耳鼻科対策 | 単品の進級促進運動

耳鼻科対策

耳鼻科は大体プリントに載ってますよ~
過去問もほとんど答え付きだし、本試は過去問通りという噂だし。
というわけで参考までに。

12/16追加編集(静脈性嗅覚検査)
12/15追加編集(ビディアン神経~UPPP)


【静脈性嗅覚検査】
アリナミンなどの強い匂いの物質を静脈注射し、匂いが起こってから匂わなくなるまでの時間を計る。正常なら約2分。静脈から発散されるアリナミンの匂い分子が、嗅覚細胞を刺激することにより匂いを感じる。
 嗅上皮まで匂いが何らかの原因で達しなくても、血管経由で匂い分子が嗅覚細胞を刺激できる。アリナミンを注射して匂いが解らないくらいの嗅覚障害は、嗅覚細胞そのもの、またはそれ以上の障害である。

【ビディアン神経】
鼻の副交感神経。アレルギー性鼻炎の重症例で、ビディアン神経切除術が行なわれる。

★成人男性の平均の声の高さ. 120Hz

【声帯ポリープ】
●声帯膜様部を3等分した中央部に発生し,片側性に起こることが多い

【混合性喉頭神経麻痺】
●原因:上咽頭癌、延髄の血管障害

【口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)】
● 口蓋垂や扁桃腺などをぐるりと切り取る手術
● 日本で開発された。

【人工内耳適応条件】
1.手術年齢
A)適応年齢は原則1歳6カ月以上とする。年齢の上限は定めず、上記適応条件を満たした上で、症例によって適切な手術時期を決定する。
B)髄膜炎後蝸牛閉塞など、1歳6カ月未満での手術を要する場合がある。
C)言語習得期以後の失聴例では、補聴器の効果が十分でない高度難聴であることが確認された後には、獲得した言語を保持し失わないために早期に人工内耳を検討することが望ましい。
2.聴力、補聴効果と療育
A)種々の聴力検査を用いても両耳とも平均聴力レベル90dB以上である場合。
B)少なくとも6カ月以上にわたる最適な補聴と療育によっても両耳とも平均補聴レベルが話声レベルを超えず、補聴器のみでは音声言語の獲得が不十分と予想される場合。
3.禁忌
 中耳炎などの感染症の活動期
4.慎重な適応判断が必要なもの
A)画像診断で蝸牛に人工内耳が挿入できる部位が確認できない場合。
B)反復性の急性中耳炎が存在する場合。
C)制御困難な髄液の噴出が見込まれる場合など、高度な内耳奇形を伴う場合。
D)重複障害および中枢性聴覚障害では慎重な判断が求められ、人工内耳による聴覚補償が有効であるとする予測がなければならない。 

【前庭神経炎】
● 急性期には健側方向の眼振が認められる。
● 温度眼振検査(カロリックテスト)では患側耳の温度眼振反応の高度低下が認められる。

【顔面神経減荷術】
● 顔面神経を締め付けている骨を削り、顔面神経の再生を助ける。
● 耳の付け根を切開し、主として骨の中を走行する顔面神経の周囲の骨を削り取る。

【急性化膿性甲状腺炎】
● 機序:下咽頭梨状陥凹瘻は下咽頭及び甲状腺を結合する先天性内瘻で、これを経由して甲状腺に細菌感染が広がる。
● 原因菌:黄色ブドウ球菌、化膿性連鎖球菌、肺炎球菌など

【声門上癌】
● 進行性で、広範な局所進展
● 比較的早い時期における所属リンパ節転移
● 比較的高い割合での遠隔転移をきたす。

【顔面神経麻痺の評価】
●顔面全体の評価法(House-Brackmann法):1955年にBot-man氏とJongkees氏によって提唱されたものである。顔面麻痺の程度を顔全体の印象から段階にわけて記載する方法。正常~完全麻痺まで6段階に分けて評価する。
● 顔面部位評価法(40点柳原法):柳原氏が提唱した顔面神経麻痺の部位評価法で、38点以上は正常で8点以下を完全麻痺とする。
House-brackmann法は1955年にBot-man氏とJongkees氏によって提唱されたものである。顔面麻痺の程度を顔全体の印象から段階にわけて記載する方法。正常~完全麻痺まで6段階に分けて評価する。
$単品の進級促進運動-40点柳原法
【ハント症候群】=耳性帯状疱疹(ラムゼイ・ハント症候群)
● 症状
・ 水疱が耳介・外耳道に生じる
・ 顔面神経麻痺
・ 内耳神経症状(難聴・めまい)
● 機序:顔面神経膝神経節や前庭神経節、頸髄神経節などに潜伏感染していたVZVの再活性化
● 治療
・ 抗ウイルス剤(アシクロビル)
・ 顔面神経麻痺に対する抗炎症・抗浮腫の目的で副腎皮質ステロイド薬
・ 痛みに対しては、消炎鎮痛薬のほか三叉神経痛治療に準じてカルバマゼピンの内服や星状神経節遮断

【Holzknecht(ほるつくねひと)徴候】
・息を吸った時に縦隔が異物のある側に移動し、息を吐く時には反対側に移動する
$単品の進級促進運動-ホルツクネヒト徴候

【構音障害】
● 開放性鼻声:軟口蓋マヒ・口蓋裂
● 閉鎖性鼻声:鼻polyp、上咽頭腫瘍、アデノイド

【甲状腺の良性腫瘍】
● 甲状腺良性結節、結節性甲状腺腫などとも呼ぶ。
● 甲状腺の良性腫瘍は濾胞腺腫(ときに嚢胞合併)、腺腫腺腫様甲状腺腫、機能性結節に分類される。

【濾胞腺腫】
● 日本人にかなり多く発生する
● 卵の殻のような石灰化は濾胞腺腫や腺腫様甲状腺腫のときに見られる。

【舌癌】
・全摘した場合、腹直筋皮弁(血管付き遊離皮弁)を舌の形態に整えて移植すれば、会話や食物摂取はほぼ元通りになる