ついつい、コーチングやら

カウンセリングやらセラピーやら

学んだり、生活に取り入れたり、

それを生業にしたりし始めると

しばしば起こることがあります。

それは、

「ネガな感情を

もってはいけない症候群」

怒っていてはいけない

凹んでいてはいけない

テンション低くしてちゃいけない

悔やんだり不平でグチグチしてちゃいけない

…どれも、そういう人が近くにいたら
周りは、あんまり良い気はしない、

それは確かですし

ネガっぽい気分でいるよりも、

朗らかで軽やかな気分でいる方が

自分自身も周りも心地が良いもの、

ってのも確かです。

けれど、そのことと

自分に湧き上がる感情に善し悪しや

優劣をつけるってのは、

また別のことではないかと感じます。

本当に、多いのですよ。周りでも。

仲間内でもそうですし、

受講生さんやクライアントさんにも
なかにはいらっしゃるのですが

「怒ってはいけない」

と自分に言い聞かせて、

怒りを抑えこもうとしている方。

そして、抑えきれずに炸裂させてしまって
どっぷり落ち込んだり、

自分を責めたりしている方。。。

怒ったって、いいじゃない！！！

怒りは、他の感情と同じく
外界の刺激に対して、

自分の中で生じた反応。

その反応自体に

「よい」「わるい」はなくて
ただ、「そういう反応（が起こっている）」

ってことだけ。

怒ることは、

決して悪いことではないよね。

怒りは、

自分の中で大切にしていることや、
譲れないこと、

正義感や価値観の存在を思い出させてくれるし

怒りが大きな牽引力になって
何かを成し遂げたり、

何かを更に改善したり促進したり
をもたらすこともある。

むしろ、

怒るべきところで怒りを

飲み込んでしまったり

無理に抑えこんでしまったり
それこそ「ない」ことに

してしまうことの方が

本当は「よくない」ことなのではないか、

とさえ思うときがあります。

大切なのは、　

感じないこと　なのではなく
感じたものを、次にどう向けるか

感情に浸り続けるのも
感情に巻き込まれて我を失うのも
選択肢の一つ

だけど

怒らずにはおれない
憤りを覚えずにはおれない　…ほどに

自分は何を大切に感じ
どうあってほしいと願っているのか

そして、現状はどうなのか
その現状に対して、

自分はどうありたいのか、

どうしたいのか

まず、そこからだし
怒りは、そのためのチカラに

換えることができるのです。

怒りを感じたことを嘆いたり
そんな自分を卑下したりするのは
それからでも、いいんじゃない？かな？

以上、Kuroでした！！

怒ったっていいんじゃない