アクロマに言われた通り、反対側の部屋へ行きます。
誰がいるのか、何がおこるのか……。
少し身構えてしまいます。
恐るおそる部屋へワープしてみます。
そこにいたのは……？
？？？「……アクロマめ！
あやつは 科学者として 無駄に 純粋すぎる！」
だ、誰？？
というかお怒りのご様子？
(ゲーチス)「プラズマ団の ボスに してやったのに！」
え！？プラズマ団のボスってアクロマさんだったの！？
じゃあ、あの人は…？
(ゲーチス)「われわれ イッシュ征服 という 崇高な 使命よりも
個人の 知的好奇心を 優先させるとは！
ということはー、アクロマさんがプラズマ団の使命を真っ当していたら
イッシュは既にプラズマ団の手に堕ちていたということ？
ゲーチス「さて アナタは 幸運です
ワタクシ ゲーチスの 演説を たった一人で 拝聴 できるのですから」
ゲーチス！？
たしかゲーチスって…、ロットさんや元プラズマ団さんが言ってた…。
世界征服を企んでいる人。
まさかそんな人が出てくるなんてっ！
ちょっと逃げたいっ；；；
ゲーチス「キュレムが 秘めいている 真の 力を プラズマ団の 科学力・技術力で
極限まで 引きあげ イッシュを 氷漬けに します！」
キュレムの真の力って…。
1発ミサイルを撃っただけで街中氷漬けなのに
もし、その真の力とやらが極限にまで引き上げられたらホントにヤバイっ。
ゲーチス「恐怖に 支配された イッシュの 民 ポケモンは プラズマ団の！」
ゲーチス「いや ワタクシの！ 足元に ひれふすのです」
ヤバすぎるよこの人っ。
ちょっと、こっち来ないでよ。。。
ゲーチス「キュレムは 虚無
とある ポケモンが レシラムと ゼクロムに 分裂したときの 余り……」
キュレムは虚無！？
レシラムとゼクロムが分裂したときの余り？？
とあるポケモンが分裂し、
レシラム(真実) ゼクロム(理想)が生まれ、
その余りがキュレム(虚無)
理想と真実の裏には必ず虚無が有る…？
とあるポケモンっていったい何？
ちょっと頭が混乱してます。ヤバイ。。。
ゲーチス「ワタクシの 欲望は イッシュの 完全なる 支配！
そうです！ キュレムという 器に ワタクシの 欲望を 注ぐのです」
……そんなっ。
キュレムを欲望の為に使おうなんて…。
その時…
ダークトリニティが姿を現しました。
び、びっくりしたぁ；；；
ダークトリニティ「……ゲーチスさま キュレムの 搬送が 完了しました」
キュレムの搬送？
ゲーチス「いよいよ！ いよいよ ワタクシが
イッシュを 完全に 支配する すばらしい 時が きました！」
キュレムを何処へやったの？
本当にイッシュを氷漬けにするつもり！？
ゲーチス「では アナタたち あとは 任せますよ！」
あ！ちょっと待って！！
逃したらマズいっ！
追わなきゃ！
と、そこへ…。
ヒュウ「……待て オマエが ダークトリニティだな」
ヒュウくんっ！
ちょっと今そんなことしてる場合じゃ…。
ヒュウ「ヒオウギで 奪われた チョロネコのこと 教えな」
…はっ！そっかヒュウくんチョロネコのこと探してたんだった！
ロットさんが言ってたよね、ダークトリニティが持ってるって。
ダークトリニティ「……ああ それなら こいつの ことかもな」
モンスターボールから現れたのはチョロネコではなくレパルダスでした。
ダークトリニティ「……5年前 ヒオウギで 奪った ポケモンだ
だから おまえの いう ポケモンは きっと そいつだろう」
5年経って進化しちゃったってこと！？
でもヒュウくんを威嚇してる…。
ダークトリニティ「だが 今は わたしの 命令しか きかない……
それが モンスターボールに 囚われた ポケモンの 運命だ！」
ヒュウ「なん…… だと！
……ふざけるなよ ひとの ポケモン だぞ！！」
ダークトリニティ「……やれやれ ポケモンは 哀れだな
モンスターボールに 支配され トレーナーの いいなり……」
トレーナーのいいなりって、そんな言い方無いよ。
ダークトリニティ「2年前の 作戦が 成功だったならば！
実際に 救われた ポケモンも 多かっただろう」
2年前の作戦……ポケモンの解放ってこと？
ダークトリニティ「その レパルダス…… いや おまえに とっては チョロネコか
ボールから 解き放たれれば おまえの 元に 戻っていたかもな」
