二外対策 | 単品の進級促進運動

二外対策

更新遅くなりました。試験は明日のお昼ですね。
今回多すぎです。
再試には絶対なりたくないパターンですね。
ノート全く作ってないです。余裕無し・・・

【術後管理】
・ 術後発熱・・・IL-6の上昇は術直後から術後1病日に最高値を示し,発熱も術直後から術後1病日が最高となる.IL-6の漸減に伴い発熱も消失し,IL-6と発熱はきわめて良く相関する.術後の生体反応の評価はIL-6が最も鋭敏といわれる。
・ 手術侵襲早期にACTH,ADHの分泌は亢進する。
・ 敗血症性ショック早期では心拍出量が増加し、血管抵抗は減少する・・・最初,動脈や細動脈の拡張が起き,末梢動脈抵抗が減少し,心拍数が増えて駆出率が減少しても心拍出量は正常または増加する。その後,心拍出量が減少し,末梢抵抗が増加することがある。
・ 出血性ショックでは全身の血管抵抗は増加する。・・・循環血液量の不足により血圧が低下すると交感神経系の興奮により心拍出量増大・抹消血管抵抗の増大が生じるとともに、ADHなどのストレスホルモンが分泌され、水分保持による循環血液量の維持がはかられる。
・ 心タンポナーデでは中心静脈圧・肺動脈楔入圧が上昇する・・・PCWPが増加する病態としては左房への流入血液量が増加する病態、具体的には僧帽弁閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、心室中隔欠損症、動脈管開存症などがあげられる
・ 心原性ショックでは中心静脈圧が上昇する。

▼小児外科
【腹壁破裂】
・ 多くは臍帯(臍の緒)の右側の腹壁の欠損孔から腸管などが脱出しているもので、出生直後の緊急手術により臓器を腹腔内に戻す。
・ 臍帯は正常
・ 腹壁破裂では合併奇形は比較的少ない
・ 胎生5~8週または8週以降(大部分は8週以降)の腹壁形成過程で生じる臍の右側部の脆弱部位が破れて生じる
【食道閉鎖】
・ Gross C型では、 唾液の誤嚥(ごえん)、気管食道瘻による肺炎、腹部膨満が問題
・ 複雑心奇形や染色体異常症などの合併奇形が約30%で認められる
・ GrossC型は上部食道 が閉鎖し下部食道と気管の間に交通
【胆道閉鎖症】
・ 母乳栄養児、正常出生体重児、女児に多い傾向がある。
・ Kasai手術・・・肝門部空腸吻合術
・ 胆道閉鎖症に対して肝門部腸吻合術(葛西法)を施行した患者のうち70%から80%が、 最終的に肝移植を必要とするか、症状の進行によって死亡する
・ 手術を実施するには生後60日以内が望ましい
【Hirschprung病】
・ 男児に多い
・ caliber change・・・病変部が狭小腸管として描出、移行部を経て口側の正常腸管が拡張部として描出される。この口径の変化(caliber change)が本症に特徴的な所見
・ 直腸粘膜生検/直腸全層生検生検・・・歯状線よりも2cm以上口側でなければならない。
・ Swenson 手術・・・ヒルシュスプルング病の根治手術として初めて行われた方法で, 無神経節腸管を切除し,その上下を端々吻合して正常腸管で置換する
・ 根治手術は6ヶ月以降に行う
【鎖肛】
・ 男児は中間位、高位が多く、女児は低位が多い

【肥厚性幽門狭窄症】
・ 男女比は4-5:1、男児では第1子に多い
・ 手術は、腹腔鏡下幽門筋切開術, 幽門筋切開術(Ramstedt手術)
・ 低Cl性アルカローシスを呈し、代償性にPC02は増加傾向を示す。さらに病態が増悪すると逆にアシドーシスを生じる
・ 薬物療法・・・硫酸アトロピン静注療法
・ 嘔吐は非胆汁性嘔吐
・ string sign:肥厚性幽門狭窄症のX線造影検査所見の1つであり、肥厚した幽門筋により圧迫された線状で細い幽門管を示している。

