4回生 副将/OFリーダー 相宮拓人#14
平素より、龍谷大学男子ラクロス部を応援してくださっているOBOGの方々、そして日々携わってくださったコーチの皆様、いつも応援してくれている家族や友達の皆様、私たちラクロス部への多大なるご支援、ご声援、誠にありがとうございます。

何を書こうか考えたとき、真っ先に思いついたのは反省文でした。今年こそは心機一転して頑張ろうと思ったけど、結局、最後まで自分を変えることはできなかった。4年間のラクロス人生で唯一悔やむとしたら、自分を変えられなかったことです。こんな自分と最後まで一緒に戦ってくれたみんなに心から感謝しています。本当にありがとう。
話は変わりまして、、
リーグ戦ブログにいろんなことを書き過ぎたので、ここではいろんな人にメッセージを残したいと思います。長くなってしまいますが、お付き合いください。
OBOGの方々へ。
昨年の入れ替え戦に敗退し、悔しくて、先輩たちの想いを胸に戦いたいということから、今年のスローガンとして”Revenge”を掲げ、1年間頑張ってきました。
リーグ戦では大一番の試合であった、大阪公立大学に敗退し、不安な気持ちにさせてしまったと思います。実際のところ、チーム内にも不穏な空気が流れていました。
ですが、主将の宝溝が心を鬼にして当時のチームに対する想いを赤裸々に語ってくれて、チーム全体に喝が入りました。
それからの1ヶ月は言うまでもなく、一人ひとりが自身の課題に取り組み、OFはショットを打ちまくり、DFはミーティングを重ね、全体では光生さんの提案により1on1振り子をやりまくり、GBをとことん極めました。
そして、入れ替え戦当日。
チームのボルテージは最高潮で気負いしすぎず、純粋に試合を楽しもうというポジティブな雰囲気だったと自分は思いました。
OFはシュートが入り得点を重ね、DFは相手をシャットアウトし、GBは文句なしに僕らがいただき、5対3という結果で勝利することができました。
2部昇格です。”Revenge”を果たすことができました。
しばらく暗かった龍谷大学ラクロス部に光を灯すことができました。
これからも龍谷大学ラクロス部の躍進は続きます。自分もOBという立場になりますが、今後も龍谷大学ラクロス部の応援をよろしくお願いします。
コーチの方々へ。
3年間、大変お世話になりました。自分が2回生の頃からコーチという形でチームに携わっていただき、3年間という長い期間を一緒に過ごせたこと、一緒に戦えたことはこの上ない喜びです。
忙しいのにも関わらず、土日の練習や遠征、加えて平日の練習にまできていただいて、常に熱く、的確な指導やアドバイスをくださいました。口は悪くなってしまいますが、いい意味でこの人たちエグすぎる。といつも思っていました。
本当に感謝しかありません。
最後の最後に、勝利。2部昇格。
という形でコーチの皆さんに恩返しができていたら幸いです。
ラクロスをやり切れたのも、入れ替え戦に勝ち切れたのも、コーチの皆さんのおかげと言っても過言ではありません。むしろそうだと思います。みなさんと一緒にラクロス人生を歩むことができて、本当に良かったです。
ともきさんへ。
最後まで僕という人間を見捨てずに、最後まで声をかけていただき本当にありがとうございました。最後まで自分を変え切れなかったことを情けなく思い、心底悔やんでいます。本当です。次お会いする時までに、見違えるほどの人間になれるよう努めます。本当です。ともきさん、大好きです。
本当にありがとうございました。
1回生へ。
ウィンターが終わってからは、上回生チームの一番下の代として本格的に始動していくと思います。これまでの1回生練とはレベルも違えば、緊張感も違うと思います。練習で上手くいかなくて挫けてしまう時があるかもしれない。けど、どうかその逆境を楽しんで欲しい。
僕、私はもうダメだと思うんじゃなくて「おもろいやん、やってやるよ」っていうマインドで頑張って欲しい。そうすれば、知らんうちに次のステップを踏めるはずです。
それでも無理やったらブラザーや同期に相談して、たまには下を向いてもいいから、やっていこう。
1回生のみんなは例年より遥かにラクロスが上手くて、1回生チームとして成り立っていると思う。その裏付けにサマーはベスト4まで勝ち進んだし、練習試合でもあらゆるチームを粉砕してきた。そんなみんな一人ひとりには、誰も知り得ない可能性があることを忘れないで欲しい。自分がいつ活躍するかなんてわからないんだから、いつその瞬間が来てもいいように、なんならその瞬間を引き寄せるぐらい努力して、ユースでも関西制覇でも結果で見せてくれ。楽しみにしています。
みんなにひとつだけ覚えて欲しいことがあります。それは、何があろうと寝坊をしないこと。シャレになりません。
ラクロス部に入ってくれてありがとう。おかげでいい1年を過ごせました。
2回生へ。
みんなには一番迷惑をかけました。練習グラウンドを間違えた失態は昨日のように覚えています。本当にごめんなさい。
それでも自分のことを慕ってくれて、ご飯も付いて来てくれて、本当に楽しい時間を過ごしました。楽しい思い出をどうもありがとう。
みんなには入れ替え戦で勝つという重荷を背負わせてしまった。他大の2回生では考えられない程のプレッシャーを感じていたと思う。それでも最後まで走り切って、共に戦ってくれたことを誇りに思っています。あんなに幼かったみんなからは想像もできない姿が見れて嬉しかった。
来年は今年よりもポジション争いが激しくなって、苦しい時期が来るかもしれない。自分がそうで、2回生の冬季が1番苦しかった。技術も追いつかない、思うようにプレーができない、何をしたらいいかわからない、そんな瞬間がきっと来てしまう。そんな時は俺の顔を思い出してね!”拓人さんかっこよかったなー。”って!
