今週は震災後初の腎臓外科の定期受診がありました。 
    
  検査結果は  
  クレアチニン 1.08(正常値0.48~0.79)
  またまた最低値、更新しました。良かった~^^


  ヘマトクリットという貧血度あいをはかる値が
  29.3(正常値35~43)でした。
  いつまでも感じる地震酔いは貧血のせいかも
  
  しかし節電の為か診察室が暗い・・・・
  そのせいか先生の表情にもいつもどおりの覇気がないような・・


  震災直後から血圧が上昇し、ストレスからか下痢、めまい、吐き気の為
  一時は体重が1.5Kg減ってしまったのですが、
  受診前には体調も元通りになっていたので、
  そのことを先生に伝えたら


  「まぁ今回のことで血圧が上がった人は沢山いるよ。
  でも一時的なことだし、
  元に戻ったんだったら薬は今までどおりだね。」


  ここでまた先生は暗い表情になって、突然


  「・・・・・血圧の薬は薬局に行けば
  比較的簡単に手に入る・・・・
  ・・・・でもあなた達が服用している
  免疫抑制剤
  簡単に手に入らないんだよ
  被災して、
  とりあえず行ける薬局に行っても、
  普通の薬局にそんなものはない。
  ・・・・簡単に手に入らない・・・でしょ

  どうしたんだろ・・先生の受け持つ患者さんに何かあったんだろうか?
  私も「・・そうですね・・」とつぶやくことしかできませんでした。


  そしてしんみりした後
  こんな時ですが、
  まだある左手のシャントの流れが強すぎて時々痛いことを訴えたら
  「移植後9ヶ月目に突入したんだよね。
   もうそろそろシャント閉鎖の手術をしてもいいけど
   こういう状況下だし、
   世の中が落ち着いてからにしましょうよ!」と。
 
  まぁ仕方ないか・・
  震災前は早くシャント閉鎖の手術をして、
  パートあるいはその為の求職活動を開始しようと思ってたけど
  元々ない求人がますますなくなっているだろうし、
  パートはしばらく諦めよう・・
  
  次回の受診は5月の連休明けになりました。
  ちょっと間が空くので心配ですが、
  移植腎も安定しているし、
  その頃には世間も今よりは安定しているだろうからという
  先生の助言もありまして・・
  うーーん、私の体調っていうより、
  震災後の世間の変化に合わせての診察内容だったなぁ
  仕方ないですね。

  受診できたこと、お薬を手に入れられた事、
  移植腎に感謝して、
  安定して生活していけることに
  感謝していこう。