タワーオブヘブンに着きました。
ここがタワーオブヘブンかぁ……。
見上げると先端は天まで届くような高さです。
ネジ山からここに来る途中に雨が降ってきました。
フキヨセシティや7番道路など山間部は春~秋に雨が降りやすいようです。
太陽も出てないし雨でちょっとひんやり…。
中に入ってみます。
タワーの中はポケモンのお墓が並んでいました。
上を見渡すと、天にも届くかのような螺旋階段が続きます。
……ホントに天国への塔なんだなぁ…。
空気もこの中だけは何か違うような気がします。
気がするだけで見えるとかそういうのじゃないのだけど。
あ。アララギ博士だ!
アララギ「ハーイ! フウロちゃんは どうだった?」
えっと…。ナイスバディなお姉さんでした。
え!?そうじゃなくて??
アララギ「あら? まだ ジムバッジを もらってないのね」
まだなんです。
もうちょっと鍛えてからフウロさんに挑もうと思って。
それにタワーオブヘブンも気になっていたので。
アララギ「だとしたら 飛行機が 飛ぶまで ばっちり フィールドワークね!」
フィールドワーク?
もしかしてあたしに時間稼ぎさせてます??
フウロさん大変そうだなぁ…。
アララギ「タワーオブヘブン…… 大きな 墓標……
もともと ゴーストタイプや エスパータイプが 多いところに
この建物が 造られたのか
それとも 建てられたからこそ そうした ポケモンが 集うのかしら」
どっちなんでしょうかね??
でも呼ばれるってありますし…。
何かしらあるんだと思います。ここ。
そうだ、このタワーの最上階に鐘があるんですよね。
せっかくだし見てきます。
お墓が並んでいます。
って、ヒトモシ!?
お墓の後ろにヒトモシがいました。
あたりを見渡すとヒトモシやリグレーがいます。
小さいのでちょろちょろ動くヒトモシを踏んでしまいそうです。
危ないから急に出てきちゃダメだよ。。
じゅくがえり・モモコ「どうしてだか 気だるいわ……」
たしかにヒトモシに会ってからなんだか疲れるような…?
だるいような…?
!!
ヒトモシの図鑑の説明をよく読んでみると…
「普段 炎は 消えているが 人や ポケモンの 生命力を 吸いとると 炎は きらめく。」
……生命力吸いとられてる!?
ヤバイじゃんっ。。。
あんなに小さいのに、さすがゴーストタイプ!
……ヒトモシ育てるのって結構大変そうだなぁ。
カワイイ外見には注意ってことかな?
世界の終わりを知りたいが為にここへ。
世界の終わりっていったいどういう感じなんだろうね…。
サイキッカー レイジ
「たとえば 世界すらも なくなって 終わり じゃないんだ……。」
形ある物はいずれ消えてなくなる。
でも、終わりがあれば始まりがある。
全ての物は消えて生まれての繰り返し。
世界の終わりがあろうと、
それが破滅だとしても
また新たな世界が生まれて世界は廻っていく…
サイキッカー ユウミ
「タワーに いっぱい 詰まってる 伝えられない 想い……
きいてあげられたら いいんだけど」
魂はあれど、肉体が無ければ思いも伝えれない。
ここに眠るたくさんのポケモンたちの魂の中には
生前愛してくれたパートナーに伝えたいことがあるのかもしれない。
それを聞いてあげれればポケモンたちの魂も安らかになるのだろうか…。
パートナーもそれを望んでいるのだろうか…。
タワーオブヘブンンの最上階に来ました。
下を見下ろしてみたら…。
わぁ!!高いっっ!!
雲海ってやつ??
すごいなぁ。。。
大きな鐘がありました。
これを鳴らすと眠っている魂が喜ぶらしい…。
…鳴らしてみましょう
-鐘の 音色が あたりに 鳴り響いた……-
なんとも清らかで重厚な鐘の音…。
次に生まれるまで…
魂よ安らかに。
さて、鐘も鳴らしたし塔を降ります。
もう少しポケモンたちを鍛えてフウロさんに挑みに行こうと思います。
ポケモンBW2
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ゲーム中で出会うポケモンたちに死というのは無いのだけど、
それでもこのようなダンジョンがあるのは
「生と死」というものが生き物にとって切り離せないものだと
教えてくれているのかもしれない。
ゲーム中ではBWでアデクさんのパートナーポケモン(ウルガモス)が亡くなっている。
それを思うと、「リアルな話」主人公たちがパートナーとしたポケモンたちも
いずれ死を向かえる時が来る。
反対に主人が先に亡くなることだってあるだろう。
それを止めることは誰も出来ない。
喜びの中生まれ、悲しみの中眠る。
身体は無くなろうと魂は永遠と廻り続ける。
次生まれ変わった時も一緒に居よう。
次生まれ変わっても私に生まれたい。
身体が変わろうと魂が同じならありえなくないのかも!?
でも、過去の事、未来の事
覚えてる人、分かる人なんていないのだから。
身体を得た、たかが数十年のこの命。
ツラいこと楽しいこと、失敗、回り道…
それがあるからこその人生。
前を向け!
あなたが思っているより生きるって楽しいんだよ。
って、過去の自分に言ってやりたい。
むしろ今の自分へ。