ある日、あるプロジェクトにH本部長の手伝いという形で携わる様になりました。
会社の売り上げの半分以上の案件だったので、責任もあるし、何よりその案件から横に拡げなきゃいけないので、H本部長に付きっきりで、見積もり等の作成、案件現場の監督など、目まぐるしい程に毎日が過ぎていきました。
そんなある日役員から直々に呼び出されて面談する事になりました。
最初は『頑張っているから昇進』なんて考えていたのですが、実際行ってみると、違う件でした・・・
『実はH本部長と君に横領の疑いがある』との事を告げられました。
最初は何の事かも分からず、只々話を聞いているだけでしたが、話を聞いていると、『案件現場に毎月ノートパソコンが大量に納品されている事になっているが実地調査したところ、事実とは異なり、使用されていないとの報告が上がってきた』との事でした。
確かにパソコンを使う現場でしたが、古い型を使っていたので、それは無いなと思い『間違いでは?』と返しましたが、実際のデータには毎月納品されているとのデータが出ていて、その額なんと2000万円以上。
確かにH本部長に見積もり内容を聞いても『これで作れ』の一点張りで、おかしな点はあったのですが、そんな事になっているとは知らないで、役員の決済は僕が貰っていた為、今回の呼び出しになったみたいです。
結論から言うと、僕の横領の疑いは晴れ、H本部長が全て横領していた事を認め、責任を取って退職(会社は世間の体裁上、横領事件にはしなかった)
でもその結論が出るまでが地獄で、家に帰っても眠れない、休みの日もそればかり考えてしまい、誰にも相談出来ない日々が続きメンタルに限界がきてしまいました。そして、ついに訪れてしまいました。