夏休みの旅行の続き。
長崎県島原市の宿に宿泊した翌日は
抽選に当選し実現した長崎市の三菱重工業長崎造船所の工場見学です。
すいません^^; 工場内は撮影禁止で画像が全くないんです(>_<) 私のつたない説明で簡単にご紹介だけ^^;
とにかく敷地が広大な為、すべて観光バスの中からの見学です。
一番最初に目に飛び込んできたのは畳1~2畳くらいの鋼板が積み上げられている風景。
その鋼板が切断工場で設計図のデーターを入力された切断機でパーツ毎に切断され、
溶接工場で縦、横と溶接され、組み立てられた部品=ブロックとなり、(このブロックが既に巨大^^;)
それが塗装工場で塗装され
野外の海に面した組み立てドッグに運ばれます。
さらにドッグでそのブロックが巨大クレーンをつかって組み立てられ、一隻の船になるんですね~
私達が見学していた時は2隻のタンカーが造られているところでした。
なんと設計から引き渡しまでの期間が大型タンカーで1年6ヶ月、大型客船は2年11ヶ月かかるそう。
ちなみに敷地があまりにも広大な為、そこで働く方々は自転車で移動されていましたよ^^
工場見学の後は、バスで移動し史料館へ。

空襲や長崎に落とされた原爆の爆風にも耐えて残った赤レンガの建物です。
中はこんな感じ

写真とか資料とか船の模型とか蒸気タービンとか工作機械とか・・・^^; ????
土佐藩士、岩崎弥太郎さんが幕府の艦船修理工場を払い下げされたところからの
長崎造船所と戦艦から豪華客船、石油タンカーなど、そこで製造された船の歴史が学べます。
事前申し込みが必要ですが、こちらは通年一般公開されていま~す。
余談ですが案内して下さった総務の方によると、
韓国、中国で作られる安価な船の価格競争についていくには大変だそうで、
こちらの造船所ではより付加価値をつける為、エコで環境に優しい船の開発製造も徐々に手がけているそう。
またこちらの工場に限った話しではないのですが、一週間くらい前の新聞に
全世界的にリーマンショック前に注文された船が次々に完成したため、現在新しい船が余剰状態にあるそうです。
造船業界もなかなか厳しそうですが
海に囲まれた日本にとっては根幹とも言える重要な産業の1つですからぜひ頑張ってほしい!!!
三菱重工業長崎造船所の工場見学は年に一回夏休みの時期に開催されているそうなので
興味のある方はそのくらいの時期に
三菱重工業長崎造船所のHPの事業所発信ニュースをチェックしてみてはいかがでしょ~^^;
コメントしようがないですよね~^^;