まぁ、事実だけど冗談で、一回立ち止まって深呼吸しよう。泣きたかったら泣けばいいし、怒りたかったら上手に解消したらいい。心を落ち着けて、何をすべきなのかをひとつずつ考えて解決していく。全てやるなんて不可能に近いから、小さいことから一つひとつ解決していくと自ずと道が見えてくるはず。
みんなのことを一番期待しています。自分はOBになるけど、ご飯も行くしお話もするし、何かあったらすぐ連絡してね。駆けつけます。これからも頑張ってね。応援しています。
3回生へ。
今まで本当にありがとう。4回生が少ないばかりに、大きな負担をかけてしまい申し訳ない。みんながいてくれたからこのチームは成り立っていたし、勝ち切ることができた。いてくれなかったらどんなことになっていただろう。想像もしたくありません。
みんなとは本当に長い時間を共にして来ました。そのためか、3回生は特に兄弟のように感じています。口を開けば、ジュース飲みたい、飯行きたい、いいんすか?とかばっかで財布にされたり、、、。
いっぱい行きました。おかげで財布の中身は空っぽです。だけど、その一回一回が本当に楽しくて、ついつい連れて行きたくなってしまいます。そんな反面、自分が迷ったときには、手を引いて教えてくれたり、一緒に歩んでくれました。本当に感謝しています。
これからの1年間は本当に早い。あっという間に冬季が終わり春が来て、新歓をしたと思ったら夏が来て、気づいた時には最終戦が来ている。そんな1年になってしまうと思います。その長いようで短い、そんな限られた時間の中で、自分たちがするべきことを明確にして過ごして欲しいと思います。要するに“誰にも負けない武器を作る“ということ。俺は見つけるのに時間がかかってしまったが、最後の最後はその武器で戦えた。必ずここぞという場面が来るからその瞬間が来るまで、その武器をこれでもかってぐらい磨き続けてください。みんなだけが頼りだよ。選手も、スタッフも、最後の要として文句ないほどに努力して欲しいと思います。
いつまでもどこまでも貪欲に、そして誰よりも逞しく、チームを引っ張っていってください。心より応援しています。がんばれ。
同期へ。
2部昇格して、一番ホッとしているのは俺たちだと思います。なんかそんな感じがする、気がする。なんだかんだで、楽しいラクロス人生を歩むことができました。
これから全く別の道に進むことになると思うけど、同じチームでプレーしたことには変わりないし、また集まれるとこがあるのは安心します。
凸凹な3人だったけど、この3人でよかったと今では思っています。前にも言ったかもしれないけど、口数は少ないけど心はどこか通じてるところがあるように感じています。もう一緒にいれないのが少し寂しいようには思えますが、お互いに頑張っていきましょう。
4年間、本当にありがとう。かけがえのない同期です。
回生飯早く済ませよう。
げんへ。
14番を引き継いでくれてありがとう。引き継いでくれる人がいることも、それがげんだというのも思ってもいませんでした。こんなに嬉しいことはないよ。
げんなりのラクロスを見つけて、14番のユニフォームを着て、試合で大暴れしている姿を見るのを楽しみにしています。応援しているよ。
自分は本当に恵まれた環境の中でラクロスができたと思います。最高のコーチに出会い、憧れる先輩に教えてもらい、可愛い後輩もいて、変わり者の同期もいる。こんなに楽しい思いは他では味わえません。自分と付き合ってくださった皆様へ感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
最後になりますが、自分は誰かに影響を与えられる存在になることを卒部する時の姿として掲げていました。少しながらなることができたと自負しております。いかがでしょうか。
これにて、私、相宮拓人の龍谷大学ラクロス部としての幕を下ろします。
誠にありがとうございました。

