お仕事終わって家に帰ると
テーブルの上に福祉作業所の
連絡ノートとお給料袋が
龍樹さんお給料日やったのね~
早速1000円は貯金でいただいて
残りを渡してあげないとね
・・・・って
給料袋
空やんか~
のんきにゲームをしてる
龍樹さん
ここで雷が落ちま~す
『ぅお~い給料袋の中入ってないやないか~』
龍樹さん軽く無視
即座に私がテレビを消して
『龍くんお金どこやったんよ
お財布に入れたんか』
さすがにヤバいと思ったらしく
龍樹さんフリーズ
『・・・いれた・・・』
『ふざけんな~すぐ財布持ってこ~い』
この状態から動けず
『龍くんのお金やけど
勝手にとったらダメ
かぁちゃんが見てから
龍くんに渡すもんやからな』
と納得してもらってから
1000円貯金としてもらって
残りを
『龍樹くん
1ヶ月お疲れさまでした』
と渡してあげました
嬉しそうにニマニマしながら
お財布にしまってましたよ~
もうこの歳になると
一回怒ると覚えてるようで
同じ失敗はしなくなりました
その代わり怒るときは
思いっきり怒ります
そこまでおこらいでも・・・ってくらい
大きな声で一回くらいは
お腹にグーパンチくらわします
その位しないと
真剣に受け取ってくれないのが
龍樹さんなのです
しょーもないことでは
そうそう怒りませんが
お金の事は大事なのでね
作業所の所員さんとか
学校の先生とかは
さすがにここまで厳しく怒らないので
外では余裕かましてる龍樹さんです
でも大好きな先生や所員さんに
冷たくされると
ショックなようで
ちょっと賢くしてるみたい
どうでもいいことと
絶対ダメなこと
怒り方を差別化しないと
なかなか難しいようです