約2500年前の古典、「論語」の中で孔子が語っている
つきあってはいけない人 =【損者(そんしゃ)】には、
次の3つのタイプがあります。
①人と自分を比べて見栄を張ったり、僻んだりする人 =【便辟】
人に自慢をするために良い車に乗ったり、ブランド品を身に着けたり、
学歴・会社での肩書きを誇る人のことです。
こういう人は、本当の自分自身の中に確固たる軸がなく、
いつも人と比較することでしか、自分の価値を確かめることができません。
いつも自慢話や人を貶めるような噂話ばかり聞かされたのでは、
聞いている方はたまりませんよね。
そういう人と一緒にいると、自分もその話題に加わらなければなりません。
自分を大切にするのであれば、そういう人とは距離を置き、
つきあわないことが一番です。
②優柔不断で自分がなく、調子よく他人に合わせるだけの人 =【善柔】
言葉面だけ見ると、「善良で、物腰が柔らかい」というような感じで、
一見良さそうな人ですが、そうではありません。
こういう人は表面上は従順で、人との和を乱さないように振舞いますが、
優柔不断で自分がないだけの人です。
人と食事に行くにも、旅行に行くにも、いつも他の意見に従います。
ところが後になって「自分は本当は行きたくなかった」と言い出すのが、
このタイプの人です。
何をするにもこちらが決めてあげなければならず、
責任は自分で負わずに、相手に押し付けるのです。
こういう人も「つきあってはいけない人」と言えるでしょう。
③口先だけ表面上は良いことを言い、不誠実な人【便佞】
最後のタイプはお世辞が上手で、冗談で人を楽しませることもできる人です。
しかしこの手のタイプは、本当に困ったとき、相談を持ち掛けたりすると、
スーっといなくなってしまう人です。
上辺の調子は良いですが、実行が伴わないことが多く、
信頼に欠ける人と言えるでしょう。
このような人もあなたが「つきあってはいけない人」です。
さて2500年前も令和を迎えた現在も、人間関係の悩みは変わらないようです。
自分の人生を大切に考えるのであれば、
「あなたがつきあうべき人はどんな人が相応しいか」ということを
しっかり考えていく必要があるでしょう。