ジョン・メイヤー
デレク・トラックス、ジョン・フルシアンテとともに現代3大ギタリストの一人なのだそうです。
名前だけは知ってましたが、最近、クラプトンがJ.J.ケイルのトリビュート・アルバムで3曲も起用している(商売上の狙いも当然あるのでしょうが)ので、「これは聴いてみねばなるまい」と思いCDを借りてみました。
さて、どれを聴いてみようかと調べてみましたが、名盤の評価が高く、3作目にあたるので「そろそろ、脂ものっておろう」と考えて、これにしてみました。
コンティニュアム(2006年作品)
さて、聴いてみました。
60~70年代音楽の要素もありますが、80年代以降の音楽の要素もある作品ですね。
以前からデレク・トラックスのアルバムはよく聴いてましたが、デレクの作品に比べると、いくぶん、イマどきの音という感じでしょうか。
もっとも、デレクと一緒に演奏しているメンバーは、ほとんどが私と同年輩の人達なので、音がシブくなるんでしょうが。
このアルバムの中からは『Waiting On The World To Change』というヒット曲が出ています。
70年代っぽい曲調ながら随所に現代的なセンスの感じられるいい曲です。
でも、ここでは、この曲は紹介しません。
私好みの60~70年代的要素の強い曲を紹介させていただきます(笑)
まず、これが気に入りました。
これは、なかなかのバラードです。
この曲はジョン・メイヤー・トリオ(JMT)名義で発売されたライブ盤に収録されていた曲をスタジオで録り直して、このアルバムに収録されたということです。
JMTのドラムとベースの人はベテランの凄腕セッションマンらしいので、次に借りるなら、これかなと思っています。これならデレク・トラックスと条件は五分ですもんね。
お次はウエストコーストのシンガーソングライター風。
オジさんはこうゆうのに弱いのです。
口笛を吹きながらギターを弾いている人は久しぶりに見ましたが(笑)スモーキーないい声ですね。
最近、この人はアコギを使うことが多いのかな。
もう一つ、いってみましょうか。
ジミ・ヘンドリックスのカバーも収録されています。
何故か皆、スーツにネクタイですが、んっ?これがJMTのメンツか?
なるほど、腕は確かです。
古いブルースやソウルをかなり聴き込んでいる人だそうですが、年齢的に80年代以降の音楽を聴いて育っている人なので、現代的なセンスを兼ね備えています。
同じ黒人音楽を演っても70年代の白人の若者が黒人音楽を演るのとは、また違ったものが出てくるんでしょうね。そうやって音楽は進化していくのでしょう。
デレク・トラックスにしても、新しい世代の人達がこういう音楽に取り組んでくれるのは心強いですね。
人の借りないようなCDばかり借りてるせいか、いままで検索してみても「この商品は登録されていません」としか出てこなかったのですが、さすがにこのCDはバッチリ検索できました。
よろしければ、お近くのTUTAYAの店舗名を入力して検索してみてください(別にTUTAYAの回し者ではありませんが)
TSUTAYA 在庫情報
http://store.tsutaya.co.jp/item/rental_cd/002632935.html
これは、どこの店でもありそうです。