たしかに……。あの時解放されていれば
今ダークトリニティがレパルダスを持っていることはない。
運良ければヒュウくんの元へ戻っていたのかも……。
でも……このレパルダスはヒュウくんを覚えていない様子……。
いくら前の持ち主がそのポケモンを待っていても
ポケモンが持ち主を忘れてしまっていたら、戻るに戻れないっ。。。
解放したからって全てが救われるとは限らない……。
ダークトリニティ「さてと……」
！？
ダークトリニティ「そこの おまえ！ ゲーチスさまの ジャマは させん！」
はっ！しまった！
話に気を取られ過ぎてたっ。
そこへ、ダークトリニティが2人現れました。
ダークトリニティ「恨みは ない だが ゲーチスさまの ためだ！」
えーっ。
なんでそこまでしてゲーチスなんかにっ。
ダークトリニティ「あのとき ゲーチスさまに 救われて 以来 忠誠を 誓っている！」
ゲーチスに救われた？
どういう理由か知らないけど、ダークトリニティには
ダークトリニティなりのゲーチスへの恩があるということ？
ここは負けられない！
ここで負けたら、イッシュが氷漬けになってしまう！
コマタナ♂Lv.49
コマタナ♂Lv.49
アブソル♂Lv.51
コマタナ♂Lv.49
コマタナ♂Lv.49
アギルダー♂Lv.51
コマタナ♂Lv.49
コマタナ♂Lv.49
ジュペッタ♂Lv.51
ダークトリニティ「ポケモンが 勝っても 負けても わたしたちに 痛みは ない」
ダークトリニティ「与えられた ポケモンが 泣こうとも わたしたちに 痛みは ない」
ダークトリニティ「負ければ 次の ポケモンを 使う わたしたちに 痛みは ない」
痛みは無いなんて、そんなことあるわけない！
ポケモンが悲しければトレーナーも悲しい、それが普通だよ！
感情が…相手を思いやる心がないんだろうか、この人たちは…。
なんとかダークトリニティを倒すことができました。
ダークトリニティ「……よくきけ！」
ダークトリニティ「ゲーチスさまが 望む 世界！ それだけが わたしたちの 願いだ」
自分たちの意思は無いの？？
助けられたといえ、ゲーチスのしようとしていることは間違っているよね！？
ねえ！！
ダークトリニティ「……まあいい
おまえに できるのは ゲーチスさまが キュレムを 使い
イッシュを 凍らせる 様子を ただ ながめる…… それだけだ」
そんなことはさせないよ！！
眺めるだなんて、こんなとこまで来て諦められるわけないでしょ！
ダークトリニティ「おまえ…… その ポケモンは 返してやる
ゲーチスさまが これから なされることを 考えれば そいつは もう用済みだ」
ダークトリニティは消えてしまいました。
……ヒュウくん。
ヒュウ「…… …… なあ…… ○○○……」
？
ヒュウ「あいつら プラズマ団の 思い通りに させたら……
チョロネコや キュレムみたいに 哀しい ポケモンが 増えるよな……」
……うん。
そうだよ絶対。
レパルダスはヒュウを威嚇し続けています。
ヒュウの表情は複雑を覗えます…。
ヒュウくん、あたしプラズマ団をとめる！
もうヒュウくんや妹さんみたいな悲しい思いをする人を見たくないから。
ポケモンと人はずっと一緒にいてほしいから。
だから、プラズマ団を追うね。
ゲーチスを追います。
ポケモンBW2
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
うわーーーっ。
なんて言っていいのかわかんないんだけど
すごくツラいよこのシーン。
実際、ペットとかって飼い主と何年も離れていても
再会すれば飼い主の事覚えているものなのだろうか？
それが少し気になります。
覚えているのならレパルダスだってヒュウの事思い出してくれるよね？？
キュレムが虚無。
レシラムとゼクロムが分かれたあるポケモンって
いったいどんなポケモンなんだろうね？
それは開かされてないよね？？
虚無って何もないってことだけど、
何も「無い」ということが「有る」んだから
結局はどういうことなんだ？？
何も無いキュレムにゲーチスの欲を注ぐって
無から無理やり有を作るということ？？？
キュレムの本当の事知りたい。
う”ーっ。
はっきりとした答えが欲しい。
今頭が混乱してます。
ラムの実ください笑