【腸回転異常】
・ 新生児期に上部消化管閉塞症状をきたすことが多い。
・ 確定診断には、上部消化管造影検査
・ 手術・・・Ladd 手術(開腹し捻転した腸管を一塊として腹腔外へ出し、用手的に捻転を反時計回り. に解除する。その後 Ladd 靭帯を切離し、狭小化している腸間膜根部を広げる術式)
・ double bubble sign・・・十二指腸の球部より遠位で完全な閉塞があると十二指腸球部が拡張し胃と同じくらいの大きさになると単純X線写真上二つの巨大な風船があるように見える。
【食道アカラシア】
・Heller-Dor法・・・食道アカラシアに対する鏡視下手術
【胃穿孔】
・ saddle bag sign:横隔膜下の遊離ガス像と腹水の鏡面像で、腹腔内臓器が中央に寄せられた所見がみられる。
【腸重積】
・ 蟹の爪状陰影あるいは coil spring sign
・ 小児腸重積の三主徴は腹痛、嘔吐,血便
・ ほとんどは原因不明
・ 3ヶ月~2歳に好発
【輪状膵】
・症状のある者には十二指腸空腸吻合などのバイパス術
【完全大血管転位】
・ 心室中隔欠損を合併していないものでは、生直後からチアノ-ゼを認め以後進行する。
・ 心室中隔欠損を合併しているものでは、チアノ-ゼは軽度
・ 心室中隔欠損では肺血流量は増加する。
・ Jatene(ジャテーン) 手術が第一選択
・ Mustard手術やRastelli(ラステリー)手術もある
【ファロー四徴症】
・ Fontan 手術
・ 右室と左室 と大動脈の収縮期圧は等しくなる
・ ブラジルやアルゼンチンではフォンタン手術のことをその医師の名前をとって「 Kreutzer手術」とか「Fontan-Kreutzer手術」と言っている
【左心低形成症候群】
・ Norwood 手術・・・第一期の手術方法
【新生児緊急症例】
① 大動脈縮窄症②大動脈弓離断症③重症先天性大動脈弁狭窄④左心低形成症候群⑤総肺静脈還流異常症⑥完全大血管転位症
【ソケイヘルニア】
・ 卵巣は非還納性
・ 腹壁ヘルニアの多くは腹壁瘢痕ヘルニア
・ 腹壁瘢痕ヘルニアはまれに嵌頓
【横隔膜ヘルニア】
・ Bochdalek孔ヘルニア(後外側部欠損)・・・ 頻度も重症度も高く、臨床的意義が大きい
【神経芽腫】
・ マススクリーニングは2004年4月から中止
・ 一歳を過ぎて発見される腫瘍・・・治りにくい
・ Stage1・・・切除
【肝芽種】
・ 発生頻度・・・30-40人/年
・ 低出生体重児に発生しやすい
・ AFPの著明な上昇
【腎芽腫(ウィルムス腫瘍)】
・ 肺転移する。
【仙尾部奇形種】
・ 大部分は出生時に発見される(成熟2か月以降では悪性の頻度が高くなる)
・ 女児に好発
▼ 腹腔内
【消化管吻合】
・糸は加水分解して数週間後には溶ける吸収糸が使われる
【腹腔鏡下手術】
・ 気腹圧は通常8-10mmHg、CO2を用いる。
・ 気腹法では鉗子の出し入れに伴うガス漏れのため視野が悪くなることがある。吊上げ法ではそのようなことが無い。
・ 適応外・・・①広範な腹部手術既往(著明な癒着では腹腔鏡を入れられない) ②全身麻酔不能(心肺機能不良症例) ③出血傾向(ITPでは術後に急速に改善するので問題としない) ④進行癌疾患で郭清手術を必要とするもの
【逆流性食道炎】
・ Nissen手術・・・食道を胃で全周性に巻き付ける方法
・ Toupet手術・・・食道の後ろを中心に約2/3周巻き付ける方法
【十二指腸憩室】
・ レンメル症候群・・・憩室が胆管を圧迫することによって起こる閉塞性黄疸
【イレウス】
・ 絞扼性は緊急開腹する
