こないだお仕事で
利用者さんがサンダルがほしいと
言うことで一緒にお買い物へ
いろいろ見て回って
予算とサイズ等の都合で
AとBの二つに絞られて
利用者さんと話し合いながら
どっちにするか決めていました
『僕はBの方が好みやなぁ』
と言うので
『それじゃBにしましょ~』
『でも履かせやすいAの方でいいよ』
と言うのです
確かにビミョーにBの方が
履かせにくかったんですが
そんなの気にならない程度です
『そんな事言わずに
気に入った方を買えばいいじゃないですか』
『でも介助者が履かせにくいのは
避けた方がいいかなぁと思って・・・』
え~
完璧に履けないような物なら
そうかもしれないけど
大差ないから利用者さんの
気に入ったBの方でいいじゃないですか~
自分のお金で自分で使うものなのに
好きなものを選べないなんて
『履かせやすい方でいいよ~』
と何回も言うので
『大丈夫ですよこのくらいなら
誰でも簡単に履かせられますから
ぜひお気に入りの方を買いましょう』
と説得して納得してもらい
無事利用者さんのお好みのサンダルを
買うことが出来ました
きっと利用者さんも
ホントはお気に入りの方が
欲しかったと思います
誰でもそうですよね
何でもかんでも
利用者さんの思うようには
してあげられないかもしれないけど
それでいろんなことを
諦めなければいけないのは
なんだか納得いきません
出来る限り利用者さんの
希望にそえるようにしてあげたい
でもそれが利用者さんの負担に
ならない程度にしています
出来る人が出来ない人を助けてあげる
お互い助け合いの精神です
お仕事の面では
私の方がいろいろ助けられてますしね
しかもヘルパーとなれば
ちゃんとお給料をもらって
やってるわけですから
無理なことは無理っちゅうけど
やるだけやりますよ
という
ちょっと考えさせられた
出来事でした