
「御霊水」と呼ばれる水を、空間から出現させることで評判になった。1863年山形生まれの超人。
【長南年恵の超人的エピソード】
・20歳の頃から水以外はほとんど食事を摂らなくなり、その後約20年間もの間不食を続けた。
・空間から「御霊水」と呼ばれる水など、様々なものを出現させた。
・無教養であったにもかかわらず、帰神(神懸り)状態になると見事な書や画を表した。
年恵が持つ不思議な力は絶食状態が極まる程に高まり、
年恵が数分間祈願すると数十本もある封をした空の瓶に
一瞬のうちに水が出現し、
またその瓶に出現した御霊水と呼ばれた水は、
それを飲むと病気の治癒に大変な効能があり、
その評判を聞きつけて当時は全国各地から
その神水を求める人が殺到したという。
やがて年恵の評判は世間に知れ渡ることとなり、
新聞には年恵の行う奇跡を疑う記事が載り始め、
明治28年年恵は「神水を用いて医師の資格なしに
病気治療と称するを行為を行った」という
詐欺行為の疑惑で逮捕され、
60日間の勾留をさせられることになる。
その後2度逮捕拘置され、
遂に明治33年12月12日の拘置の時に、
神戸地方裁判所で裁判にかけられることになり、
裁判長が自らの手で密封し封印した空き瓶を年恵に渡し、
「この空き瓶に神水を満たすことが出来ますか…」
と聞かれ、それに対して年恵は「出来ます」と答える。
実験の前に年恵は身体を厳重に調べられ別室に入り、
そして別室に入ってわずか2分後に出てきた年恵の手には、
すでに神水で満たされた瓶があったという。
瓶を手にした裁判長は、
その瓶が間違いなく自分で密封した
ものであることを確認し、
何がなんだか分からないがとにかく、
年恵が不可思議な力を持ってることを
認めざるえなくなり、
結局年恵は「無罪」を言い渡される。
当時の記録には、
「5分も経たず霊水を持って現れたのは、
とにかく不思議である。」
と記されており、
またこれは史上初めて裁判という国家公認の場で、
“不可思議な力が認められる”
という前代未聞の出来事であったといえる。
明治33年12月12日にあった、
この「超能力裁判」とも言える出来事は、
現在も神戸地方裁判所に記録が残っており、
また同月14日の大阪毎日新聞にも
その裁判に関する記事が掲載されたということです。
“空間から神水を空の瓶に出現させる”という
長南年恵が顕した奇跡は、超心理学の世界では
「アポーツ(物品引き寄せ)」と呼ばれている力で、
「テレポーテーション(瞬間移動)」の一種と言われています。
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