マシュマロはもともとマーシュマロウの根の粉末を溶いて煮詰めたものです。
マーシュマロウは次のようです。

マーシュマロウ 【marshmallow】 アオイ科
西・中央アジア、東ヨーロッパに分布。両面がけば立ったやわらかな厚みのある葉。
和名 ビロードアオイ 別名 ウスベニタチアオイ フランス名「モーブ」。
用途/花、葉、根茎 利用法 入浴剤、ハーブティー、食用 薬効 去痰、消炎、利尿、鎮痛、止血
葉は気管支炎や呼吸器の炎症を和らげ、尿結石、膀胱炎にもよい。ほかに傷ややけどに葉を湿布する。
フレッシュな根を煎じて胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎に使う。また口内炎やのどの痛みにも効く。
アオイ科 アルタエア属 学名 Althaea officinalis L. 英名 marsh mallow、white mallow
名前はマロウですが、ゼニアオイ属のコモンマロウやムスクマロウと違ってアルタエア(ビロードアオイ)属。
マロウのなかで最も高い薬効を持つと言われ、属名の Althaea もギリシア語の「altheo
(治療する)」に由来。
根の粉末が咳止め用のトローチの原料として用いられていたが、これがお菓子のマシュマロの元になった。