ゲーチスに勝利したものの、
当の本人は負けたことを認められないようで完全に取り乱しています。
もう、やめなよ。
負けたんだからさ。
ゲーチス「……どういうことだ?」
どうもこうも無いよ!!
ゲーチス「この ワタクシは プラズマ団を つくりあげた 完全な 男 なんだぞ!
世界を 変える 完全な 支配者 だぞッ!?」
思考や計画は完璧だったのかもしれないけど
世界を支配しようだなんて…非道すぎるよ!
ゲーチス「一度ならず 二度までも 無名の トレーナー ごときに……!」
ゲーチス「認めるか……! ありえるか……!
ポケモンなる 道具を 使いこなせぬ 愚かな 者たちに 遅れを とるとは!」
いい加減にしてよ!ポケモンは……
言葉を遮るかのようにNが話し始めました。
N「あえて こう 呼びます
とうさん! わかってください」
父さん??
え!?どういうこと??
N「ポケモンは 道具では ないのです」
そう!道具なんかじゃない!
N「ポケモンと ヒトは お互いを 高みへと 誘っていける
すばらしき パートナー なのです!
それを わかっている ヒトたちも いるのです!」
N「だのに!」
ゲーチス「黙れ! 黙れ! 黙れ! 黙れいっ!」
ゲーチスはNの言葉を受け入れようとしません。
ゲーチス「ポケモンと 話せる 化け物が! 人間の 言葉を 語るな!!」
なんでそんなこと言えるの!?
化け物だなんてっ……!
仮にも自分の子に向かって!
ありえないよ、ありえない……。
その時、ダークトリニティの1人が現れました。
ダークトリニティ「ゲーチスさまは…… もう 正気では……
ここは わたしたちが……」
N「うん…… とうさんが いなければ プラズマ団は もう……」
ダークトリニティ「……では」
ゲーチスを連れてダークトリニティはどこかへ消えていきました。
…… ……。
ぁ……。
緊張の糸が切れたのか思わず座り込んでしまいました。
えっと……。た、立てない……。
N「みんなに かわって…… アリガトウ!」
え!?いや、そんな…。
あの、ありがとうなんて…なんだか恥ずかしいです。
……あ、キュレム。
キュレムは大丈夫なんでしょうか??
N「キュレムだけど 大丈夫
今は 力を 失っているが また ここに 現れる……!」
そうなんですか。なら安心しました。
(ゼクロム)「バリッシュ!」
ゼクロム何か言ってるんでしょうか?
N「ゼクロムも いっている キミに アリガトウ って!」
え!? ゼクロムまで??
……ゼクロムも無事で良かったよ。
こちらこそ助けてくれてありがとう^^
あ…。Nさん。
Nさんはポケモンと話せるんですよね?
N「そう…… ボクは ポケモンと 話せるんだ」
ホントにポケモンと話せる人が居るんだ、すごい。
Nが徐(おもむろ)に話し始めました。
N「あのとき…… ○○○(BW主人公)や アデクが 教えてくれた……」
N「さらに 多くの 出会いを 経て いろんな 声を きいた……」
2年前の事件以来、プラズマ団を離れ旅をしていたんですよね。
N「異なる 考えを 受け入れ 世界は 化学反応を 起こす」
N「そうして ボクの 世界は 静かに 広がった……」
今まで見たこともない物、景色、いろんな人の考え
それらを自分の中へ受け入れることで
今までに無かった思い、考えが出てくる。
それにより自分の中の小さな小さな世界は大きく、鮮やかに広がっていく。
N「ポケモンと いることで ヒトは 未知なる 世界へ 進める
ヒトと いることで ポケモンは 真の 力を 発揮する……」
確かにそうです。
ポケモンと人は一緒に居ることで互いに高め合うことができる存在。
そうあるべきなんです!
N「それが ゼクロムが 教えてくれた ポケモンと ボクの 理想……」
ゼクロムが教えてくれたNさんの「理想」ですか。
当たり前のことだけど、改めて聞くとすごいことだなって思いますl
N「そして いつの日か 理想と 真実は 交わり
モンスターボールの 支配から ポケモンも ヒトも 解き放たれる」
モンスターボールはポケモンを縛りつけておくための物じゃない。
モンスターボールが無いと心が通わないなんてことは無い。
ポケモンの解放の本当の意味はこの事だったんだ。
N「キミ!」
なんですか?