・ 麻痺性イレウスでは保存的治療が第一選択となる。軽度であれば絶食や輸液のみで軽快するが、腸管拡張が高度であれば経鼻胃管で逆流した腸内容を吸引したり、イレウス管で腸閉塞部を拡張したりする
【腸軸捻転】
・S状結腸・・・解剖学的に腸間膜が長く、可動性良好で、容易に回転可能なので軸捻転が起こりやすい。
【食道癌】
・ 上縦隔リンパ節、頸部リンパ節、腹部リンパ節を廓清する。上縦隔リンパ節廓清の際に反回神経を傷付けると嗄声を生じる。
・ 術後合併症としては、嗄声・縫合不全・肺炎
・ 胃管や結腸を再建臓器として用いる
・ 再建経路は胸壁前が最短距離
・ 胸骨後再建・・・ 縫合不全の危険性が少ない。
・ 内視鏡的切除・・・粘膜内にとどまり、リンパ節転移が無いもの
・ 食道粘表皮癌は切除対象
・ 肺静脈に直接浸潤しやすい
・ 危険因子
① 喫煙
② 飲酒
③ ヒトパピローマウイルス感染症を患っている人
④ 頭頸部癌の既往がある人
⑤ 食道周囲の器官の癌で放射線療法を受けている人
【胃癌】
・ Billroth-Ⅰ法・・・幽門側胃切除後再建法
・ 左開胸開腹胃全摘術・・・食道下部に浸潤した胃癌に対して
・ 早期でも胃全摘することがある
・ 胃全摘後、長期生存でビタミンB12(以下B12) 欠乏を伴う大球性貧血
・ 逆流性食道炎・・・胃を全摘出した場合は胃液の逆流はないが胆汁や膵液の逆流が問題となる。
・ 分類・・・0型:表在型。1型:腫瘍型。2型:限局潰瘍型。3型:浸潤型。4型:び慢浸潤型。5型: 特殊型。 0型は早期癌に属し、1~4型はそれぞれ胃癌のBorrmann1~4型に相当する
・ 横行結腸浸潤を伴う胃癌・・・胃全摘,横行結腸合併切除ができる。
・ 胃切除後吻合部潰瘍・・・吻合部肛側におこる
・ 胃癌定型手術・・・胃2/3以上切除+D2リンパ節郭清
【大腸癌】
・ 術後のCEA上昇・・・肺・局所再発
・ 潰瘍限局型が大部分
・ 低位前方切除術・・・2重に自動吻合器を使うこと(Double Stapling Technique)で、肛門のすぐ近くでも腸をつなぐことができるようになったため、この手術は急速に増えてきた。
・ できる限り肛門の排便機能を残すような手術法がある。
・ 肛門に近い直腸癌や肛門に癌ができた場合は、癌を切除しきるために肛門を含めた直腸の切除手術を行う必要がある。
・ イレウス例は一般に左側結腸ことにS状結腸に多い
【膵炎】
・ sentinel loop sign
・ 流行性耳下腺炎やインスリノーマが急性膵炎を引き起こすことがある。
・ 副甲状腺機能亢進症や高脂血症は慢性膵炎の稀な原因
【閉塞性黄疸】
・ 胆管炎,胆嚢炎. などでは緊急にドレナージや手術などの処置が必要
・ クールヴォアズィエ徴候(Courvoisier徴候)・・・無痛性に腫大した胆嚢を触知する事。原因は膵臓癌(膵頭部)、胆嚢癌などの悪性腫瘍、胆石による胆管の閉塞など。
【胆癌】
・ 60-70代の女性に多い。
・ 胆嚢癌・・・粘膜下層、筋層にとどまる癌、およびRAS(Rokitansky-Aschoff sinus)内の上皮内癌は、切除後の予後が良好なことから早期癌と定義される。
・ 漿膜層を破っている癌は進行癌と定義される。
・ 膵胆管合流異常・・・胆癌合併ハイリスク
・ 胆石合併例は50~80%
【十二指腸乳頭部癌】
・ 低緊張性十二指腸造影・・・診断に有効な検査
・ Courvoisier(クールヴォアズィエ)徴候あり
・ 標準術式は依然として膵頭十二指腸切除術
【膵癌】
・主膵管 :Wirsung管、 副膵管 : Santorini管
・ 頻度:頭部>体尾部>全体
