『短期目標』というお言葉
こないだの実務者研修で覚えました
龍樹さんが生まれたとき
周りの人によく聞かれた事があります
『小学校とかどうするの
』
』龍樹さん生まれたばっかですけど
障がい福祉も全く知らず
今何をすればいいのかもわからない時
そんなもん分かるか～い
当時の私は
『どこまでどう育つかわからんし
どんくらい賢くなってるかもわからんから
その時の龍樹さん見て決める～』
と言ってたのを思い出します
何も分かってない割に
素晴らしい解答です
前にも書きましたが
ダウン症である彼らには
成長の物差しがないんですよね～
いつどのくらい成長するか
全く見当つきません
皆さんのブログを見ていると
『親亡き後・・・』
というフレーズをよく見かけます
大切ですけどちょっと目標が
遠すぎはしませんか
そのせいで
少しでも周りから遅れると
焦りが出てきてるのでは
そして焦ってはいけない
と自分に言い聞かせ・・・・
でも焦る～
やるせな～い
となってしまってるのかなぁと
と思うのです
私もそうでしたけどね～
無意識のうちに
中学生になるころには
健常者の中学生より勉強が
出来ないくらいかなぁ
とか考えてしまってませんか
しつこいようですけど
私は考えてたと思います
だって身近にダウン症の人なんて
いなかったし
知的障がいってのが
大人になるとどんな風になるのかも
イマイチ知らなかったし
語り出すと長くなってきました
だからですね
遠い将来よりまずは目の前の
小さな目標を一つづつ
クリアしていきませんか
そしてその小さな目標すら
難しそうなら目標修正して
クリア出来そうなのにしていきませんか
2才で歩けないとします
2才くらいになると
『まだ歩けない・・・・2才なのに』
』となりますよね
そこが1才でつかまり立ちを目標とし
修正しつつも1才半でつかまり立ちできました
そしたら2才には目標を
伝い歩きとなります
そしたらですね
同じ2才で
『まだ歩けない』
から
『まだ歩けないけどつかまり立ちが
できるようになった～』
』と感じませんか
ただひたすら
『まだ歩けないな～』
と待つよりも
ある程度出来そうな目標を
半年スパンくらいで立てるのです
分かりにくいですか
ものは考えようって事です
こないだの実務者研修で出会った人と
お互いの子供の話をしたときです
私はいつも龍樹さんがダウン症だと
一番にいいます
そして
『ダウン症の19才だけど洗濯物も
取り込んでくれるし
ご飯の準備も手伝ってくれるし
準備さえしておけば１日お留守番も
できるんですよ～
ただお勉強はサッパリだけどね』
』とお話しました
するとその方が
『き～さんは子供の出来るところを
ちゃんと見てお話するんですね～
私なんかアレも出来ないコレもできないって
悪いとこばっかりしか出てきませんよ
お話聞いてて反省しました
母親失格です』
』と言ってくださいました
龍樹さんの悪いとこなんて
山ほどありますけどね～
ただそれをワザワザ人に
言うことでもないし
ダウン症だけどこんなにいろんな事
出来るんだよ～って
ってアピールしてるだけやったんですけど
そういう風に感じてもらえて
嬉しくなりました
自分がほめられてるみたいで
ただそれだけですが
私にとってはその言葉がスゴく新鮮で
まぁそういうことです
伝えたいことを
どんな風に文章にしたらいいか
いつもわからなくなるので
思いついたまま書きます
スンマセン
分かりにくい事があれば
コメントでもメッセージでも
質問受け付けますので
勘弁してください
では