N「キミと ポケモンが 目指す 道は どんなものか?」
……えっと…。
あたしは…
ポケモンたちと…… …… …… …… …… ……
N「その 理想を 確かめるため ポケモンリーグへ 向かいたまえ!」
……はいっ!
あ…あのNさん。
会えてうれしかった。
ありがとう。
Nはゼクロムと共にどこかへ去って行きました。
………… ……。
ゲーチスの居た場所にステッキが残っていました。
このステッキ…。ゲーチスのだよね??
いったいどういう仕組みだったんだろ?
ポケモンを捕まえられなくする妨害電波って……。
スイッチとかあるのかな??笑
ヒュウ「プラズマ団の 船 飛んでいったけど……」
ヒュウがやってきました。
あ…。ヒュウくん。
ヒュウ「終わったのか?」
プラズマ団を纏めてたゲーチスって人に勝ったから
たぶん……いや、終わったよ。
それに……
キュレム…
ヒュウ「プラズマ団から キュレムを 助けたんだろ?
オマエ すげーよなッ!」
助けれた。そうだといいんだけど。
またここに帰ってくるかもって。
そしたらまた会いに来たいな。
そうだ、ヒュウくんこそチョロネコは……。
ヒュウ「オレは…… チョロネコを 妹に 返すッ……!」
そうだよね。やっと会えたんだから。
ヒュウ「まだ モンスターボールから だすなんて 無理だろうけど……」
そっか……。
5年という歳月は短くないのが覗える。
でも、きっと妹さん喜んでくれるよ。
たとえ長い時間離れてしまっていても
今はレパルダスに進化していても
おじいさんがプレゼントしてくれた世界に1匹だけのポケモンなんだから!
きっと、きっとね……!
ヒュウ「オマエは どうする?」
えっと……。
あのね、
ヒュウくんは知らないだろうけど、
元プラズマ団だったNさんって人に会ったの。
というか助けに来てくれたの。
そのNさんにポケモンリーグに向かえって言われたの。
ヒュウ「ポケモンリーグに 行け だってッ?」
それには理由があって
…… …… …… …… …… ……
(目指す道と理想(真実)は人の数だけある。
あえての空白にしておきます。
みなさんはここにどんな思いを入れますか?)
ヒュウ「それは いいな!
だって いまの オマエ イッシュで 一番 強いだろ
それを 証明してこいよ!」
うん!行ってくる!
ゲーチスを倒し、キュレムを助けることが出来た。
プラズマ団が今後どうなるのかは分からないけど、
イッシュが氷漬けにならなくて本当に良かった。
そしてNさんと伝説のトラゴンポケモンゼクロムにも会えた。
ポケモンリーグに向かって出発です。
ポケモンBW2
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Nがゲーチスのことを「とうさん」と呼んだことに、
目頭が熱くなりました。
どんなに利用されようと、Nにとってゲーチスは父親なのだから。
(実際の親子関係じゃなくてNは孤児らしいけど)
なんだか涙がでますね。うへぇぇぇーっ。ティッシュくれーっ笑
ゲーチスはNを認めることは出来なかったけど
きっと分かりあえる日がくることを願うよ。
成長したNと分かり合える日をね。
そして思い出リンクをしていると
NがBWの主人公の名前を言ってくれるという嬉しいことが^^
こちらもセリフを見た瞬間なんだか嬉しかったな。
もう、Nとトウトウはすれ違いの両想いだと思ってやまないです。
こちらも再会できる日がくることを願うよ。
キョウメイと観覧車乗ってばっかいないで
はやく迎えに行ったげて!!笑
Nのセリフ
「キミと ポケモンが 目指す 道は どんなものか?」
はBW2のPVにありましたね。
このセリフも見た瞬間、感動したわ。
言ってた場所はリュウラセンの塔じゃなかったけど。
PVにあったセリフがゲームに出てくるたび
PV観てるという謎な行為をしてるワタシですが、
プラズマ団とのストーリーが終わった後にみると
いろいろあったな~って懐かしくなります。
あのPVはBW2のストーリーをぎゅっと凝縮したという感じがします。
XYはこういうアニメPVは作らないんでしょうかね??
マーイーカ。
もう少し自分に読解力と表現力とひらめきがあったら良かったのにって
本当に思います。あぁぁ。。。