23番道路を抜け、ついにチャンピオンロードに着きました。
このゲート、白と黒、重厚感カッコいい。
よぉーし、気を引き締めなきゃ!
わぁ~。くぐっちゃったっ。
あれ?誰かいる…。
!!
もしかしてあなたは!
N「……来たね」
Nさん。
この前は助けてくれてありがとうございました。
N「このチャンピオンロードの 先に ポケモンリーグが ある」
はい。ですよねっ。
N「ポケモン勝負とは ポケモンを 傷つけること……
そうとらえ 忌避(きひ)していたが そんな 単純な ものでは ない」
なんだか興味深い話が始まる感じ?
N「ポケモン勝負とは!
勝敗を 決する…… それ 以上に!」
N「自分の ポケモンと! 自分!
相手と! 相手の ポケモン!
それぞれが 異なる すばらしさを 持っていることを 確かめあうもの!」
その通りです!
自分と相手、違って当たり前。
お互いがどんな考え思いを持っているかポケモン勝負を通して確かめあう。
ホントに素晴らしいことです。
N「そう! 異なる 考え 異なる 存在を 受け入れ
世界は 化学反応を 起こす!
ポケモン勝負は その 小さくて 大きな 一歩なんだ!」
今まで自分の中には無かった相手の考え方
それを受け入れることが出来たら
自分の視野はとても広がる。
そして大げさかもしれないけど、想いは世界へと広がっていく。
N「これが ボクの トモダチ ゼクロムが 教えてくれた……
そして 世界を 旅して 得た ボクの 数式!」
ロットさんによると
Nさんは2年前の事件以来、ゼクロムと共に世界を旅していたそう…。
その旅でNは今まで知らなかった知識、世界を知った。
N「この 意味を キミ自身で 考えてほしい」
意味…ですか!?
難しいですね。。。
うーーむ。。
N「おや……? キミは……」
どうかしたんですか?
N「あのとき ボクを 助けてくれた ゾロアだね アリガトウ!」
あの、このゾロア、ロットさんから預かったんです。
でもNさんのポケモンですよね。
もしよかったらNさん、このゾロアを……
Nもゾロアも互いを認め合っている者同士のようです。
2人に言葉は無かったけれど
新たな運命を共にする相手を互いに理解しているようです。
……いえ、なんでもないです。
あの、Nさん…意味って一体なんなんでしょう…。
すぐに出てこない…。
N「うん! キミの ポケモンと キミなら!
ポケモンリーグを 勝ち抜き キミたちだけの 理想を 知る!
ボクに みえるのは そんな 未来だ!」
そう言ってNは去って行ってしまいました。
Nさん……。
その意味いつか分かるかな?
理想がなんなのかも分かるかな?
ちょっと心配だけど、ポケモンリーグを勝ち抜いたら
あたしもポケモンも成長できるかも。
なにかを掴めるかも。
Nさんに見えた未来、現実にできるようにがんばります!
さて、ここはバッジチェックゲートらしいです。
えっと、ただ歩けばいいだけかな??
ベーシックバッジ ヲ チェック シマシタ!!
おおっ!自動でバッジをチェックしてるようです。
すごいっ!!
よし、次のバッジも。
トキシックバッジ ヲ チェック シマシタ!!
ビートルバッジ ヲ チェック シマシタ!!
ボルトバッジ ヲ チェック シマシタ!!
クエイクバッジ ヲ チェック シマシタ!!
レジェンドバッジ ヲ チェック シマシタ!!
ウェーブバッジ ヲ チェック シマシタ!!
8個すべてバッジをチェックし終わると……
門が開きました!
ついにチャンピオンロード!
ここをぬけることが出来たらポケモンリーグだよぉ!!
わーっ。緊張してきたっ。
ホントに抜けられるか心配だけど、
あたしにはポケモンたちが付いていてくれるの!
だから大丈夫!そう思える。
チャンピオンロードに突入です!!
ポケモンBW2
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ポケモン勝負って奥が深いね。
そう思わせてくれるNのセリフ。
傷つけあうものではない。
ポケモン勝負は互いのいいところを知る材料の1つなんだ。
すごいことだよね!
これは現実世界でも言えますよね。
ポケモン勝負をすることで互いを知れ、高め合える。
言葉は通じなくてもポケモンというツールで一つになれる。
世界は一つになれるんだ。
BWのロットのセリフで
「Nさまが いつか ポケモンだけでなく 人の 気持ちも 理解できるように なられたら……
われわれも もういちど 集いたい……
そして ゲーチスさまと 向かい合ってほしいと 強く 望む」
というのがあるんだけど、
Nはこの旅で人の気持ちを理解できるようになっている。
そしてゲーチスと向かい合った。
ロットのNへの願いが叶いはじめている。
きっと、きっともういちど集う日は近い
そう思うよ。
ポケモンリーグも人件費削減でしょうか…笑
バッジチェックゲートが無人になったよ。