日本人にとって暗号通貨の必要性があまり感じられない!ここなんです。これどういうことか。
日本ってあまりにも恵まれた国なんです。幸せな国なんです。これどういうことかわかりますか?
あなたは、銀行口座を最低でも1つは持ってますよね?持ってますね。
あなたのお子さんだって持ってるじゃないですか。
日本って不思議な国で。全国民が最低銀行口座を1つは持っているっていう国なんです。
しかも、その銀行口座をみんな一つは持っているからお金を送金するときにどうやって送るのかって言ったら、銀行振込で送ってますよね。
例えば、あなたのお子さんが、あなたの実家が東京だとします。で、東京で生まれ東京で育ったお子さんが大阪の大学に行きました。で、大阪の大学に通っている息子から、ちょっと仕送りをして欲しいと電話があったするとそのお父さんやお母さんはどうするかというと、普通に三井住友銀行とか、みずほ銀行で振込手続きをして送ると、その子供のところにお金は早ければ当日届きますよね。その日のうちに届くんです。そして遅くとも翌日には届くじゃないですか。しかも手数料は、って言われたら送金手数料ですよね。数百円でしょ。安いんです。安いんですよ。
いいですか?これが日本人にとっての常識ですよね!
だけど、いいですか?日本の常識は世界の非常識です!
こんなに銀行網が発達していて国民全員が銀行口座を持っていて、しかも、その日のうちに安い手数料でお金を送られる国なんて他に無いですよ。
日本くらいだって思ってもいいくらいです。
例えば、アメリカはって言うとどうなのか?
アメリカではニューヨークからロサンゼルスにお金を送るとします。
さっきと全く同じ状況を考えてみましょう。ニューヨークで生まれ育った人がロサンゼルスの大学に通うようになった。そして、通っています。ロサンゼルスの大学に通っている子供からニューヨークに住むご両親のところに電話が届きました。
お父さん、お母さんちょっと今月苦しいので仕送りしてくださいと。じゃあ、お父さんお母さん送ろうとする。銀行で手続きします。
ニューヨークからロサンゼルスまで届くのに5日~1週間かかりますよ!
アメリカでは日本と同じように先進国なので、皆さん銀行口座持っている方が多いですよ。で、銀行で振り込み手続きをする。
ニューヨークからロサンゼルスまで届くのに、5日~1週間かかるんです!
しかも、送金手数料、振り込みの手数料。日本だったら数百円。
アメリカだったら、数千円です!考えてみてください。
これ非常に不便じゃないですか?
じゃあ、アメリカの方にとって考えてみてください。
瞬間的に届いて手数料がゼロに等しいお金が有ったらこんな便利なことないですよね?
じゃあ、先進国アメリカとかではなく、新興国とか開発国の事とかを考えてみましょうか。
フィリピンっていう国では、銀行口座を日本人みたいにみんな持ってないんです。全国民の3割〜4割の人は銀行口座を持っている。つまり6割の人は銀行口座を持っていないんです。
じゃあ、お金の送金はどうやって送るんですか?
銀行口座を持っていないのに振込はできないじゃないですか!って、いうことになってくる。そして、その振込ができないがゆえに送金代行会社みたいなものが広く広がっているわけですけどね。国全体に広がっている。もっと言うと世界にも広がっていて、海外で働くフィリピン人が、国内のフィリピン人の家族にお金を送ったりする時に送金代行サービスを使ってるんです。
例えば、日本で働いているフィリピン人が5万円を本国フィリピンの家族に送金するとします。手数料は5千円ですよ。5万円送るのに5千円手数料でかかるんですよ!
これすごく辛くないですか?
って、状況ですがスマートフォンの普及率、フィリピンでは109%です。みんな国民全員がほぼ1つは、一つ以上はスマートフォンを持っているって事なんです。どうですかね。考えてみてください。
スマホからスマホに瞬間的に届くお金。
しかも、送金手数料がゼロに等しい。
というものがあれば便利だと思いませんか?どうですか?
例えば、日本人にとっても便利ですよ!
じゃあ、僕が日本の会社で仕事をするにあたってプログラムを開発依頼するにあたり、日本人のプログラマーに頼むと高い!だから、インド人のプログラマーに依頼しようと、そう思った時、スカイプでインド人のプログラマーとやり取りをする。
発注します!って時に、これまでに僕が発注を決めた時に銀行に赴いて、国際送金の手続きを行って、それでインドのプログラマーのところにお金を送ってもらうと。その発注をかけるわけだから、その支払いをする必要がありますよね?
で、そのお金を送ってもらうと、これが届くまでにやっぱり最低でも一週間から10日かかるわけですよ。そうすると、そのインド人のプログラマーは一週間後に、僕からお金を受け取って連絡がきます。そして、お金が着金していたのを確認したので、じゃあプログラムの開発に入りますと、なる訳ですね?
じゃあ、これがインドのプログラマーがスマホを持ってると、僕もスマホを持っていると、スカイプでミーティングをして発注を決めたと、その時にじゃあ、今からお金を送ります。と、スマホをポッポッポッといじり、そして送信すると次の瞬間に、はいお金が届きましたと。
僕がハイ送りました! 向こうがハイ届きました!と、こうやってとにかく瞬間的にお金が届くと。しかも手数料は銀行から国際送金なんかしたらめちゃくちゃ高いですけれど、ほぼゼロに等しい。どうですか?ものすごい便利ですよね!?で、あるがゆえに世界的にドンドン普及してるんです。
じゃあ、そもそもその暗号通貨。
最初にできたのはビットコインなんです。で、あるがゆえにビットコインは暗号通貨の基軸通貨になっているんですけど、ビットコインを中心にビットコインなるものが、どうやって誕生して、どうやって今のように世界に普及してきたのか?
次回は、このあたりについて勉強していきましょう。
続きます。