Nが負けたことに腹を立てたゲーチスがやってきました。
Nに向かって、「ふがいない息子め」と言っていましたが……。
ちょっと、どうすりゃいいの?この状況。。。
ゲーチスが話し出しました。
ゲーチス「もともと ワタクシが Nに 理想を 求めさせ
伝説の ポケモンを 現代に よみがえらせたのは」
ゲーチス「「ワタクシの」プラズマ団に 権威を つけるため!
恐れおののいた 民衆を 操るため!
その点は よくやってくれました」
プラズマ団って、結束固いななんて思ったこともあったけど違ったの。
全てはこの男、ゲーチスが世界を支配するための布石。
Nに向かってゲーチスは言いました。
ゲーチス「だが 伝説の ポケモンを 従えた もの 同士が
信念を 懸けて 闘い 自分が 本物の 英雄なのか 確かめたい……と
のたまったあげく ただの トレーナーに 敗れるとは 愚かにも ほどがある!」
Nだって「絶対に勝つ!」って宣言してたけど
このような結果になった……。
負けたことでNの中で何かが変わったと思うんだ。
勝負をする前とでは状況も心境も変わってる。
ゲーチス「詰まるところ ポケモンと 育った いびつな 不完全な 人間か……」
ちょ、その言い方酷くない!?
それにNの考え方とかってゲーチスが刷り込ませたものでしょ!
それなのに、それ自体を否定してあたかもNが悪いかのようなこと言うなんて!!
なんなのこの人!!
ゲーチスがこちらに近づいてきました。
え!?
ちょっと、あの……。。。
ゲーチス「○○○! まさか アナタのような トレーナーが
伝説の ポケモンに 選ばれるとは 完全に 計算外でしたよ」
酷いことさらっと言ったよ、この人。。。
ゲーチス「ですが ワタクシの 目的は なにも 変わらない! 揺るがない!」
Nが負けたとこでゲーチスの考えが変わるわけでもない。
ホントに悪の悪だ!!
ゲーチス「ワタクシが 世界を 完全に 支配するため!
なにも 知らない 人間の 心を 操るため!
Nには プラズマ団の 王様で いてもらいます」
世界を支配するためなら
「王様」という肩書のあるNを手放すことはない。
ゲーチスに利用されるNを見てるのがつらいよ……。
ゲーチス「だが そのために 事実を 知る アナタ……
ジャマな ものは 排除しましょう」
……!!
そっか。。。
今プラズマ団……いやゲーチスの本当の目論見を知っているのは自分だけ。
ゲーチスがそのままにしてくれるわけがない!!
ヤバイよ、どうしよう。。。
と、そこへ
チェレンとアデクが現れました!
アデクさんお身体大丈夫ですか??
チェレン「……支配だって?
プラズマ団の 目的は ポケモンを 解放することじゃ……」
そう、そうなの。
でもね。ホントは違ったのチェレン。
ゲーチス「あれは プラズマ団を つくりあげるための 方便
ポケモンなんて 便利な モノを 解き放って どうすると いうのです?」
あれだけ、解放解放って言ってたのにさ
本当はポケモンのことなんて何ひとつ思ってなかったんだ……。
自分さえよければポケモンも人もどうなってもいいって考えだよね。
ゲーチス「確かに ポケモンを 操ることで 人間の 可能性は ひろがる
それは 認めましょう
だからこそ! ワタクシだけが ポケモンを 使えれば いいんです」
ゲーチスだけがポケモンを使えれば
抵抗する人間を抑え込むことができる。
無力にできる……。
そんなことのためにポケモンと道具として扱うなんてありえないよ!
アデク「……きさま そんな くだらぬ 考えで!」
ごもっともですよ、アデクさん!!
ゲーチス「なんとでも
さて 神と 呼ばれようと しょせんは ポケモン
そいつが 認めたところで ○○○! アナタなど おそるるに たらん」
完全になめられております…
ゲーチス「さあ かかってきなさい!」
ゲーチスと勝負をするってこと??
ゲーチス「ワタクシは アナタの 絶望する 瞬間の 顔が みたいのだ!」
なんなのこいつーー!!
もう…やめてよ……
N「○○○!!」
Nが主人公の名を呼びました!
N……っ!!
その声をかき消すように
ゲーチス「だれが なにを しようと! ワタクシを とめることは できない!」
手持ちポケモンは
デスカーン♂ Lv.52
サザンドラ♂ Lv.54
バッフロン♂ Lv.52
ガマゲロゲ♂ Lv.52
キリキザン♂ Lv.52
シビルドン♂ Lv.52
ゲーチス「それぐらい 計算済み ですとも!」
計算外のことをおこしてやるんだから!!
ゲーチス「……ブツブツ どういうことなのだ」
あと1匹っ!!!
クダリさんのシビルドンの方が毛並みがいいです^^
はっ!こんな時にワタシは何を考えてんだっ←
そしてーーー
ついにゲーチスを倒すことができました!!!
ゲーチス「ワタクシの 目論見が! 世界の 完全支配がっ!!」
ゲーチス敗れたり!!!
ゲーチス、そろそろ観念してよ!!
ゲーチス「……どういうことだ?
この ワタクシは プラズマ団を つくりあげた 完全な 男なんだぞ!
世界を 変える 完全な 支配者だぞッ!?」
支配者……ねぇ。
確かに言葉で人々を惑わせ心を操ることができたかもしれない。
でも「完全な支配者」にはなれなかったんだよ!
こんなやりかたじゃあ、人々が納得するはずがない!!
おとなしく、負けを認めて!!
ポケモンBW
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ゲーチスもきっと頭がいいんだろう。
それゆえに絶対的な思いがあった。
何年も地に身を潜めていた計画、負けるはずがない。
大の大人がここまで動揺するなんて彼の中でかなりの
「計算外」がおきているんでしょう。
……。