もう1枚、中古CDを購入しています。
世界最強のリズムセクション
スライ & ロビー
ドラムス:スライ・ダンバー
ベース :ロビー・シェークスピア
自らのレーベルを持ち、デニス・ブラウンやシュガー・マイノットなどの有名レゲエ・アーティストをプロデュースしバックを務めるリズムセクションです。
単独でもタクシー・ギャングというバンドを率いてアルバムを発表しています。
これは、彼らのタクシー・レーベルからリリースされたアルバムからチョイスした作品集
(何やら著作権云々のお知らせがきてるので、これなら大丈夫か・・・)
Taxi Fare/Sly & Robbie
¥1,889
Amazon.co.jp
では、まず1曲
このアルバムでも、タクシー・レーベルのいろんなアーティストがボーカルをとっていますが、スライ & ロビーはインスト曲の方がいいと思うので、タクシー・ギャングのスカ風のホーンセクションがカッコいい曲
スライ・ダンバーはいち早く、シンセ・ドラムも取り入れた革新的なサウンドのクリエイター。この曲を聴いても、よく分かりますね。ただのドラムではないです。
ロビー・シェークスピアの方はオーソドックスな、グルーヴ感を出すタイプのベーシストですが、グルーヴの太さがとてつもないです。
「音がうねる」とは、よく言いますが真夏の野外ライブ『レゲエ・ジャパン・スプラッシュ』に出演した時に彼らの演奏を聴いたんですが、本当に音がうねっていました!いや、空気がうねっていました。
別に何かやってた訳ではないですよ(笑)
ロビーのベースのグルーヴはマジで凄かったです。
次はダブの曲
ダブというのは楽器の音にエコーをかけたりして加工するレゲエのこと。
ライブの時には現場でミキサーが操作します。
スライ&ロビーのアルバムは『Language Barrier』『Silent Assassin』の2枚を持っていましたが、どちらもファンク、ヒップホップ寄りの音でした(この人達はレゲエの枠の中に収まっている人達ではないんです)
これはこれで凄いサウンドではあるのですが、ファンク、ヒップホップにはさほど興味のない私としては、やはり本職のレゲエの音が聴きたかったです。
この『Taxi Fare』は完全にレゲエ寄りで、しかも、インストが5曲入っていた(欲を言えば全曲こういうカッコいいインストなら最高でしたが)ので、税込324円は結構お得な拾い物でした。