・ 耐糖能の異常が半数以上に見られる
・ 瘤形成性膵炎(tumor-forming pancreatitis: TFP)は各種画像診断を用いても膵癌との鑑別が困難なことが多い
・ 膵頭部癌は、動脈浸潤例は切除適応外とする意見が多い。膵背側浸潤が激しい症例も切除の適応がない
・ Courvoisier(クールヴォアズィエ)徴候・・・膵頭部癌
・ 膵頭後面リンパ節・・・膵頭部癌のリンパ節転移で高頻度
・ 門脈合併切除・・・門脈浸潤が疑われるor門脈浸潤陽性例に対して行う場合が多い
・ 門脈を膵臓の一部と考えて根治性向上を目的として予防的に行う場合がある。
・ 門脈浸潤の疑われるor門脈浸潤陽性例に対する場合は,少なくとも動脈浸潤を伴わず,切除断端・剥離面における癌浸潤を陰性にできれば,門脈合併切除により長期生存例の得られることがあると考えられる。
【肝】
・ Cantlie's line. は. inferior vena cava(下大静脈)とcystic fossa(胆嚢窩)を結ぶ線で、この線でだいたい機能的な左葉と右葉が分けられる。
・ PT(プロトロンビン時間)・・・外因系凝固反応
・ 門脈圧の正常値は100~150mmH2O(100mmH2O=7.35556mmHg)
・ カルチノイド肝転移・・・切除
・ 肝細胞癌・・・腫瘍の破裂や出血による突然の腹痛やショック(極度の低血圧)が、最初の症状となる場合もある
【原発性硬化性胆管炎】
・ 発症年齢は若者層と中年層に見られ、女性より男性に多く認められる
・ 短期予後予測にはMayo Risk Scoreが用いられる
・ ラミブジン・・・B型慢性肝炎を著明に改善する薬として登場した
【脾摘適応疾患】
① 特発性血小板減少性紫斑病
② 遺伝性球状赤血球症
③ 再生不良性貧血
④ 有毛細胞白血病
⑤ 骨髄線維症
⑥ 特発性自己免疫性溶血性貧血
【上腸間膜動脈閉塞】
・小腸全部と横行結腸までの結腸が虚血に陥る
【傍神経節腫】
・パラガングリオーマ(傍神経節腫;paraganglioma)は副腎外褐色細胞腫とも呼ばれ, カテコールアミン(CA)を産生する機能性腫瘍であることも多い
▼ 胸腔内
【人工心肺】
・輸血が必要・・・人工心肺の回路を満たすのにある一定の量の液体が必要になり、患者の血液は薄まる。限度を超えないようにするためには、どうしても輸血が必要になる。
【気胸】
・ 動脈ガス塞栓(=空気塞栓)を合併する場合は高気圧酸素治療を必要とする。
・ 自然気胸は皮下気腫合併がある。
【急性縦隔炎】
・ 化学療法が採用される。( 広域抗生物質の投与)・・・嫌気性菌と好気性菌の両方が 混在しているため。
・ 洗浄や頸胸郭ドレナージなども実施される。
・ 食事は禁止されるため静脈栄養となる。
・ 急速進行性疾患であり、早期治療が重要。
・ 遅れると見通しも悪く、重症化しやすい傾向にある。
【降下性壊死性縦隔炎】
・ 早期に適切な治療が施されないと致命的となる
・ 原因は歯槽膿漏、嫌気性菌
・ 抗生剤と縦隔内ドレナージが必要
・ X線で縦隔内ニボー、縦隔陰影拡大
【肺癌】
・ 石灰化を伴う結節が見られることがある。
・ パンコースト腫瘍も拡大手術で切除することがある。
・ 星状神経節の障害・・・ホルネル症候群(眼瞼下垂とか)
・ 胸腔鏡下肺葉切除や胸腔鏡下区域切除は最近、早期肺癌に試みられて良好な成績を収めている
・ 標準術式・・・肺葉切除+D2リンパ節郭清
・ 開胸術・・・①後側方切開(50cm)②前腋窩切開(20cm)③側方切開(10cm)
・ 機.能的肺切除基準・・・残存予測%肺活量≧40%,残存予測 1秒量≧800 ml

