ポケモンの 声を とどける ことだった……!」
ポケモンの悲痛な叫びを聞いた。
そしてポケモンを人から解放させる。
それこそがポケモンにとって一番いい事、そう謳い続けてきた。
しかし、それは本当の『ポケモンの声』ではなかったのです。
N「……伝説の ドラゴンポケモンは 知っていた
長く 生きて 多くの ヒトを 知っていた」
N「人間と ポケモンは これまでも これからも 共に 生きていくと」
ヒトがどう言い争おうが、
伝説のドラゴンポケモンは最初から知っていたのです。
人間と ポケモンは これまでも これからも 共に 生きていくということを。
N「その関係性の 中で ヒトの 行いが ポケモンに 多大なる 影響を 及ぼす
それゆえ 真実を 追い求める……
ポケモンと ヒトの 未来を 切り拓く モノを 助けようと してくれるのだ」
ヒトとポケモンの関係はどうすればより良くなっていくのか、
真実を求めるヒトに伝説のドラゴンポケモンは力を貸してくれる。
N「白と 黒を……
ポケモンと 人間を わける そんな 必要は ない!」
ヒトからポケモンを解放する。
それを謳っていた者からそのような言葉が出るとは誰が思ったでしょう。
N「それぞれの 命……
そう 考えれば これ以上は ない 状態に 世界は 分解されていた」
人間、ポケモン……すべての生き物が「命」を持っている。
N「それらの 組み合わせ…… 融合で うまれる 可能性!
そうすることで みえる 景色が ある
そうすることで みえなかった ものに 形が うまれる
これらの 数式により 世界は 再構築され より あざやかに 彩られるッ!」
最初はたった1つの命が、次第に他の命と繋がり
新たなものが生まれる。
それが生まれたからこそ、新たに見えてくるものがある。
そうして世界は広がっていくのだ。
N「ボクには きこえる
モンスターボールの 中 ポケモンが 放つ トレーナーへの さまざまな 想い……!」
時に嬉しく、時に寂しい
同じ種族のポケモンでも「命」は一人一人違うから
トレーナーへの想いだってさまざまだ。
N「なにより 自分を 必要と してくれる ヒトと 出会えた ポケモンの 喜び……!」
何千、何万といる中から巡り合えたヒト、ポケモン
それは何事にもかえられない素晴らしい出来事なのだ。
N「ポケモンの ため トレーナーの ため すべての 命の ため……」
ヒトとポケモンの架け橋になる。
それが今のNに出来ること。
N「そして この ボクを 救ってくれた トモダチの ために……!」
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気が付くと、屋敷の中には誰もいませんでした。
あれ!?
ゾロアークもいません。
今のは、ゾロアークが見せた幻影!?
元プラズマ団の想い、
Nの決意……
ゾロアークはNと出会い、伝説のドラゴンポケモンに選ばれたものに
このことを伝えたかったのでしょうか。
すごくびっくりしたけど、
Nさんの想いが知れたから良かったな。
Nさんだって、元プラズマ団のみなさんだって
今やれることを見つけ自分なりに実行している。
あたしも今やれることを見つけなきゃ。
そして自分なりにやれることをやるんだ。
ポケモンBW2
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いい話だなー!!
もうね、この思い出リンク大好き。
というか、元プラズマ団の2人可愛すぎるぞ^^
その1「バカバカバカバカ! もひとつ おまけに バカ!
かわいく いって アンポンタン!」
-どつきまくる-
その「いたいいたいいたいいたいいたいいたい
いてててててててててててててててて!」
↑のやりとり笑える。
思い出リンクの冒頭で
屋敷の奥にNが隠れているのがチラっと見えてるんですよね。
その演出がまたいい味出してると思います。
Nの決意は本物ですね。
最後の
「そして この ボクを 救ってくれた トモダチの ために……!」
この「トモダチ」ってだれのことを指すんでしょうかね?
トウヤ/トウコでしょうか???
この思い出リンク、ずっとセーブせずにいましたが
このタイミングで記事に出来て良かったかも。