今日は東京フォーラムまでバレエを観に行って来ました。
レニングラード国立の「くるみ割り」で、くるみ割りですから、楽しかったですよ。

でも、演出が普通の見慣れた「くるみ割り」とは、とっても変わってました。
原作はE.T.A.ホフマンの創作童話「くるみ割り人形とネズミの王様」ですが、バレエの場合はワイノーネン版の台本が標準になってますが、この舞台は物語のストーリーをほとんど追っていないんです。
言ってしまえば、踊りのバリエーションだけを繋げて短縮したといった感じです。ドッセルマイヤーがプレゼントを配る場面も出てこないし、マーシャが寝る場面も、馬車もジゴーニュおばさんとポリシネルたちも出てこないんです。
純粋に大人用のバレエ「くるみ割り」でした。