【肺化膿症】
・ 初期のX線所見は、区域性ないしは大葉性肺炎像のびまん性浸潤陰影。
・ 進行すると空洞、ニボーを認める。
【胸腺腫】
・ 合併症・・・重症筋無力症(合併率20-30%)、低ガンマグロブリン血症、赤芽球ろう
・ 正岡分類・・・臨床病期分類
・ 重症筋無力症の臨床的分類=Osserman分類
・ 重症筋無力症で、患者間の抗体価の大小は,重症度とは相関しないが,それぞれの患者の抗体価の増減は,病状の程度と平行して推移する
【心膜嚢胞,心膜嚢腫】
・ 心横隔膜角 cardiophrenic angle が好発部位となる。
・ 胸腺上皮由来

【縦隔内悪性リンパ腫】
・ 放射線療法、化学療法が原則(消化管の悪性リンパ腫は切除が第一選択)

【開胸肺手術後合併症】
・ 早期・・・無気肺、皮下気腫、出血、肺炎、肺梗塞
・ 中期・・・気管支瘻、感染、膿胸、乳び
・ 晩期・・・遅発性気管支瘻、膿胸

【弁膜症に伴う心房細動】
・ メイズ(maze)手術・・・心房細動を治す手術で、心房細動合併例では弁膜症の手術と同時に行うかを検討する必要がある。この手術で心房細動が治る可能性は70~80%ぐらい。手術時間が長くなるので高齢者や弁膜症自体の手術リスクの高い方では、適応は慎重に決定すべき。
・ 弁形成や生体弁による弁置換を行っても、心房細動が残存すればワーファリン内服が推奨される。
・ 心房細動時、動悸を感じることがある。
【心停止下手術】
・ Bentall手術・・・大動脈遮断後に大動脈を斜切開し大動脈瘤壁を左右に展開し、心筋保護を行う。心筋保護は、順行性と逆行性灌流法を併用する。
【弁膜症】
・ 生体弁は主に70歳以上の高齢者の大動脈弁置換術に使用される。
【解離性大動脈瘤】
・ 解離が上行大動脈であれば前胸部痛
・ 下行大動脈であれば背部痛
・ 解離が伸展すれば痛みも移行する。
【狭心症】
・ 発作時に前胸部痛をきたす。
・ CABGの適応・・・左主幹部病変や重症3枝病変、PTCA後の再狭窄等。85歳をこえる超高齢者・胆癌患者・高度脳血管障害合併例・早期に二期的手術の必要な症例・技術的に心停止下手術に比しても問題のない症例などで、現在で約2-3割の手術がOPCABで施行されている。
▼ 四肢末梢
【閉塞性動脈硬化症】
・ ABI:Ankle Brachial Pressure Index(足関節上腕血圧比)・・・血管のつまり具合がわかる。これは動脈硬化の程度を測定する検査のひとつ。
・ 頚部内頚動脈狭窄病変に対してバルーン閉塞テスト(マタステスト)
・ Leriche症候群・・・両側総外腸骨動脈の完全閉塞を伴う
【静脈瘤】
・ストリッピング手術・・・古くより最も広く行われている静脈瘤の確実な治療法
【大腿ヘルニア】
・ 右に多い
・ 大腿動脈の内側
・ 大腿管が短く且つ強固なため嵌頓しやすい。
【閉鎖孔ヘルニア】
・ 男女比は 1:20~25 と圧倒的に女性に多い
【二次性副甲状腺機能亢進症】
・ 高リン血症 、低カルシウム血症
・ 骨痛、筋力低下、皮膚掻痒感
・ 二次性副甲状腺機能亢進症に対する外科手術では、残存腺の再発が高頻度に認められるため、副甲状腺全摘術および自家移植(PTx+T)が標準術式として行われている